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滝川クリステルさんの「おもてなし」プレゼンの中身はカラッポ
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/412.html
投稿者 中川隆 日時 2014 年 2 月 09 日 09:15:13: 3bF/xW6Ehzs4I
 


山田 順 2013年9月9日 19時26分


■流暢なフランス語、ご本人の魅力で大成功

今回の東京五輪招致成功の決め手は、滝川クリステルさんの最終プレゼンにあったという見方が強い。また、評判もすごくいい。しかし、本当にそうだろうか?

私は全然違った見方をしている。

それは、プレゼンそのものではなく、その中身が、まったく無味乾燥、もっと言えば事実に反しているからだ。

滝川さんのプレゼンそのものは、聴衆の「情感」に訴える素晴らしいものだった。流暢なフランス語を駆使し、身ぶり手ぶりで日本の良さを表現し、IOC委員の心を動かしたのは確かだ。髪型もイヤリングも素晴らしかったし、青いスカーフも似合っていた。ご本人の魅力、そして、演出は最高だった。

しかし、「おもてなしの心」に続く、そのスピーチの中身は、日本人自身がつくりあげた、一種の幻想だ。

■「現金を落としても必ず戻ってくる」は本当か?

「東京はみなさまをユニークにお迎えします。日本語で『おもてなし』と表現します。それは訪れる人を慈しみ、見返りを求めない深い意味があります」

と、そのスピーチは始まった。そして、次のようなことが語られた。

「もしみなさまが東京で何かを失くしたならば、ほぼ確実にそれは戻ってきます。たとえ現金でも。実際に昨年、現金3000万ドル以上が、落し物として、東京の警察署に届けられました」

「東京は世界で最も安全な都市です。街中の清潔さ そして、タクシーの運転手の親切さにおいてもです」

これは、本当だろうか?

私の周囲にいる東京在住外国人たちは、「違う」と言う。

■おもてなしの心は従業員の犠牲のうえに成り立っている

「日本人はよくおもてなしと言い、日本のサービスは最高と自慢する。しかし、東京にはチップの習慣がない。ということは、そのサービスの分は価格に含まれていることになる。それをおもてなしでごまかしている。日本のサービス業に従事している人たちは、その分、ソンをしているのだ。おもてなしの心を強いられて、安い料金で働かされている人たちはかわいそうだ。おもてなしは、そういう人たちの犠牲で成り立っている」(米紙の記者)

「世界で最も安全。それはどの都市でも場所による。東京ぜんぶが安全ではない。いちばん安全なのはアジアではシンガポールだろう。清潔さにおいてもシンガポールのほうが上だ」(外資金融マネージャー)

「私は現金10万円入りの財布を落とした。それですぐ届け出に行くと、財布はすでに届けられていた。しかし、現金は抜かれていて、カードやIDだけ残っていた」(外資金融マネージャー)

「それは、IDやカードが英語で、使えないし、使ったら危ないと思ったからでしょう。中国だと、全部抜かれて、財布は捨てられてしまいます。東京はIDやカードだけでも戻って来る分ましですよ」(中国人留学生)

「たしかに東京のタクシー運転手はみな親切で、ぼったくりがないから、安心して乗れる。でも、問題がひとつある。それは、運転手がみな老人だということだ。英語があまり通じないのは仕方ないが、重い荷物となると、運んでもらえない。チップがないから仕方ないけど、それでも運ぼうとしてくれるので、気の毒になる」(外資金融マネージャー)

「私も運転手が老人だと不安になる。あまりにも年の人だと、事故にあったらどうしようと思う。日本は高齢化が進んでいる。すでに高齢化率は20%を超えている。7年後が不安だ」(米紙記者)

■世界一高齢化が進む都市で開かれる初めてのオリンピック

というわけで、こうした見方に対して、みなさん、どう思われますか?

