http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/218.html
Tweet |
(回答先: バイクで503日22カ国一人での動画 投稿者 てんさい(い) 日時 2013 年 9 月 19 日 00:02:21)
ドライブ チェーンの整備は単車整備の基本です。 むき出し状態なので、やる気さえあれば初心者でも簡単にできるのに、何故だかキチンとやっている人は少ないです ね。
左の写真は使い古したAFAMのアルミスプロケですが、チェーンの整備をこまめにやってると、3万km走ってもこの程度しか減らないんですよ。 因みに下になっているのはISAの新品ですが、実際に見てもその差は殆ど分りません。(店のニ〜チャンは、『リッターバイクなら5千kmも持たないです よ。』と言いよりましたが…)
注油は、帰宅後にチェックしてOリングが乾いている様なら、エンジンオイルを一齣づつ差してます。(<大体500km毎くらい) Oリングへは僅 かに湿る程度に、ローラーとプレートの隙間には少し多めに差してからローラーを指で回して内部へオイルを浸透させます。 この時、ローラーの回転に引っ掛 かりがあったり重かったりした時は、オイルを差しながら軽く回る様になるまで回してやります。(ローラーの回転が悪いと歯からローラーが離れる瞬間に歯の 表面を擦ってしまうからで、スプロケが一番摩耗するのはこの時。)
その後、リヤタイヤを数回廻してから、ウェスで余分なオイルを拭き取ってオシマイです。
エンジンオイルを一齣づつ差すやり方は、確かにとても手間に感じるでしょうが、丁寧にやっても10分程度で済みます。 又、Eオイルでは飛び散り 易いものの塗布する量が段違いに少ないので想像する程には飛びませんし、飛び散った所で拭き取るのも簡単です。
スプレー式のチェーン専用オイルに付いては、Z2時代のPJ−1から始まって最近ではRKのホワイトまで使ってみましたが、どれもチェーンを綺麗 に洗浄した直後に注油した時は良いものの、繰り返して注油すると古いオイルが固くなっていて新しいオイルが深部にまで浸透せず、しかもそれを何回も続ける 内に固くなったオイルが益々固くなってしまってOリングがちぎれる事すらあります。 又、[飛ばない]とは言っても少しは飛び散る訳で、特にEスプロケカ バーをタマに開けてみると内側に粘土状になったオイルがゴッテリと付着していて、もうウンザリ…
それに単に上からスプレーしただけでは、先に述べた(一番重要な)ローラーとブッシュ間を十分に潤滑するのは無理ですし、ローラーの固着をチェッ クする事もできません。
後、最近はやってませんが、昔は(スプレー式のオイルでドロドロになるので)タマに灯油で洗ってました。 これに付いては未だに『やってはいけな い!』と言う人も居ますが、私は今時のOリングが(ガソリンならともかく)たかが灯油に侵されるとは思えなかったので色々と試してみた結果、「サッサと作 業すれば問題無い。」との結論に至ってます。(確かに長い間灯油に浸けているとリングが伸びてグリスが流れ出すし、洗っただけで注油しないで走ると灯油が 蒸発した後に、Oリングが潤滑不足になってちぎれる。)
そりゃ勿論、金が余ってるんならチェーンクリーナーを使えば良いんでしょうが、本気で綺麗にしようと思ったら、一回にクリーナー一本では到底足ら ないですよ…(^^;;;(個人的には、『必ずOリング入りチェーン専用のオイルとクリーナーを使いましょう。』なんてのは、[売り上げを伸ばす為の宣伝 文句]だと思ってます…(^^;;;ハイ)
2011/11/28[構造と注油の動画を追加]
チェーンのどこに潤滑が必要か
自動車のタイミングチェーンにも使用されていますが、普通チェーンというと、バイクや自転車で動力を伝達する方法に使われている金属製のものを考えてしまいます。
基本的な構造は図のようになります。
このチェーンが歯車の役割をするスプロケットの凸部にかみ合い、チェーンを引っ張る力によって
もう一方のスプロケットを回転させることになります。
各パーツは、
ひょうたんのような形の外プレート・内プレート、2枚の内プレートを結合するブッシュ、
2枚の外プレートを結合する2本のピン、
ブッシュの外に自由に回転できるように組み込まれ、スプロケットとのかみ合いに直接接触するローラーという
5種類の部品から出来ています。
シールチェーンの場合は外プレートと内プレートの間にニトリルゴム製(NBR)のOリングが加えられ、
