http://www.asyura2.com/13/cult11/msg/524.html
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食品に含まれる放射性セシウムの新しい基準は食品からの被ばくを最大でも1ミリシーベルトに抑えることを前提に作られました・・・
閾値なし説にたっても、1ミリシーベルトの発がんリスクってどれくらいなんだろう?
1000ミリシーベルトで5%だから0.005%。
小さすぎて分からない・・・
基準値の食べ物食べても影響ないみたいです。
NHKかぶんブログから
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/600/115810.html
【解説】放射性物質の新しい基準はどの程度厳しいのか?
食品に含まれる放射性セシウムの基準が、新年度から1キログラム当たり100ベクレルなどと大幅に厳しくなりました・・というニュースをお伝えすると、「『厳しくなった』というが、海外に比べると甘いのではないか」といったご質問をいただきます。東電福島第一原発の事故後、1年あまりたって導入された新たな基準は果たしてどの程度厳しいのか、科学文化部・稲垣雄也記者が解説します。
【新しい基準の“根拠”は?】
食品に含まれる放射性セシウムの新しい基準は食品からの被ばくを最大でも1ミリシーベルトに抑えることを前提に作られました。福島第一原発の事故のあと、緊急時の対応として設けられた暫定基準値が上限とした被曝量が5ミリシーベルトですから、その5分の1です。
新しい基準では食品を4つの区分にわけました。
▼野菜や米などの「一般食品」と
▼子どもが飲む量が多い「牛乳」と、
▼摂取量が多い「飲料水」、
そして新たに▼大人よりも放射線の影響を受けやすいとされる乳児向けの区分を設けました。
そして食糧の自給率を考慮しながら、摂取する食品の半分が汚染されていたという想定で1年間の被ばくを年齢などで分けて試算したのです。
その結果、食べる量が最も多い13歳から18歳の男性は最大で年間0.8ミリシーベルトになる計算でした。
次いで多かったのが19歳以上の男性で0.78ミリシーベルト、
13歳から18歳の女性で0.68ミリシーベルトでした。
食べる量が少ない0歳から6歳の乳幼児では0.35ミリシーベルト前後になる計算でした。
【海外と比べると厳しいの?】
この新基準を海外の基準と比較すると、例えばアメリカとEUでは、いずれも食品一般でそれぞれ1200ベクレルと1250ベクレルとなっています。原子力事故などの当事国ではなく、流通する食品全体に占める汚染の割合を小さく見積もっているため(日本の50%に対し、アメリカは30%、EUは10%)、高い数値となっているのです。
一方、チェルノブイリ原発事故の影響を受けたベラルーシでは、
▽飲料水が10ベクレル、(日本と同じ)
▽パンが40ベクレル、(日本は一般食品なので100)
▽ジャガイモが80ベクレル、(同上。日本は一般食品なので100)
▽牛乳や乳製品が100ベクレル(日本は50)
など、食品ごとに基準が設けられています。
ちなみにベラルーシは、事故後、徐々に基準を厳しくして現在の数値になっているという経緯があります。
一方で、食品を通じて体内に取り込まれた放射性セシウムがその後どうなるかですが、全身の筋肉に散らばり、その後、およそ100日で半分、300日で90パーセント以上が体の外に排出されるということです。ただ、99パーセント以上排出されるまでには2年近くかかると考えられています。
科学文化部・稲垣雄也
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