ちなみに、2020年、日本の総人口は1億2411万人に減り、そのうちの高齢者人口は3456万人、高齢化率は30%に迫ると推定されている。老人ばかりの街に、世界から若いアスリートと観客が大挙してやって来る。2020年東京オリンピックは、世界一高齢化が進む都市で開かれる初めてのオリンピックになる。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamadajun/20130909-00027975/  

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コメント
 
01. 2014年2月09日 10:41:47 : 2D6PkBxKqI

滝クリの「お・も・て・な・し ♪」
http://www.youtube.com/watch?v=j60fhcJzoRw
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21779722


滝川クリステルの「おもてなし」は国辱パーフォーマンスだ 【拡散自由】

2013-09-17


滝川クリステルの合掌による「お・も・て・な・し」の挨拶が、なぜ国辱視されるのか分かってない人たちが、的外れの擁護、どころか賛美までしているようなので、絶対やってはいけない理由を書いておきます。

これは東洋人への差別の象徴なのです。

但し、東南アジア諸国にはタイにおける「ワイ」に見られるごとく、合掌を挨拶とする国々は有り、タイでは滝川クリステルのこれは好評だったそうです。他インドの「ナマステ」がありますね。

しかし、おおむね、とりわけ西洋圏でこれはまずいのです。

「チュンチャンチョン」 「チャンチュンチョン」

と言って、侮蔑の気分で西洋人が東洋人に、薄ら笑いを浮かべながら合掌をやることが多いのです。インテリは、こんなことしません。
大リーグなどでも松坂が、バカ選手にニタニタ笑いをされながら、合掌されているシーンを見たことがあります。松坂はクレバーで、合掌で返しませんでしたが、中には意味がわからず、ニコニコと合掌で返していた日本人選手もいました。

「チュンチャンチョン」 「チャンチュンチョン」というのは中国語の響きからなのです。
中国人が世界のあちこちで華僑としてアコギな商売をしたり、公徳心に欠けることをしていて、元々は中国人揶揄、嫌悪、蔑視の仕草が、薄ら笑いとともに発せられる「チュンチャンチョン」であり合掌なのです。
そして、彼らには中国人、韓国人、日本人の区別がわからず、同じ人種として十羽一絡げで、からかい侮蔑対象として合掌があるのです。

滝川クリステルのいけない点が、解りましたか? 世界中にチュンチャンチョンを更に広めてしまいました。西洋人の振付師がいたようですから、あるいは彼の発案かもしれません。だが、滝川クリステルが「日本人なら」拒否すべきでした。こういう挨拶は、日本人はしません、と。
彼女の談話を聞いていると「日本人はしないけど」、と認識しての合掌でしたから、たちが悪いです。仮に意図がなくても、日本の風習にないことを、世界に発信されることが分かっているおおやけの場でやるのは不見識でしょう。

食事の後に手を合わせることはありますが、これは仏教由来の感謝。挨拶ではありません。

日本をアピールするのに西洋人顔の滝川クリステルというのもよくわからない人選です。フランス語の達者な日本人の顔をした美女はいくらもいます。まあ日本人には変わりないので、それはそれでいいとしましょうか。しかし彼女は共同テレビ出身であり、ここは募集要項のホームページに英語と朝鮮語を併記しているところ。フジテレビ系で、彼女が籍を置くプロダクションも、フジ系列です。但し、以上は感情レベルでの嫌悪感で客観性には欠けるかもしれません。
しかし、もし彼女に侮蔑合掌をして、世界に広めるような愚挙がなければ、触れない点ではありました。

更に、彼女は本を出していて、これが日本を貶めながら、フランス上げの本だというのです。
未読なので割り引いて聞いていただきたいのですが、本の紹介文やレビューを見ると、その傾向は色濃くあるようです。

皮肉の一つも言いたくなりませんか。

日本貶めで、おフランス上げのあなたが、日本人の代表ヅラして、しかも侮蔑挨拶「チュンチャンチョン」ですか、と。

戦後、海外の映画やドラマで取り上げられる日本人は中国人他と、ごっちゃだったのです。それこそ、日本人はお辞儀とともに合掌、ジャーンと銅鑼が鳴るというふうで。
そして中国のお祭り音楽がBGMで流されたり。中国人にも合掌の挨拶はありませんから、白人の二重の思い込みによる間違いです。
けったいな日本人像は、長い時間かけて、現場にいた日本人スタッフや俳優たちが、根気よく実在の日本人像に近づけて行きました。やっと、何とか酷い描かれ方をされなくなったと思ったとたん、滝川クリステルが全世界へ向けて一気に後退させてくれました。

ヨーロッパ在住が長い読者の方が、コメント欄に体験を送ってくださったので、転載しておきます。

【ハイ、まさにその通りです。
ヨーロッパ在20年近くになり、今の職場にも10年以上いますが、同僚のイヤミな男性や出入りの業者に、いまだに薄ら笑いを浮かべて「チュンチャンチョン」(←この音とセットで)で顔前合掌されるときがあります。
こちらをバカにした挨拶です。
今までは、相手がアホだと割り切りシカトしてきましが、これを日本自ら発信とは!!!

