http://www.asyura2.com/13/cult11/msg/597.html
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「正面の敵を叩く力をつけるには、その前にまず味方のふりをした敵を叩いて、運動をまっすぐにしなければならない」
> 「正しい我々が運動全体のヘゲモニーを握らねばならない」
>
> こんな理路で仲間攻撃を始めて、しまいに運動を壊してしまう。
> これがヘゲモニー争いの帰結です。
> こういった傾向が、反原発運動にもぼちぼち見受けられます。
> それはとても悲しく残念なことです。
内ゲバばかりで嫌ですね。
JCAから
http://list.jca.apc.org/public/cml/2013-April/023736.html
[CML 023870] 反原連はまぎれもなく「権力の手先」Re: 首都圏反原発連合原発連合(反原連)と福島集団疎開裁判の会の「断絶」はなにゆえに生じたのか 〜他者を誹謗中傷してやまない田島直樹氏のCML上の投稿の問題性とも関連して
反原連が「権力の手先」であるというのは、誹謗中傷でもなんでもなく、事実です。
反原連の中心人物となっている野間易通は、これまで反原発運動をしてきたわけでもないのに、なぜか「運動」の中心にいます。
そして反原連は、「労組旗はダメだが日の丸はいい」という方針を出したり、機動隊車両に乗ってマイクで警察の支持に従うようよびかけたりしています。
これでも反原連が「権力の手先」でないわけがあるでしょうか?
野間易通がやっている「レイシストしばき隊」という別の運動でも、「右翼でも『反差別』ならOK」と言ってきました。それに野間易通は、国情院・公安警察・CIAのスパイである"RENK"を支持し、また自衛隊のイラク侵略を賛美する「黄色いハンカチ運動」を支持していた人物です。このような人物が公安のスパイでないわけがあるでしょうか?
森永和彦
2013/04/24 (Wed) 14:46, "higashimoto takashi" <higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp> wrote:
> さて、本メーリングリストの参加者でもある泥憲和さんが「神戸勤労会館で開かれた『これからの「脱原発」の話をしよう 池田香
> 代子×野間易通』に参加しました」(「市民社会フォーラム」ブログ 2013.04.23)という記事を書かれています。同記事は首都圏反
> 原発連合(反原連)と福島集団疎開裁判の会の「断絶」という重たい事実を紹介した上で、両組織はなにゆえに「断絶」するまで
> に到ったのか。その背景と理由を問うて重要な記事ですが、上記の田島直樹氏の主張に象徴される「他者を誹謗中傷して貶め
> る」主張は、結局奈辺にゆき着くのか。その批判としても有用、有効な記事ともなっているように思います。そういう意味でも、以
> 下ご紹介させていただこうと思います。
>
> ■神戸勤労会館で開かれた『これからの「脱原発」の話をしよう 池田香代子×野間易通』に参加しました(「市民社会フォーラム」
> ブログ 泥憲和 2013.04.23)
> http://civilesociety.jugem.jp/?eid=20856
>
> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
> 昨日、関金神戸支店前行動のあと、神戸勤労会館で開かれた『これからの「脱原発」の話をしよう 池田香代子×野間易通』に
> 参加しました。
> たくさんの示唆に富むお話を興味深く聞かせていただきました。
>
> 首都圏反原発連合の野田さんが語った中で驚いたのが、反原連が「福島集団疎開裁判の会」と関係を断った話でした。
>
> 原因は誹謗中傷だと野間さんは語りました。
> 反原連は反原発だけを共通目標にかかげています。
> 反原発派の中で意見が分かれている「がれき」や「疎開」については組織として意思表示せず、各自の判断に任せてきました。
> 疎開訴訟の人たちは、反原連のそういったスタイルに満足しなかったようです。
>
> 「疎開に賛同しない反原発運動はニセモノ」
> 「権力の手先」
>
> などという批判を、反原連に投げ掛け続けたそうです。
> 仲間に対してその態度はないだろうというのが、反原連の言い分です。
> 4ヶ月に及ぶ折衝でも溝が埋まらなかったとのこと。
> 結局、反原連が関係を断つ決断をしました。
> 残念に思いますが、この動きから学ぶものは多いのではないでしょうか。
>
> まず、いかに自分が正しいと信じていても、自分の見解を外に押し付けてはならない。
>
>
> 違う立場をも尊重するのは相手のためのみならず、自分のためでもあるからです。
> 独りよがりの視野狭窄に陥る危険を避けるためには、客観性を保持しなくてはなりません。
>
> つぎに、仲間に対する礼節を失ってはならない。
> 共闘しようと思うのなら「権力の手先」などと面罵すべきではないと思います。
> 疎開裁判の人たちは、自分が「権力の手先」認定した相手から関係断絶を告げられたことを、非難してはならないでしょう。
> 本当に「権力の手先」だと思うなら、そんな相手に共闘を求めるのは筋違いだからです。
>
> 聞いていて私は、運動のヘゲモニー争いの不毛性に思いが至りました。
> 反原連批判の中には、ヘゲモニー争いを動機とするものがあったと思います。
> 疎開裁判の人たちが必ずしもそうだというのではありませんが、反原発運動の中にヘゲモニー争いを持ち込むのは愚かで
> す。
>
> 反原発運動は、放射線が危険であるという認識をベースにしています。
> しかし、そこから始まって、放射線をなるべく危険に評価するのがより正しいかのような、いわば「放射線危ない競争」みたい
> な形に走ると、間違いになるでしょう。
>
> 「我々こそが放射線を最も徹底的に否定しているゆえに、我々こそが最も正しいのだ」
>
>
> 「正しい我々に同調しない◯◯は、放射線を容認しているのと変わらない」
> 「それは推進派と同じことである」
>
> こんな風に内部矛盾を自ら作り出して論争を引き起こすことで、結果的に運動に不団結を持ち込んで力を弱めているのに、
> 本人は自分が一番純粋で非妥協的かつ戦闘的でよくやっていると思い込んでいます。
> だからつぎには、正しい自分たちの主張が広がらないのは自分たちに原因があるのではなく、妨害者がいるからだと思い
> こむ人が現れます。
>
> 「明らかな敵は、誰にでも敵とわかる」
> 「許せないのは、まるで味方のような顔をして妨害する連中で、これこそが最も悪質なんだ」
> と言うのです。
> 「あいつらさえいなければ、我々の主張がもっとストレートに受け入れられるはずだ」
>
>
> 「正面の敵を叩く力をつけるには、その前にまず味方のふりをした敵を叩いて、運動をまっすぐにしなければならない」
> 「正しい我々が運動全体のヘゲモニーを握らねばならない」
>
> こんな理路で仲間攻撃を始めて、しまいに運動を壊してしまう。
> これがヘゲモニー争いの帰結です。
> こういった傾向が、反原発運動にもぼちぼち見受けられます。
> それはとても悲しく残念なことです。
>
> ともかく原発なくせという大枠が一致していれば、個別課題で意見が違って論争となることがあっても、少なくとも敵認定し
> たり妨害者よばわりしない、意見の違いは節度をもった対話で調整していくという運動のやり方を身につけなくては、「これ
> からの脱原発」の道は厳しいのではないかなと、いまそのように思っています。
> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
>
> 追記:上記の記事は田島直樹氏宛てに書いているものではなく、CML読者のみなさま宛てに書いているものだということを
> お断りしておきます。
>
>
> 東本高志@大分
> higashimoto.takashi at khaki.plala.or.jp
> http://mizukith.blog91.fc2.com/
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