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(回答先: 「多文化主義」は、現実には通用しない理想論 投稿者 中川隆 日時 2015 年 5 月 28 日 16:31:05)
VIOLENT RIOTS IN VENEZUELA ERUPT - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=-khxxgksmQU
2017年05月18日
経済破綻したベネズエラの状況 富裕国から最貧国へ
治安部隊に投石する人
引用:http://www.globalresearch.ca/wp-content/uploads/2017/04/Venezuela-protest.jpg
経済破綻国家の混乱
南米の産油国ベネズエラが経済破綻して全土で暴動が発生し、食料や衛生事情が悪化しています。
外貨が底をついたために輸入が出来なくなり、医薬品が無くなり、乳児や妊婦が多くなくなっている。
マラリアが急増し、消毒や注射針やガーゼ、抗生物質なども手に入らなくなっている。
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貴重な医薬品は病院で盗まれたり、医師が私物化したり横流ししていると見られる。
その医師たちは20%に相当する1万3千人が、ベネズエラに見切りをつけて国外に脱出してしまった。
こうした事態に憤慨した国民は政府に抗議するためデモを行い、連日数万人が全土で大統領退陣を要求している。
デモは過激化し、警官や治安部隊と衝突して双方が投石や火炎瓶、催涙ガスや放水銃を使っている。
3月29日に同国最高裁は議会の機能を停止し、最高裁が立法権を行使するという決定を下し、国民の怒りを買った。
最高裁は大統領と癒着していて、野党が多数を占めている議会の権限を剥奪したのでした。
その後最高裁は決定を撤回したが、デモ隊の標的になり、最高裁判所周辺で治安部隊と衝突を繰り返した。
4月7日に最高裁が今度は、マドゥロ大統領の最大の政敵、カプリレス氏の政治活動を15年間禁止する決定を下した。
カプリレス氏は大統領選に2回出馬し、前回も僅差でマドゥロ大統領に敗れていました。
破綻した国の生活
南米最大の産油国ベネズエラは2000年代から2014年頃まで、原油高に乗って経済成長し、南米有数の経済を誇っていました。
輸出の98%が原油で原油高のうちは良かったが、中国経済の悪化などで原油価格が下落するとすぐに経済破綻しました。
ベネズエラの原油は中東やアメリカのような「サラサラ」ではなく粘度が高いので、産出コストが高いのに価格は安い。
原油価格下落によってすぐに採算割れし、1バレル50ドルの現在も、産出するだけ赤字だと言われています。
だが原油しか輸出品はなく、契約した分は輸出しなくてはならないので、赤字で石油を輸出しています。
通貨ボリバルは10分の1以下に下落し、インフレ率は500%以上、輸入品はスーパーから消えました。
5年ほど前は好景気で湯水のようにお金を使っていたのだが、僅か1年ほどで南米最貧国に転落してしまいました。
政府は食料や日用品を配給制にして価格統制したが、これが物不足を助長してしまいました。
価格固定なのでスーパーに入荷すると住民が押し寄せて、瞬間的に全て売切れてしまいます。
3歳以下の子供は、生まれてから一度もアイスクリームを食べた事が無く、見たことすらない。
政府は工場を差し押さえて国営にし、強制的に稼動させているが、代金を支払わないので原料やエネルギーを調達できない。
価格統制は闇経済を生み出し、例えば50円で売られるチョコレートを買い占めて、500円で転売するようなブローカーも現われました。
破綻のスパイラル
食料と日用品は平等に配給することになっているが、ベネズエラには「配給する政府機関」が存在していません。
戦前戦後の日本で配給制が機能したのは「配給する政府機関」が存在し、役人が正直だったからでした。
ベネズエラの役人は配給する食糧や日用品を、闇商人に流すので、配給されません。