本当に、長年色々な分野の人々が努力をし、サッカーの長友選手もキチンとした日本式礼節を世界中に広めてくれたのに、世界が最高に注目するアノ場でやるか、馬鹿!!確信犯ですね。】

高円宮妃久子殿下への賛美と共にマスコミのコメンテーターたちの浮薄な褒め言葉に
惑わされている日本人が多いことが、ほとほと情けないと思います。
このお二人は日本毀損類です。(高円宮妃久子殿下の売国ぶりについては、詳しく記事を複数書いています、画像を含めたデータと共に)実害という意味では、高円宮久子様よりは随分マシですけどね・・・・。高円宮妃久子殿下のそれは実害というより「国益を損ねる」レベルです。そこを全く知らず、「日本のために」招致してくれたと持ち上げているのですから、困ったことですね。この方と宮様のお陰で、いったいどれほど日本が損なわれてきたか。

今日は滝川クリステルを検証してみます。(この方にも感じるのですが、人々はマスコミに惑わされず、心の目・・・・直感を大切に対象を見るべきだと思います)


私の好きなパリジェンヌ。・・・・え、合掌して「お・も・て・な・し」の日本女性なんじゃないんですか?

本の惹句【フランス女性の生き方をヒントにすれば、私たちはもっと輝けるはず】

フランス女性に比べれば日本女性は輝いってないって意味ですね。

●いくつになってもオンナであることを忘れないフランス女性。 ←言葉を変えれば、日本女性って忘れちゃうのよね、オンナを、って意味でしょう。当然そうなりません? 日本人へ向けて書いた本なのだから。日本女性がオンナであることを忘れていないと思うなら、書かないでしょう?

●お金を使わなくても心は豊か。←日本女性はお金を使って心が貧しいみたいですよ。

●彼女たちが教えてくれる、シンプルスタイル。←日本女性が込み入ったライフスタイルですか?

●「見られる」より「触れられる」美容 ← H優先ってこと???

●人生は自分でオーガナイズするもの ← 日本女性は他人にオーガナイズされてるという認識のようですね。

(著者より)

本書は、フランスと日本のダブルアイデンティティとして生まれた自分自身の人生観や、パリに暮らすフランス女性たちの自由な生き方を知ってもらうことで、ルールを大切にする日本女性の悩みや迷いを解決するきっかけになればという思いで執筆させていただきました。

そして、少しだけ気持ちに「ゆとり」ができて、女性として生まれてきたことを、心の底から楽しんでいただければ嬉しく思います。 ← ダブルアイデンティティと言いながら、日本人女性をこき下ろしているの解ります? ルールに縛られて窮屈に生きている日本女性、自由に生きているフランス女性を見習いなさい、って内容です。

以下は読者評(むろん、本稿のテーマに即した評ばかりをピックアップしていますから、その意味では公正な評ではありません。もし全体を知りたければアマゾンの評を全部ご覧ください。褒めているのも、数少ないがあります。いちおう、目を通してみましたが、う〜ん? というのが率直な印象でしたが)

★正直もう少し期待してよんだんですがフランスの良さのみを賞賛してる感じでがっかりしました。

★遠回しに日本人女性はこれだからだめなのよと上から物を言われている感じで正直だれによんでもらいたくて誰を対象に?して書いているんだろういう感じです。

★そんなにフランスがよければフランスで働けばいいのにとも思ってしまいました。

★でも彼女の本音が分かりました。日本に対して愛国心をもっていて新しい世代のダブルアイデンティティとして文化の架け橋になってくれるひとかなと思って期待してましたが、彼女のフランスびいきの考えにちょっとひいいてしまいました。

