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現在、一般相手に行われ市場に出ている情報商法の4大構成要素とは
1.金儲け(起業・投資のノウハウ)
2.能力開発(学業・職業におけるスキル向上)
3.健康(代用医学・ダイエット・若返り)
4.ゴシップ(芸能スクープ、オカルト、陰謀論)
こんなところだろうか。
ロバート・キヨサキに代表されるのが1で、苫米地英人がもっぱら売りにしているのが2で、美木良介が3の新旗手であるなら、4の老舗はさしづめ宇野正美だろうか。そして1−4を総括的かつ全面的に追求していたのは他でもないオウム真理教で、クリエイターでいうなら伊丹十三だろう。
相変わらず、しけったネタをやりくりしながらB層専用情報業者の末端にしがみつく池袋の粗大ごみリチャード・コシミズは最後の4にしかインチキの活路を見出せないできた。これまでにも情報商法の定石として3の健康がテーマにされたことはあるのだが、なにせコシミズ本人は年から年中、シナ人経営の大衆食堂でジャンクフードばかり食っては発泡酒で胃腸へ流し込むことを繰り返してきたのだから、なにを言っても説得力に欠いていたのだ。路上で昏倒して緊急治療を受けたときには「日々の暴飲暴食が原因」だと悪びれることもなく断言した通りである。しかし最近になって東北在住の党員が自家製造する無農薬米の全国直送販売を手助けすることで農業利潤のウマミに気付いたのだろうか、今度は「安全食材を農家から購買者へ流通させる配送システムの確立を独立党の力で援助しよう」などとわめきだした。
アメリカでは健康は買うものだ、という認識が強い。健康産業に目覚め積極的な自己投機を行うことが一つのステータスである。オーガニックのシェアは増加する一方だ。ベジタリアンに続いてぺスカタリアンを自称する健康食品消費者が増加し、彼らの多くもやはり有機食材だけを求める。オーガニックは、実に殆どのスーパーに入荷され、識別されている。いたるところでは朝市が開かれ近郊農家が街の住民に有機農作物を提供する。コシミズはいう。日本では農協が作物の自由な流通を妨げているため一般人が安全食品を入手するための制限がありすぎるのだ、と。そこで独自の情報システムをネットにたちあげ、地方の栽培業者が全国の消費者に農協を通さない形の直接取引ができるように働きかけようというのが、現在コシミズが生意気にも電波ブログ上で提案しているアイデアである。
これまでコシミズが58年の人生で思いついた一番ましな企画ではないだろうか。東京にはもともと不似合いなコシミズのあの無粋な農業顔がはじめて意味をもってきた。いままでの無駄なガセネタのたらい回しからはきっぱり足を洗い、余生を新生農業の発展の尽くすことがお前の天命ではないのか。テクノトレードなどと大笑いのハッタリをかましてきたお前に訪れた初めての実価値ある役目だと信じ邁進したまえ。ことはついでだからこの際、池袋をひきはらい福島東部あたりにRK独立ファームを建設して独立党員どもを全員租界させなさい。そして堆肥にまみれてキロ80円のハオハオ芋をこさえるんだ。それが世のため人のため、お前ら自身のためなんだぞ。
そう暖かい眼差しをコシミズに投げかけ慈愛でもって励まさんとした私であったが、コシミズの計画書を読み進め凍りついた。やはりコイツはなんにも考えていない、ネット中毒のゴロツキでしかなかった。
コシミズのいう「安心食材を提供できる農家」というのは、実になんの検閲も受けず、その信頼性を調査するすべがまるでないまま販売者登録を受ける全くの門外漢のことなのだ。コシミズのブログを通して自家栽培した作物のPRをするための唯一の資格とは信じがたいことに「独立党の会費を払う」ことだけなのである。すみずみ目を通したがそこにはそうとしか書いていない。つまりどこまで安心な農法で作られた食品だということは完全に売り手の言い分だけをもとにしているわけで、数千円程度の参加料さえ払えばどんな馬の骨であろうが極端な話インチキな悪徳業者であろうが審査なしに日々40万ヒットのコシミズマーケットを自由に利用できるということだ。そして販売者は党員による人気投票の結果次第では出品資格を失うこともあるという。つまり是非が決定されるこの段階におよんでも、その農作物の安全性を計測するための具体的手段はやはり一切論じられていない。健康だ安全だ以前の問題として先進国においてこんな商売の仕方はありえないだろう。基本的に信頼関係を前提とした親族や友人間のルールがまかり通るとでも思っているのか。
これでは農協のほうがマシであることはいうまでもない。ここまでいい加減な安全意識しか持てない輩が食の流通を取り扱うなど恐怖でさえある。食中毒や有害物質による被害がでて、「独立党の紹介で買いました」というニュースがかけめぐるのは時間の問題だ。
根っからの詐欺師コシミズはそういったシチュエーションだけは想定できたらしく、「なにが起こっても一切責任は持ちません」などと逃げ口上をうってはすでにバックレ体制に入っている。これだけを見ても自称貿易商コシミズが中国や韓国の取引先相手に今までどんな営業のしかたをしてきたかは勘ぐるまでもないことだ。ヒット・アンド・ランの繰り返し、大法螺&トンヅラの常習だったのだろう。
コシミズの生ゴミの中からは、今日もケンタッキー・フライド・チキンの容器に混ざって大量の中国産餃子と中国産春巻のパッケージが出てくる。もう僕ちゃんどうなってもいいんだって。
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