ベネズエラが破綻した原因を一言で言えば収入以上にお金を支出したからで、バブル期に先進国並みの支出を行っていました。
原油価格下落で収入がなくなり、少しは支出を減らしたのだが、元の貧困国の水準には戻せませんでした。
例えばバブル崩壊後の日本が、トイレが汲み取り式だった頃の生活に戻れるかと言えば、戻れっこありません。
ベネズエラ破綻は多くの点でソ連崩壊に似ていて、ソ連も高度成長してアメリカ並みに支出した時期があり、破綻まで支出を減らせなかった。
価格統制によって経済を維持しようとしたが闇経済を生んでしまい、通貨が暴落して外貨建ての支払い不能になり、ある日崩壊してしまいました。
ベネズエラは新たな借金を増やして古い借金を返済している状況で、国際的な多重債務者と言える。
原油価格が劇的に回復したら、ベネズエラ経済も回復すると思うが、それが何年後なのか誰にも分かりません。
http://www.thutmosev.com/archives/70961013.html
2017-05-07
ベネズエラ危機。ニコラス・マドゥロ政権は、もう持たない
いよいよベネズエラが最後の局面に入ったのかもしれない。この国は、これ以上どうにもならないところにまで追い込まれてきている。
ベネズエラは石油価格が暴落に入った2014年半ばから急激に経済悪化が進んで、2016年1月15日にはニコラス・マドゥロ大統領が「経済緊急事態」を宣言する騒ぎとなっていた。
それ以後、事態は悪化し続けるばかりで、2017年4月に入ってから抗議デモが首都カラカスだけでなく多くの都市で連日のように発生して数百万人が暴徒と化している。
それでもマドゥロ大統領は大統領の座にしがみついており、クーデターも噂されるようになっている。
ベネズエラがこのようになったのは、原油価格の暴落に原因がある。ベネズエラは産油国であり、輸出の95%を石油に頼っている国である。
つまり、この国の浮沈は石油価格にかかっていたわけで、石油が暴落したらこの国も危機に陥る構造だったのだ。原油価格は2014年の半ばから怒濤の如く暴落するようになっており、今もまだその傾向が続いている。
ベネズエラの国内経済は大混乱し、インフレ率は2015年で210%を記録していた。食料も、衣料品も、日用品も不足して、人々は何も買えない状態に陥ってしまった。
苦境のベネズエラ政府には、もう打つ手はない
そのためにベネズエラ政府は国営スーパーで配給制を始めるようになったが、それでも物資が手に入らない。そのため反政府デモもどんどん過激になっていき、今では火炎瓶が飛び交う始末だ。
政府はそれを徹底弾圧で臨んでいる。
警察では抗議デモを押さえられなくなって民兵すらも動員しているのだが、すでにこの抗議デモには野党も参加するようになっており、打倒されるのはデモ隊よりも政府の方になる確率が高まってきた。
2015年12月6日に国会議員選挙が行われてマドゥロ大統領率いる与党は惨敗しているので、本来はこの時にマドゥロ大統領は辞任すべきだった。
恐らくマドゥロ大統領は、2015年の時点で暴落していた石油価格が何とか値を持ち直して混迷が落ち着く方向に賭けていた可能性がある。しかし、その目論見は外れた。
では、マドゥロ大統領が辞任すればベネズエラは立ち直るのだろうか。ベネズエラの輸出が、ほぼ石油しかないのであれば、この国が立ち直るのかどうかは石油価格がどう推移するかで決まる。
石油価格が持ち直さないのであれば、政権が変わったところでベネズエラが正常化する要素はまったくない。
悪いことに石油価格は2017年に入った今も落ち込んだままだ。これはベネズエラにとって「最悪が継続する」ということである。
アメリカの巨大石油企業であるエクソンモービルやシェブロンはすでに2017年には企業体質を改善して原油価格が40ドルから50ドルで利益を出せる体質となったのは2017年の四半期決算を見ても明らかだ。
しかし、ベネズエラの国営石油企業は非効率なまままったく改善されていない。このままでは、ベネズエラ政府には、もう打つ手はない。
インフレ率はさらに上昇し400%に跳ね上がっている。