★ニュースキャスターとしてもう少し日本とフランスの政治とか経済、教育の違いをほりさげて書いてほしかったです。労働時間やバカンスの取り方をフランス人3ヶ月に1週間の休みがとれるとか残業をしないと書くのならなぜそれで社会や経済がシフトしていくのかもう少ししくみを詳しく

★フランスの良い所には私も共感できますが彼女自身には、20年30年まえの外国かぶれの海外帰国子女とかぶってしましました。外国を賛美し日本を卑下し但し、自分は違うわよみたいな、、

★全体を通して、日本を卑下そのあとフランスの賛美という内容で、日本人として「そんなに私たちは駄目なのか。」と、読んでいて悲しくなってしまいました。

★その国で生まれ育ったものは、単純に比較して、良し悪しを決めることなど出来ないのではないでしょうか。

★滝川氏の持つフランス崇拝には賛同できません。★帰国子女やハーフの多い大学にいたもので、「おお、懐かしい」感に心が震えました。滝川クリステルは現存するイヤミ君だったのか!企画立てた編集者は赤塚不二夫ファンに違いない。

★ハーフって大変なんだろうけどコウモリ野郎みたいな真似はダサいぜ滝クリ。

★なんか、日本のことが嫌いなのですか?っていうのが率直な感想。フランス賛美の日本卑下。

★滝川クリステルが日本女性を落として、インタビュイーであるフランス女性が日本女性の素晴らしさをフォローするという・・・

★日本卑下が彼女のコンプレックスの裏返しのように感じる部分には、ちょっと残念だなと思いました。

★フランスが完璧な国であるわけがない。そこを見ないで、フランスを無闇に持ち上げるんだったら、日本の良いところを見つけて、フランス人女性に自慢してほしい。自国の良さを自慢できない癖も、日本の抱える問題ですな。

★でも彼女の本音が分かりました。日本に対して愛国心をもっていて新しい世代のダブルアイデンティティとして文化の架け橋になってくれるひとかなと思って期待してましたが、彼女のフランスびいきの考えにちょっとひいいてしまいました。

★9割フランス賞賛話で、この人日本嫌いなんだろうな、ハーフで日本で生活していると疲れるのかな?って思わず考えてしまいます。

★若い人たちには絶対読んで欲しくないし。この本は繰り返し読むと本当に滝クリ嫌いになります。

★とにかくフランスと日本、フランス人と日本人の比較で、フランス賞賛!のみです。もううんざりです!著者自身がハーフなので自分の中のフランス人的感覚や考え方を暗に、いえ堂々と自慢しているだけです。

★少しは日本人の良さ、美徳を認めれば?結局自分は一般的な日本人女性とは違うわよ、という優越意識が見え見え。そんなにフランスがいいなら、中途半端に日本に住んで、メディアに出たりしないで、フランスに帰れば!!と思ってしまう。結局彼女は両方のいいところ取りをしているだけ

★ひたすらフランス賛美で日本蔑視。

★日本の文化や歴史をよく知らないまま書いたのかなという印象です。

★サイテーと言わずにはいられません。テレビで観てキャスターとして活躍してるし興味が湧き、手に取りましたが後悔しました。内容は自慢話と表面的な日仏文化の比較だけ。苦痛に耐えつつ最後まで読みましたが、不快な気持ちだけが残りました。

・・・・・・・・・・・・・・・・転載 以上

ダブルアイデンティティを持つと言いながら、フランス人賛美の日本人貶め?
それで、「おもてなし」を、銅鑼が鳴りそうな、中華ご挨拶で言われてもね。


ドイツで「滝川風エセ挨拶」をネタに、いじめられた人の体験&「チュンチャンチョン」論

h   ttp://young-germany.jp/article_667

これを読むと、滝川クリステルが海外に済む日本人、とりわけ子供たちにどれだけ
バカで残酷な真似をしたのか、わかると思います。

中国人と間違えられて、追い払われる日本人

h   ttp://www.sakaguti.org/honmon%20page/syria%20israel/china%20problem/china%20problem.htm

バングラデシュでも軽蔑の対象

h  ttp://banglad.exblog.jp/13554954

ドイツにおける日本人の子供いじめ

h  ttp://half-sandra.com/column/2012/02/09/685.php

「犬を食べる」と言っていじめられる。韓国人と混同されているわけですが、西洋人の十把一絡げの混同の象徴が滝川クリステルの合掌チュンチャンチョンだということは、解って頂けたでしょうか?

