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第1部 創価学会
総工費170億円かけて新・総本部ビル完成、そして…
普通に暮らしていればあまり意識することのない巨大宗教団体。だが、政治・経済・文化と密接に関わり、大きな影響力を及ぼしている。後継問題からおカネの話まで、宗教を見れば、現代社会のカタチが見えてくる。
「創価王国」—。そうとしか言いようのない空間が、東京・新宿区のJR信濃町駅周辺に広がっている。何棟もの創価学会の教団施設がそびえ、赤・黄・青の三色旗を掲げた土産物店が軒を並べる。
本誌記者が訪れたある日曜日の午後、通りは大勢の学会員で賑わっていた。小さな公園には大学生と思しき若い男女が30人ほど集まり、信仰を同じくする者同士、楽しそうに談笑している。学会婦人部であろう妙齢の女性たちは三々五々、「接遇センター」(礼拝施設)を目指し、教団施設を見上げながら歩いていく。駅にほど近い土産物屋「博文栄光堂」では、礼拝を終えたのか、若い母親がライオンをかたどった"ゆるキャラ"「しなのん」のグッズを手に取って微笑んでいた。
公称827万世帯の会員数を擁し、与党・公明党の支持母体でもある創価学会。日本一の宗教団体の"門前町"は、学会員にとって心地良い空間であることは間違いない。
だが"部外者"にとって、信濃町はひどくよそよそしい場所だ。別の日、記者が教団の建物を確かめながら公道を歩いていると、「何かお探しですか」と、スーツ姿の男性が声をかけてきた。片方の耳にイヤホンをつけている。誰かと交信をしているのだろうか。こちらが「監視の方ですか」と問うと、慌てて、「ちょうど(警備の)交代の時ですから(声をかけただけ)」と偶然を装った。さらに歩くと、記者が行く先々に、インカムをつけた男が運転する軽自動車や自転車が現れ、こちらの様子を窺う。辻々には全方位を撮影できる監視カメラが設置されている。
そんな「創価王国」の中心で、急ピッチで建設が進んでいる建物がある。「創価学会総本部」だ。鉄骨鉄筋コンクリート造で、地上7階、地下3階、敷地面積4814m2、建物の延べ面積1万8769m2。学会が東京都に提出した建築計画概要書によると、主要用途は「礼拝所」となっている。文字通り、学会の中枢となる"総本山"である。
建築を請け負うのは、大手ゼネコンのジョイント・ベンチャーで、大成建設、大林組、鹿島建設、清水建設、竹中工務店の5社が名を連ねる。今年11月18日の学会創立記念日に落成する予定だ。ただ、工事は遅れ気味だという。
「日曜日は工事をしない約束だったのに、行わせてほしいと申し入れがあった。創立記念日に間に合わなかったらコトだから、焦っているようだ」(地元の商店主)
創価学会広報室に問い合わせると、工事費は公表していないというので、大手デベロッパー関係者に総工費を試算してもらった。
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http://gendai.ismedia.jp/articles/-/36455
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