ベネズエラの失業率は2014年の石油暴落から30%に跳ね上がっており、2017年の推計は31.43%なのだが、実質的には40%を超えていると言われている。
追い込まれたベネズエラ・マドゥロ大統領。ベネズエラはもう国家崩壊寸前であり、どうにもならないところにまで追い込まれてきている。
劣悪な状況になってしまっているベネズエラ国内
現在のベネズエラは、経済停滞と、物不足と、失業と、インフレが同時に起きているわけで、これは典型的な「スタグフレーション」と言える。
様々な局面の経済状況の中で、最悪の局面を示しているのが、この「スタグフレーション」であるのは言うまでもない。
少し考えればそれがどれほどひどい状況なのか想像できるはずだ。何しろ仕事がなくなって、モノもなくなって、かろうじて手に入るモノは今までの10倍も20倍も高い価格が付くのだ。
(地獄に落ちたベネズエラ。インフレと食料不足と略奪の嵐に)
https://www.bllackz.net/blackasia.php/content/20160621T0043310900.html
手に入らないのは贅沢品のようなどうでもいいものではない。牛乳、米、肉、卵、野菜、果物、コーヒー、洗剤、トイレットペーパーのような、日々暮らす上で大切なものである。
ベネズエラでは新聞社や出版社も続々と廃刊に追い込まれているのだが、これは弾圧の結果そうなったわけではない。その前に印刷するための「紙」が手に入らなくなってしまったからである。
すでにベネズエラという国に見切りをつけて周辺国に脱出する国民も多く、2016年の時点で150万人以上もの国民がベネズエラから逃げ出したとも言われている。
中には、着の身着のまま、一文無しで逃げ出す国民もいると言われているが、逃げ出しているベネズエラ人の多くは富裕層である。大半のベネズエラ人は逃げ出す金も余裕もなく、国内にとどまるしかない。
仕事もなく、食べるモノもなく、金もないので、犯罪率も急上昇している。
中南米はもともと犯罪率が高い地域として知られているが、ベネズエラも例に漏れず、今では世界最悪と言われているホンジュラスを超えるのではないかと言うNGO団体もある。
ホンジュラスを超える治安悪化なら、世界最悪の部類であると言っても過言ではない。
(行ったら殺される。手の付けられない無法地帯、ホンジュラス)
https://www.bllackz.net/blackasia.php/content/20130401T1325000900.html
ベネズエラで起きている抗議デモ。事態はどんどん最悪の方向に向かって突き進んでいる。
ニコラス・マドゥロ政権は、もう持たない
公務員や警察も困窮しているので汚職や賄賂が蔓延して、腐敗が広がっており、それがベネズエラの治安をより悪化させているとも言われている。
石油依存から脱却して、国内の産業を多角化するという政策は長期的な施策であり、急場をしのぐ政策にはなり得ない。
そもそもこの産業の多角化もベネズエラは難しいと言われている。なぜなら、ベネズエラは主要な産業を前チャベス大統領が次々と国有化してしまっていたからだ。
国有化して政府が価格統制しようとしていたのだが、これがベネズエラの産業を停滞させる原因となった。
ベネズエラが95%もの石油依存になってしまったのは、非効率な国営企業で企業の競争力が削がれたからである。
ベネズエラのチャベス大統領は2007年に石油事業を完全に国有化するため、アメリカのエクソンモービルを追い出して石油合弁資産を奪い取ってしまった。
そして、ベネズエラは石油価格の決済をドル建てを止めるべきだと2007年11月17日のOPEC(石油輸出国機構)で主張し、ドル通貨基軸からの脱却を訴えた。
それは、南米からアメリカを追い出し、中国やロシアと組むことによってアメリカの覇権を奪い取ろうとするチャベス前大統領の試みのひとつだった。
ベネズエラは反米国家としてロシアや中国やブラジルと共にアメリカ包囲網を作ろうとしていたのだ。
しかし2011年になるとチャベス大統領は癌になり、「自分が癌になったのはアメリカの陰謀だ」と叫びながら2013年に死亡し、ベネズエラ政府は石油暴落によって国家崩壊寸前にまで追い込まれる結末となった。