お・も・て・な・し の国辱を

                  

               ミーもおフランスざます!! シェーーーー!!

韓国利権べったりの高円宮妃久子殿下と共に、こういうまがい物を賛美、世論をミスリードするマスコミ。

オフィシャルブログのコメント欄には絶賛コメントがあふれていて、情けないです。滝川さんも更に勘違いされるのか、あるいは「フランス女性と違って」日本女性は単純ねと内心思われているのか。
http://ameblo.jp/takigawa-christel/entry-11608739003.html#cbox


02. 2014年2月09日 10:50:45 : 2D6PkBxKqI

日本女性に容赦ない! 滝川クリステルがパリジェンヌの生き方本を出版
2011年05月17日


 滝川クリステルは、フランス人の父と日本人の母を持つ33歳。自身もフランスで生まれ3歳まで過ごし日本へ、小学校の高学年に再びフランスに戻り1〜2年ほど過ごした経験がある。フランスとのハーフ、そしてあの気品ある美貌。なんともうらやましい限りだ。その彼女が先月、

『恋する理由 私の好きなパリジェンヌの生き方』(講談社)
http://www.amazon.co.jp/%E6%81%8B%E3%81%99%E3%82%8B%E7%90%86%E7%94%B1-%E7%A7%81%E3%81%AE%E5%A5%BD%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%83%91%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%8C%E3%81%AE%E7%94%9F%E3%81%8D%E6%96%B9-%E6%BB%9D%E5%B7%9D-%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AB/dp/4062168308

というエッセー本を出版した。

 パリ本というと、パリに10年在住している中村江里子の"マダムエリコなんちゃら"といった浅薄なエッセー本が思い浮かぶが、まーあれはあれでうらやましくはあるけれども、滝クリは"女子アナ"ではなく社会派の"ニュースキャスター"。ガイド本や日常雑記ではなく、パリジェンヌの生き方についてのわりとまじめなエッセイである。でも、よく考えたら滝クリは、中村江里子や雨宮塔子よりもパリ歴は短い......。いや、そんなことは関係ない。なんといってもお父さんはフランス人。それに、本書の「はじめに」でも「日本で暮らしていたときも、フランスには年に何度も旅行で足を運んでいたため、ずっとフランス人の生き方を身近に感じていた」とわざわざ書いてある。

 旅行で足を運んでフランス人の生き方を身近に感じていた滝クリだけあって、内容はまるでフランス人が書いたみたいに知性にあふれている。全編にわたって、日本社会および日本女性を痛烈批判し、フランスの女性がいかに自由であるかを熱っぽく語っている。例えば、

「日本の女性たちは、一般的に、どこか母になった途端に、女性であることを封印して『おかあさん』としての自分に収まらなければならないという意識があるようです。それに対して、フランスの女性たちは、母になっても女性であることをあきらめません。(中略)一生、女性として輝き続けられるという希望がある。子供を産むことによって、女としての人生にマイナスがないという意識を持っていることが大きいのではないかと思うのです」

 滝クリによればフランスは、「仕事を持ってるからと言って、恋人や家族、友人と過ごしたりするプライベートな時間を犠牲にしたりはしない」「『女性が働きやすい環境』が整っている」「男性が家事や子育てを手伝ってくれる場合が多いので、女性だけにかかる物理的、精神的負担が少ない」「(男性は)女性の生き方を尊重する」という。ところが、本書ではフランス人女性8人との対談も掲載されているのだが、彼女たちはこう述べている。

「時代が変わっても、フランスではまだまだ男性社会。女性はどんなに働いても、ある一定のところでキャリアがストップしてしまうのが現実ですね」(ナタリー・コシュースコ=モリゼ)
「女性は家族を持ちたい、子供が欲しいと思うけれど、仕事と家庭を両立させることはまだ簡単ではありません。時代が変わったとは言え、男性が自分のキャリアを追い、女性に家事や育児を押し付ける、というケースがあるのも確かですね」(ソフィ・ドゥラフォンテーヌ)