ピンとブッシュの間に入れられた潤滑油(グリース、オイルなど)が飛散しないように、
またこの部分に水・ゴミや砂などの異物が入らないように、設計されています。
下記の図のような構造になっています。
http://archive.2ch-ranking.net/bike/1342004756.html
それと、どんな潤滑剤を使おうとチェーンとスプロケットは境界潤滑という状態にあって、
金属同士の接触は常に起こっている。この時に発生する摩耗をどれだけ抑えられるかが
ポイントになる。当然カラッカラに油が切れれば摩擦はどんどん酷くなってしまうだけ。
【1クリで】 オイルでチェーンメンテ28クリ目【救えるチャーン】
http://archive.2ch-ranking.net/bike/1342004756.html
チェーン潤滑の仕組み
[外部リンク] http://web.kyoto-inet.or.jp/people/macchann/hiroshi/chain.html
整備
[外部リンク] http://plaza.harmonix.ne.jp/~fumimasa/Mente.html
SAE粘度分類
[外部リンク] http://web.kyoto-inet.or.jp/people/macchann/hiroshi/SAE.html
粘度指数
[外部リンク] http://www.showa-shell.co.jp/products/lub/support/faq-0001.html
グリスの成分
[外部リンク] http://www.kanto-kasei.co.jp/tec/g_kozo.shtml
オートマチックチェーンオイル供給システム
[外部リンク] http://web-prom.com/scottoiler-jp/index.html
[外部リンク] http://www.osco.nl/
[外部リンク] http://www.chainoiler.co.uk/
[外部リンク] http://www.hawkeoiler.com/order.html
[外部リンク] http://www.pro-oiler.com/
バイクのチェーンで・・・
[外部リンク] http://www.nicovideo.jp/watch/sm192989
G・T・V GARAGE-Tメンテナンスビデオ 「チェーンメンテナンス」前編
[外部リンク] http://www.nicovideo.jp/watch/sm4993061
G・T・V GARAGE-Tメンテナンスビデオ 「チェーンメンテナンス」後編
[外部リンク] http://www.nicovideo.jp/watch/sm4997772
3
: 774RR [sage] 2012/07/11(水) 20:10:46.73
ID
:D7YpbsI2
オイルメンテは、専用ルブより柔らかいオイルでチェーンの潤滑をし、
その柔らかさ故の油分の離れ易さで洗浄効果も持たせるもの。クリーナーは不要。
チェーンスプロケの抵抗減少と寿命upさせやすい(鉄スプロケでチェーン供に5万キロ以上等) 。
■持続距離は・・・高速や雨天走行するかなどによりますが、通常使用で200〜400km位。
■道具は・・・・・ハケでもダイソーの香水移しの注射器でも注油器オイラーでも自由。
■使用オイル・・・エンジンオイル、ギアオイル、チェーンソーオイル等が定番。
粘度は高めの方が飛び散りにくい。STPのオイルトリートメント等ブレンドで自由増粘も可能。
10w-30は柔らかく、20w-50やチェーンソーオイルでもそれほど固くないレベル。
粘度も大事ですが、飛び散らないためには必要以上に油分を残さない事です。
徹底的にふき取るか、それが不可能なら最小限の添付に留めれば回避可能。
補足:当方はSTPと10W-30半々の割合で、注射器で最小限注油(想定速度は約100キロ)
※しっかりやらないと油分が離れ易く、ホイール等に飛んで点状に汚れます。
よく心配されますが 、小さな点がタイヤの接地面に飛んでも、攻め込んだりせず
普通にバンクする位ではスリップ等はせずにすぐタイヤから無くなります。
ホイールに飛んだ点も気付いたらすぐに拭き取れば桶。
※長いツーリングや途中での雨の場合→ 予め目薬の容器やジッポ缶で少量のオイルを携行しておき、
センタースタンドが無い場合は、後輪を浮かすスティック状携帯簡易スタンド等で浮かせて、