ニコラス・マドゥロ政権は、もう持たない。
2017年5月3日、ベネズエラの北部にあるアメリカの自治領プエルトリコが7兆8000億円の負債を抱えて破産している。
次の「終わり」がベネズエラであったとしても不思議ではない。
ニコラス・マドゥロ政権に抗議するデモ隊。ニコラス・マドゥロ政権は、もう持たない。本来は2015年に辞任すべきだったが、マドゥロ大統領は今も大統領の座を降りるのを拒絶している。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20170507T0158370900.html
2016-06-21
地獄に落ちたベネズエラ。インフレと食料不足と略奪の嵐に
反米で熱狂的に自国を愛していたウゴ・チャベス大統領が2013年3月5日に死亡してから後継者であるマドゥロ大統領が後を継いだ。
しかし、2014年から石油が暴落しはじめて一気に国家体制がおかしくなり、2016年に入った現在は「もはやベネズエラは死んだ」と言っても過言ではない状況になってしまっている。
ウゴ・チャベス大統領はアメリカから石油利権を奪い取って国民に還元していたが、これから起きるのはアメリカの石油メジャーがその利権を奪い返す動きである。
ウゴ・チャベス大統領が死んだら、こうした動きが出てくるというのは最初から分かっていた。
アメリカの石油メジャーであるエクソンやシェブロンのようなスーパーメジャーから利権を奪い取った国家は、必ず報復されていく。
ホメイニ政権のイラン、フセイン政権のイラクも報復されて惨憺たる状況になったし、これからはアメリカを裏切ったサウジアラビアも同じ目に遭うはずだ。
ベネズエラもいずれは石油利権をスーパーメジャーに奪い返されることになる。
ベネズエラではあちこちで略奪事件が起きている
ベネズエラは2016年1月に非常事態宣言を発令した。しかし、まだ国家破綻宣言を行っていない。とは言いつつも、すでにベネズエラは死んだも同然だと言われている。
政治も、経済も、行政も、市民生活も、機能していない。
石油価格の下落は50ドル前後で一息ついた。しかし、それでベネズエラが蘇生したというわけではなく、むしろ経済政策の失策で状況はますます悪化している。
日用品は不足し、世界最悪のインフレ率に経済が麻痺し、しばしば停電し、役所は1週間に2日しか開かない。抗議デモ、暴動、殺人、略奪が横行し、治安も急激に悪化しているのだが、警官は打つ手がない。
マドゥロ大統領はこうした危機を打開することができず、「アメリカが悪い、アメリカの陰謀だ」と責任転嫁するばかりで何もしないし、する能力もない。
政治が機能していなくても国民の生活は止まらないし、毎日食べていかなければならない。
腹を空かせた国民は食料を求めて数時間も店に並ぶ必要がある。妊婦も必死で並んで、そのまま倒れて出産してしまうような事件も起きている。
それでも何も手に入らないことが多くなると、次第に暴力的な傾向を帯びるようになっていった。
略奪の横行だ。
現在、ベネズエラではあちこちで略奪事件が起きている。国民は飢餓状態と化しており、もはや一刻の猶予もない状況なのだ。新生児も食べるものがなくて毎日7人は「飢餓」で死んでいる状況になっているという。
ハイパーインフレで経済も死んでおり、食料店にはわずかな食料しか置かれていない。
その「わずかな食料」を目がけて、国民が徒党を組んで店の略奪に走るようになっていったのだ。
ハイパーインフレで経済も死んでおり、食料店にはわずかな食料しか置かれていない。その「わずかな食料」を目がけて、国民が徒党を組んで店の略奪に走るようになっていったのだ。
最終的には数千人もの人々が略奪に加担した
すでに略奪事件は2015年から発生していた。
2015年7月31日にはボリーバル州サンフェリックス市でスーパーマーケット4店が組織的な略奪に遭ったが、この時に1人が射殺されて、60名が逮捕された。
2015年のベネズエラのインフレ率は180%。今年のインフレ率はさらに跳ね上がって700%になると予測されている。こんな状況ではモノを買うことなどできない。