 滝クリのフランス論と食い違ってるよ! フランス人はまだまだと思っていても、日本に比べたら進んでいるのかもしれないが、一見するとまるで滝クリが"フランスの現状をよく知らない、ただのフランスかぶれ"みたいになってる。さらに、ファッションについて滝クリはフランス女性を「本当にエレガント」「洋服そのものや着こなしに『曲線』を加えるのが絶妙で、とても上手」「セクシー」「個性的」とやたらほめたたえるのに、日本女性に対しては「まわりと一緒になろうとする」「コンプレックスに目を向けがち」と冷ややか。その上、「日本では仕事の場面で女っぽさを感じさせるファッションやふるまいは、タブー視される傾向にあるようです」と、斜め45度の女っぽさでのし上がった人とは思えない発言までしている!

 逆に、対談相手のフランス人が、


「日本女性の奥ゆかしさは、とても素晴らしい長所だから、社会的な権利を主張するあまり、それを失わないでほしい」(クリスティーヌ・ルイ=ヴァダ)
「私は、日本文化を崇拝していますよ。(中略)日本女性の立ち居振る舞いは、本当にしとやかで美しい」(ヴァネッサ・ブリューノ)

 とフォローする始末。クリステル、度量が小さすぎだよ〜。どんだけ日本でツラい目に遭ってきたんだ。自称「ダブルアイデンティティ」の複雑さが、意図せずして感じられました。ちなみに、筆者もフランス大好き、「リセエンヌ」と聞くだけで30秒間は15歳になれる、雑誌「Olive」(マガジンハウス、2003年休刊)に、「パリ=あこがれ」と徹底的に刷り込みされたおバカさんです。本書中の「フランス女性にとって、デニムは個性を発揮する必須アイテム」「わざと崩しを加えるのもフランス女性流『おしゃれの方程式』」なんてくだりは、元Olive少女にはなじみ深いフレーズで親近感がわいた。結局、ごく一般的なパリ好きなんてそんな程度なんだよね。"マダムエリコなんちゃら"で満足する程度。

「日本女性の奥ゆかしさは、とても素晴らしい長所だから、社会的な権利を主張するあまり、それを失わないでほしい」(クリスティーヌ・ルイ=ヴァダ)
「私は、日本文化を崇拝していますよ。(中略)日本女性の立ち居振る舞いは、本当にしとやかで美しい」(ヴァネッサ・ブリューノ)

 とフォローする始末。クリステル、度量が小さすぎだよ〜。どんだけ日本でツラい目に遭ってきたんだ。自称「ダブルアイデンティティ」の複雑さが、意図せずして感じられました。ちなみに、筆者もフランス大好き、「リセエンヌ」と聞くだけで30秒間は15歳になれる、雑誌「Olive」(マガジンハウス、2003年休刊)に、「パリ=あこがれ」と徹底的に刷り込みされたおバカさんです。本書中の「フランス女性にとって、デニムは個性を発揮する必須アイテム」「わざと崩しを加えるのもフランス女性流『おしゃれの方程式』」なんてくだりは、元Olive少女にはなじみ深いフレーズで親近感がわいた。結局、ごく一般的なパリ好きなんてそんな程度なんだよね。"マダムエリコなんちゃら"で満足する程度。
http://news.livedoor.com/article/detail/5563509/


3. 2015年9月04日 23:06:19 : KXjVif1nlU
全面的に賛同。
さっきTVで見た。
タヒチの海に潜って、イルカと戯れる夢を叶えて感無量だった、という話だった。
その中でしゃべってる内容が、どうもチクチク日本人を皮肉ってる感じがした。
「で、あなたナニ人なの!?」と訊きたい気がした。
「あら、もちろん地球市民よ」という返事が返ってきそうな女性だ。
根無し草はどこの国の人にも尊敬されやしないと思う。

4. 2015年9月04日 23:09:12 : KXjVif1nlU
異論なし。
さっきTV番組で見たが、上から目線の物言いで奇妙な印象だった。
日本が嫌いなんだろう。

5. 2015年9月04日 23:11:01 : KXjVif1nlU
なんなんだ!?すっごい邪魔されたからあきらめて投稿し直したんだが。。。

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