途中注油する人もいます。ただ、そういう状況ではスプレールブを使うのもアリでしょう。
■チェーンのローラーがスムーズに回転するように、その内側の隙間に油分がいくよう意識しながら
注油しましょう。ゴムシールはプレートとの間に摩擦抵抗が生まれないだけの油分があれば十分です。
ここまでは引用。
まぁ、検索するとあるは、あるは、チェーン注油のノウハウ。で、全く違う2種類の方法がそれぞれの信者によって語られている。
ノウハウその1:バイクチェーン用、チェーンルブを使う。
ノウハウその2:チェーンルブは基本だめ。エンジンオイルを使う。
私も最初はチェーンルブ使ってました。何にも知らずに。これさえ吹き付けておけばいいんだって思って。
そのうち5千キロ程度走った頃から、チェーンがどんどんたるんできます。チェーン調整します。どんどんたるみます。チェーン調整します。ちゃんとチェーンルブたくさん吹き付けてます。しかしたるみます。もう限界まで来たのでチェーン交換です。
そんな感じでした。なんかおかしいな、と思って2ch見てみたところ、チェーンにエンジンオイルを付ける。あるいはチェーンソーオイルを付ける、というノウハウを見つけました。
要するに、チェーンルブは、ものすごくねちねちしてますよ。ねちねちしているところにホコリが付く、というか混じってルブウンコになりますよ。ということなんです。
で、まじめにチェーンルブを使うためには、ときどきそのネチネチしたチェーンルブ+ホコリ=ルブウンコを綺麗に掃除しなければなりません。その掃除たるや、オイルシールの周りとかチェーンクリクリの中までルブウンコは入り込んでいるので、それはそれは気が遠くなるようなチェーン掃除が必要になるわけです。チェーンクリーナーでちょっと掃除しただけではクリクリの中に入り込んだルブウンコは取れませんからね。
さらに、チェーンルブをたっぷり付けて、高速回転で遠心力で吹っ飛ばしてしまえばウエスでの拭き取りなんて必要無い、と思っていた私でしたが、前スプロケのカバーを取って掃除してみたときに気絶しそうになりました。ルブウンコがべったりと積もり積もってチェーンまで到達しそうな勢いです。到達してたかもしれません。ネチネチしたチェーンルブに道路の砂埃が混じってうんこになって、積もっているそれをみたときの驚きといったら!
まだチェーンルブが最高!それ以外は邪道だ、と思っている方がいたら、確認してみたらいいです。チェーンのくるくる回るところがちゃんと回るかどうか。
たぶん、ごっちごちになっていて回らないんじゃないでしょうか。↓割り箸でチェックしている動画。この方はチェーンルブを付けているようです。毎回きっちり面倒なチェーン掃除しているんでしょう。
めんどくさがりの私に、毎回チェーン掃除をするのは無理です。
で、エンジンオイル。これはあんまりネチネチしてません。よって、100キロも走ると離散して無くなってしまいます。よって100キロごとに注油します。チェーン掃除は不要です。エンジンオイルが汚れを綺麗にして、そしてどこかに飛んでしまいますので。
しかも!ニュートラル時にタイヤを浮かせて手で回したときに抵抗がないのでするする回ります。2回転くらいするかな。
ネチネチしたチェーンルブを付けていると10cmくらいで止まってしまいませんか?
ということで、毎回100キロ給油。給油時にウエスでのふきとりなし。面倒なので。給油のみ。でやってます。
ウエスでの拭き取りをしないので、駐車時には下に垂れますが、面倒がないので、とても楽です。
チェーン交換して、初期伸び調整した後、3.5万キロくらい走ってますがチェーン伸びなし。軽く回って伸びがない。これって最高の状態じゃないですか。スプロケも減りません。
まぁ、最近のケミカルがどう、とか、オイルシールにエンジンオイルは悪い、だとか、チェーンルブ派の方は申しますが、実際たくさん走る人はエンジンオイルに落ち着くんじゃないでしょうか。
ヤフー知恵袋とかにもこの話題はありますが、『チェーンにエンジンオイルなんて聞いたことない。私の知人でそんなことをしている人は一人もいない』とか書いる人もいます。難しいものです。テレビを見るとバカになる、と思っている人もいるし、頭が良くなると思っている人もいる。そんな違いでしょうかね。この差は埋まることがないのかもしれません。まぁ、そもそも趣味のものですからどっちでもいいんです、好きなようにやれば。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。