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インチキジャーナリストの手法は特に目新しいものではなく、遥か人類の起源まで遡ることができるほどに陳腐である。
ところが、インチキに騙されること自体をDNAに刷り込むことが出来ない人類は、先々で同じ手口で人を陥れる人間が現れると分かっていても、騙される。
性欲、食欲、睡眠欲のような本能に根ざしたものであれば、数千万年の時の中でDNAに記憶されるということは研究結果から明らかである。例えば蛇や蜘蛛を見ると凍りつくような私の場合は、過去、ニョロニョロしたものや8本足のあるものは危険だ!とDNAに刷り込まれているわけだ。勿論、平気だという人もいるだろうが、多くの人々は私と同様の反応を示すだろう。
一方、人間には智慧というありがたいものがあり、時代時代を懸命に生きながら、最良の選択で最善の人生を歩くことを選び、子孫を継いできた。
人は性善説か性悪説かは意見の分かれるところだが、私のように仏教哲学を信じる者は、人間は本能以外の価値観に基づいて、自ら思考し選択する唯一の生き物であると思っているので、人としてどうあるべきかを絶えず自分自身に問いかけることで、最良の人生の選択を行っている。それによって間違うことも苦しむこともあるが、悲喜こもごもだから人生は面白いので、「泣くが嫌さに笑い候」ということもあるだろう。
インチキジャーナリストの場合はどうか?
先ず、その目的は駄本を売り、売名が主である。そりゃ自称ジャーナリストだって生活があるだろうから、サラリーマン時代の日当1万円くらいは何かの手段で稼がなければいけない。何やら会社経営をしていると自称しているが、現在のようにネットに張り付いて意味不明なデマを四六時中流し続けている状況から考察すると、明らかに生活を駄本やエロDVDよりたちの悪いDVD販売に頼っている。株式会社は登記しているだけで法人税を取られるので、既に休眠状態にでもしているのだろう。
実際に会社経営をすると分かるが、実務や現場は社員に任せたとしても、イノシシ顔のようにネットに張り付く時間など到底、取れるものではない。現実的に不可能だ。まして、駄本の中身や地方巡業の中身を見ると、八面六臂、金毛九尾、ヤマタノオロチで幾つもの仕事を同時にこなすほどの才能は、このイノシシ顔の太鼓腹には無い。
もうあの年である。ハローワークに行ったところで、他に就職することも出来まいから、駄本とDVD販売に頼るしか、生活のアテは無いのだろう。コンサルタント料を頂けば、もう少しマシなマーケティングの手法をお教えしてもいいが、今のバタ臭いやり方がインチキジャーナリストらしくていいのかも知れない。
さて、インチキのインチキたる所以は、権威主義であることだ。
大阪では下手糞な英語で「ユダヤの皆さん。日本人と皆さんは兄弟なのです。何故ならあなた方の聖櫃の原点が日本の神輿だからです!」と逆なことを言ってみたり、「ワタシ、赤門ガユダヤデ、ニホンノ鳥居モアカイネ。ダカラ、ユダヤ人ハ日本人ガニテルネ」と、直訳すると何が何だか分からない言い方をしていたが、これなどは「我輩は日本語以外に英語が話せるのだ!」と言いたいだけなのだ。世界最高まみれでお腹一杯過ぎる独立党教信者の中には、同時通訳くらい出来るヤツがいてもいいと思うのだが、それではインチキジャーナリストのプライドが許さない。経営手腕では足元どころか遥か雲上人である大川隆法に遠く及ばないが、大川が英検1級レベルの語学力を有していることに嫉妬しているので、その向こうを張って、英語で話したいだけなのだ。
まして自分から「余の言葉は人々の心を動かす。余の言葉は神より与えられしものなり」などと、よくもまあ臆面も無く自画自賛するもんだ、恥ずかしくないのかな?と、思うのだが、信者の礼賛が教祖を教祖たる存在にしているのだろう。
911には「NYに赴くゆえ、そなたらも随行するが良い。さすれば情報感謝の四文字を与えよう」との御託宣があり、それを聴いた信者は失禁せんばかりに興奮したに違いない。
「いよいよネットでバカにされ続け、時には騙されてるんじゃないかな?と、疑いの目を向けた教祖が、世界デビューをなさるのだ!」
「今まで駄本販売だけを目的にしていると疑ったことをお許しください。どうかどうか、情報感謝の四文字をお与えください!」
「ジョウホウカーンシャ!ジョウホウカーンシャ!」
「マンチャーンガーンガレ!マンチャーンガーンガレ!」
「トレモーロース君!トレモーロース君!」
更に、船橋では元国会議員と参院選候補者をゲストに、聴衆から参加費を取るという国会議員のパー券より姑息でチンケな手口で、自らが出馬するための伏線を張っていた。
そもそも。これほど支援だナンだと騒ぐ割に、ただの一度も党首との面会は無い。
このことに疑念を挟まない信者も如何なものか・・・
普通なら数万とか数十万と大法螺を吹いているのだから、そのようなインチキ集団であろうと、一大勢力を有していると判断すれば、党首自ら会いに来る筈なのだが、元国会議員を人身御供として様子を伺っているとしか思えない。というか、勝手にやらせておけ、という感じだ。
この一事だけ見ても、この宗教団体の社会的評価は一目瞭然だ。
誇大広告と大法螺好きな教祖とその信者たちのサークル活動は、どう足掻いても社会に害悪は与えても、影響は皆無なのだが、自分達はそうは信じたくないのだろう。
自分自身の売名だけが目的のインチキジャーナリストらしくていいかも知れないが・・・
そのうち、信者の中から「ジョウホウカーンシャ!ジョウホウカーンシャ!」と叫びながら、開票作業を行っている場所に突撃する輩が出てくることも想像できる。
そうなったらなったで、新聞沙汰になって面白いな。
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