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「お風呂は子どもとゆっくり話せるコミュニケーションの時間なので、まだ一緒に入っています」
――子どもの成長に従って強まる性欲。お受験優先で異性やセックスへの興味が封印されると、歪んだ性意識につながる恐れもある。ところが、東大に大量に合格者を輩出するような有名進学校生の母親の中には、息子可愛さのあまり、子どもの健全な性にまで
干渉し抑圧する例が見られる。過酷な受験戦争の中で性欲を無理やり抑えつけられた子どもは、 長じて「セックスの仕方がわからない」とカウンセラーの門を叩く。
草食男子を大量発生させる現代の「母原病」、「お風呂ママ」の実態を追った。
◇勉強部屋ドアを開放
◇6割が射精経験なし
◇SEXの仕方わからない
◇AVが見本に
◇精通を肯定的に
◇「強い性欲、だめ人間」
◇「射精は恥ずかしい」
主婦の裕子さん(仮名・50)はある日、高3の長男・修君(仮名・18)の部屋を掃除中に、驚きのあまり、思わず叫び声をあげてしまった。俗に『オナホール』と呼ばれる自慰用のシリコングッズを見つけたからだ。
最初はなんなのか分からなかった。手に取って眺め、女性のアソコの形だと気づくと、思わず、「ギャー!」と叫んでしまった。
「あまりのキモチわるさに鳥肌が立ちました。まさかうちの子が、ってショックでしたね。
しかも大学受験の追い込み中で、こっちは必死にサポートしているのに、
隠れてこんなもので時間を無駄にしているのかと思ったら、怒りが収まらなくて」
シリコングッズは即刻捨て、帰宅した修君を叱りつけたそうだ。
勉強部屋ドアを開放
裕子さんはいわゆるお受験ママだ。修君以下3人の息子の進学先は、ほぼ裕子さんが決めているという。ちなみに修君が通う高校は、偏差値70という私立の有名進学校だ。予備校にも通い、慶応大学を目指していた。
目に涙を浮かべて謝ったという修君につい同情してしまったが、裕子さんは、これが「性教育」だと言い切る。
「人に恥じない人間になってほしくて、手間もお金もかけて育てているんです。
肝心な時にエッチな興味を抑えられないなんて情けなくて。放っておけることじゃありません」
奈美さん(仮名・44)は、長男圭吾君(仮名・17)に勉強部屋のドアをつねに開放することを命じているという。
「机に向かう息子の様子がリビングから見える状態ですね。
見られているという緊張感で、よけいなことをして時間を無駄にさせないためです」
「よけいなこと」とは、ずばりネットを見ながらのマスターベーションだ。
勉強にも欠かせないパソコンを取り上げるわけにもいかないので、簡単に視聴できるセックス動画やポルノアニメの誘惑を断ち切らせる策なのだそうだ。
一時成績がガクッと下がったことがあった。パソコンに卑猥な動画やポルノアニメが
たくさん保存されているのを知り、すぐに削除させたという。
「男の子の生理は理解していますが、そういうことには頭を使わず浴室やトイレでササッと済ませなさい、と言ったんです。今の忍耐が一生を左右するって本人もわかっているので、不平は出ませんでしたよ」
圭吾君も、偏差値69の中高一貫有名進学校の生徒だ。来年の大学受験を目指して塾にも通っている。
激戦の一流大学を目指す受験生の多くは、親や塾から「欲望を捨てろ」「おのれに打ち勝て」と叱咤激励され、異性やセックスへの興味を封印して偏差値と格闘している。社会的に避けて通れない道だが、18歳ごろに性欲がピークを迎えると言われる男子の場合、その抑圧努力は女子の数倍も大きいことだろう。
そのうえ母親から管理されてしまうのでは、性意識が萎縮してもおかしくない・・・
http://astand.asahi.com/webshinsho/asahipub/aera/product/2014041400002.html?iref=com_fbox_d2_01
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