http://www.asyura2.com/13/cult11/msg/130.html
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日ユ同祖説もあるユダヤ人だが日本人とユダヤ人とは大きな違いがある。
割礼の風習だ。
「ユダヤ教では、割礼はブリット (ברית/Brit) と呼ばれヘブライ語で「契約」を意味する語である。ユダヤ教徒の家庭に生まれた乳児および改宗者(=ユダヤ人[1])は、割礼を行わなくてはならない。これはブリット・ミラーと呼ばれ、モーヘールと呼ばれる専門家が行う。
・・・
『創世記』17:9-14には、アブラハムと神の永遠の契約として、男子が生まれてから8日目に割礼を行うべきことが説かれている。(ヘブライ語のBritは契約を意味するが、割礼の意味でもあるという)。ユダヤ教では、この伝統を引き継ぐ。
また創世記34章には、ヒビ人ハモルの息子シケムに妹ディナを陵辱されたヤコブの子らが、ディナに求婚してきたシケムに対して計略をしかけ、割礼を受けた者でなければ娘を嫁にやれないと答え、それに応じてシケムの町の人々が揃って割礼を受けた3日後に痛みに苦しんでいるところをヤコブの子シメオンとレビが襲って町中の男性を皆殺しにした記事がある。」(WIKIPEDIA)
ところが、ヘロドトスが「歴史」で記述するように、割礼はもともとエジプト人の伝統だった。
それどころか「イスラム教(イスラーム)においては、コーランには言及がないものの、ハディースにこれに関する記載があり、慣行(スンナ)として定着[2]している。生後間もなくか少年のうちに割礼が行われる。時期は生後7日目に行う場合から、10-12歳頃までの場合など幅がある。割礼後、祝宴が開かれ、盛装した男児が親族や近隣住民から祝福される。」(同)
中東を流浪してエジプトに辿り着いたユダヤ人が、圧政に耐えかね、神官オサルシフ(モーゼ)に連れられてエジプトを出て行く。そして異教徒を殺戮し、カナンを支配する。繁栄も虚しく、バビロン捕囚、ローマ帝国による攻撃等苦難の中で国を失う・・・
しかし、ユダヤの歴史は全て多民族から「拝借」したものだった。
洪水神話はバビロニアから受け入れた。
モーゼの生い立ちはアッカド王サルゴンの生い立ちを盗作した。
過ぎ越しの祭りはベドウィンの風習。
・・・・
調べてみるとユダヤ人が崇拝するヤーベ(エホバ)は、中東人から崇拝されたバアル神であった。生贄を要求する、良く悪魔の儀式として描かれる。
何のことはない。ユダヤ人もイスラム教徒も旧約聖書を信奉し、同様に割礼を行う兄弟だった。
両者の違いは、バアル神の啓示を聞いた預言者がモーゼか、モハメッドかの違いに過ぎない。
同一宗教でも宗派争いで血の抗争を繰り広げることを考えれば、仕方ないかもしれないが、ユダヤ人のイスラム教徒も兄弟なのだ。
虐げられ、劣等感からカルト化したとしても兄弟殺しはダメだと思う。
<参考リンク>
◆割礼
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%B2%E7%A4%BC
◆検証: 聖書アラビア起源説 その26 モーセが拾われた川はナイル川か?
http://blogs.yahoo.co.jp/alternative_politik/30889009.html
◆旧約聖書・新約聖書・トーラー・コーランについて
http://shizu.0000.jp/read.php/cult/1235461896/850-949
◆モーセとは誰だったのか?(その6)
http://blog.goo.ne.jp/ogamiitousai/e/3ab41f5ffa9556ffbabb1adbc5b21731
では、モーセとアロンの候補はだれか?
後代のエジプト神官であるマネトが、言い伝えによってその姿を暗示しています。
「人々を指導し掟を授けた神官は、ヘリオポリス生まれで、その名をオサルシフと言った。この民のもとに来たとき、彼は名を変えモーセと呼ばれるようになった」
ギリシャ人のアピオーンという人も、
「古代エジプトの人々について、私が聞いたところでは、モーセはヘリオポリス出身で、自分は父祖の慣習に従う義務があると考え(=高級神官は世襲性であった)・・云々」
と書いているそうです。
◆4.セム族の主神「バール神」とヘブライの「ヤハウェ神」
http://www.ozawa-katsuhiko.com/5egypt/egypt_text/egypt04.html
◆ベルフェゴール
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB
ベルフェゴールは、古代モアブで崇められた神バアル・ペオル(Baal peor בַעַל-פְּעוֹר)を前身とする。この名は恐らく「ペオル山の主神」を意味する。このバアルと言う名が、慈雨と豊穣の神のバアルを指すのか、単に一般名詞としての「主神」という意味なのかは不明。また「ペオル」は裂け目という意味で、この神に捧げるために山の岩の裂け目に供物を投げ入れていたという解釈もある。
この古代神が、キリスト教の浸透とともに一神教に基づく聖書世界で卑小化され、悪魔とされていったのである。
◆ベルエポック バールの時代その1
http://blogs.dion.ne.jp/tanpopo0817/archives/8998018.html
結論を言ってしまおう、現在のユダヤ教徒は、
バールを信仰していると考えてまず間違いない。
その理由は、彼らの成人式は「バル・ミツバ」と呼ばれる。
これは「バールの掟の子」という意味である。
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