http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/231.html
Tweet |
2013/10/27 23:25 神戸新聞
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201310/0006452293.shtml
無所属の新人5人の争いとなった神戸市長選は27日投開票され、総務官僚出身で元同市副市長の久元喜造氏(59)=自民、民主、公明推薦=が接戦の末、初当選した。久元氏は、今期限りで退任する現職矢田立郎市長(73)が後継指名し、市政与党3党が組織戦を展開したが、前回も立候補した会社社長、樫野孝人氏(50)が激しく追い上げ、予想外の苦戦を強いられた。
12年ぶりの新人対決となった今回の市長選。矢田市長まで職員生え抜きの市長が3代44年続いた体制が途絶え、新しいリーダー像や神戸の将来像、赤字の神戸空港や地下鉄の改善策などが争点となった。投票率は36・55%で前回を5・04ポイント上回った。
久元氏は国とのパイプを生かした都心整備や、豊富な行政経験に基づいた市役所改革などを主張。高い支持率を保つ安倍政権の追い風を受け、閣僚や党幹部の来援も相次いだが、大量得票には結びつかなかった。
一方、前回惜敗の樫野氏は、4年前からの市民ボランティアや連携するみんなの党の衆院議員、市議らが支援。「役所の代表を選ぶのか、市民の代表を選ぶのか」と助役(副市長)出身市長が64年続く体制の変革を訴えたが一歩及ばなかった。
元神戸市議の森下やす子氏(48)は「しがらみのない政治」を、政治団体共同代表の貫名ユウナ氏(61)=共産推薦、新社会支持=は「開発行政からの転換」を掲げたが、支持を広げられなかった。
建設業の久本信也氏(58)は目立った活動をせず伸びなかった。
(黒田勝俊)
【ひさもと・きぞう】1954年、神戸市兵庫区生まれ。灘高、東大法学部を卒業後、旧自治省(現総務省)に入省。選挙部長、自治行政局長を歴任し、出向で京都府や札幌市などの自治体でも勤務した。昨年11月から7カ月間、神戸市副市長を務めた。同市灘区楠丘町4在住。59歳。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。