電力の供給も止まり、資源国家であるにも関わらずガソリン価格も暴騰する中で事業がまともに運営できるはずもない。
ベネズエラ社会では2016年の失業率は15%を超えると言われている。
仮に仕事があっても、賃金を出せないほどすべての企業が追い込まれているので、失業していないことは慰めにもならない。人々は「もう生きていけない」状況になっている。
そのため、ベネズエラ各地で略奪事件が延々と続いて、今年に入っても事件は増え続けている。2016年の最初の3ヶ月だけでも100件強の略奪事件が起きている。
5月11日にはアラグア州のマラカイの食料品スーパーで数百人にも及ぶ国民が殺到したのが国際ニュースにもなった。
さらに2016年6月14日には、北部スクレ州クマナでも大規模略奪事件が起きて、この時は数十店が破壊されて略奪された。
この略奪は計画されたものではなく、自然発生的に起きたというところにベネズエラの国民の苦境がある。
ギャングがまずどこかの店を襲撃すると、それを見ていた国民が殺到して一緒になって店を襲いはじめ、略奪を行ったのである。ギャングの行動を止めるのではない。加担したのだ。
最終的には数千人もの人々が略奪に加担したと言われ、現在のところ400人近い逮捕者が出ている。もちろん、略奪には女性も混じっていた。
防犯カメラもあったのだが、飢えた人々は、もうなりふり構わない状況になっている。
こうした暴動も起きているのだが、その前に「食べ物をよこせ」というデモが毎日のように繰り広げられており、警察隊との衝突がどんどんひどいものになっている。
ベネズエラ各地で略奪事件が延々と続いて、今年に入っても事件は増え続けている。2016年の最初の3ヶ月だけでも100件強の略奪事件が起きている。
石油価格はベネズエラがコントロールできない
悲惨な危機状況の中で、ベネズエラではカネを介さない物々交換が復活しているという。
しかし、こうした物々交換をいかに効率良くやったところで、物資の不足は決定的になっているわけで、ベネズエラが立ち直るわけではない。
危機に対応できていない以上、ベネズエラは国家崩壊せざるを得ない。
マドゥロ大統領の任期は2019年まであるのだが、それまで任期を全うできるかどうかというよりも「今年持つかどうか」が問われている状況だ。
ベネズエラの国家崩壊は南米諸国を崩壊の連鎖に陥れる。ベネズエラと共に危機に陥る可能性があるのは、南米最大の経済国家であるブラジルだ。
ブラジルもまた石油利権を独り占めにするためにアメリカの石油企業を追い出した国家であり、現在は政治危機・経済危機に瀕している。(ブラジルのルセフ大統領はアメリカの石油企業を敵に回した)
アメリカ政府はもちろん一切の介入をしない。救済もしないし、崩壊を加速させることもしない。
なぜなら、マドゥロ大統領自身が「これはアメリカの陰謀だ」と喚いているので、アメリカ政府は誤解を避けるために何の介入もできないのである。
マドゥロ大統領には危機打開の能力がなく、アメリカの介入もなく、周辺国もベネズエラを支える力がないのであれば、ベネズエラが苦境を脱するかどうかは、石油価格が奇跡的に暴騰するかどうかにかかっている。
輸出品の95%が石油であるベネズエラは、石油価格が復活しない限り、国の危機は打開できない。
しかし、その石油価格はベネズエラがコントロールできるものではなく、上昇するとしてもいつ上昇するのか誰にも分からない。
石油が上昇するのが早いのか、ベネズエラが崩壊するのが早いのか。今の状況を見れば、ベネズエラの崩壊が先に来るほうに賭ける人が多いはずだ。
それほどまでベネズエラは追い詰められている。
石油が上昇するのが早いのか、ベネズエラが崩壊するのが早いのか。今の状況を見れば、ベネズエラの崩壊が先に来るほうに賭ける人の方が多いはずだ。それほどまでベネズエラは追い詰められている。
https://www.bllackz.net/blackasia.php/content/20160621T0043310900.html
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