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サーチナから
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0627&f=national_0627_039.shtml
原発停止による電力不足で、大規模停電の懸念=韓国
毎年、電力需給危機が繰り返されている韓国だが、今年の夏は偽造部品など不祥事に起因する原発3基の稼働停止によって、さらに深刻な状況が予想されている。複数の韓国メディアが27日、相次いで報じた。
韓国メディアは、「電力不足によるブラックアウト(大規模停電)を懸念」、「政府電力危機対策は、電力の非常時やブラックアウトはない」などの見出しで伝えた。
韓国の産業通商省は5月31日、「供給拡大」、「節電の強化」、「緊急時対策」などに関する夏の電力需給対策を出した。
韓国政府は、2836社の大企業に対する強制節電規制、企業の休日分散、需要管理型選択料金制(CPP)拡大、電気料金の再編などの需要管理により、450万キロワットを確保する計画を立てた。
また火力発電所の試運転出力、民間の発電所のフル稼働などを介して供給能力を190万キロワット程度増やす方針。10日には、ハンビット原発3号機の再稼働により、100万キロワットの供給能力を確保。
一方、大企業には、史上最大規模の15%レベルにおよぶ義務削減率を課し、公共機関では冷房温度を制限し、昨年より消費電力を20%以上低下させる。加えて来月1日からはドアを開けて冷房営業している店の取り締まりも始めるという。
韓国メディアは、政府は節電規制を強化し、予備電力を最大に確保することに注力しているが、その政策はその場しのぎに過ぎないと指摘した。
電力難が繰り返される根本的な原因は、エネルギー需要の電力集中であり、これを予測できず、追加の供給に失敗した政府の政策にあると強調。今後の電力不足の再発を防ぐためには、電力の無駄を防ぐことができる電気料金体系への変更や、電力産業構造の再編が必要だと分析した。
電力不足によるブラックアウトの懸念が高まる中で、インターネット上では主要なポータルサイトが緊急時の人員を運営するなど、非常勤務体制に突入した。医療機関は、大半の医院で対応が遅れており、停電への懸念が提起されるなど、各方面での混乱はまだまだ続くとみられている。(編集担当:李信恵・山口幸治)
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