http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/201.html
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(回答先: バイクの排気量の種類 中免で乗れる最高のロングツーリングマシンって何 2chバイク板 2008年版 投稿者 てんさい(い) 日時 2013 年 10 月 20 日 08:09:54)
原付二種のよいところ
http://erekiteru.ld.infoseek.co.jp/bike/Gentuki2.htm
原付二種とは、51cc以上125cc以下の小型自動二輪車を言う。50ccの原付と同じ形の黄色かピンク色のナンバープレートが付いている。ナンバー登録は市区町村の役場で管轄管理している。50cc以下の原付は30km/hや二段階右折の制限があり、道路を走る上ではかなり肩身の狭い思いをしなければならないが、原付二種は高速道路(自動車専用道路)が走れないだけで、他は250ccの中型バイクや大型バイク・車と扱いは同じである。つまり一般道路なら車と同じ60km/hで走行できるし、もちろん二人乗りもOKである。
◎任意保険が安い!
免許制度が変わり、16歳で取得できるのは、400ccまで運転できる普通自動二輪免許までになってしまった。125ccまでの小型自動二輪限定というクラスもあるが、費用的に普通自動二輪免許を取得するのと変わらないので、殆どの人が普通自動二輪免許を取得する。普通自動二輪免許で乗れるバイクで、最も人気のある中型自動二輪車(126cc〜)の新規加入における任意保険は、16歳で対人無制限+物損+・・・の最高プランの場合、年間約12万円程かかる。もちろん所有バイク1台に対しての費用である。大型自動二輪も任意保険料は中型と同じ。
これが原付や原付二種だと、16歳で対人無制限や物損を加えたプランで3万円程度である。また、50ccの原付や125ccまでの原付二種はファミリーバイク特約というモノがあり、どういうことかというと、
ファミリーバイク特約とは・・・PAP、SAPなどのセット保険につけられる特約で、その内容は、「被保険者が125ccまでのバイクで対人事故及び対物事故を起こした場合、車にかけている主契約と同じ条件で相手に賠償する」というものである。
バイクは保険証券の上で限定されないので、契約者とその家族が所有するバイクなら何台でもOK。また、他人から借りたバイクでも125ccまでならすべてが保険の対象となる。たとえば、高校生の息子が友達に借りたバイクで事故を起こした場合、父親が自分のクルマにファミリーバイク特約をつけていれば、対人保険や対物保険が支払われる。この場合、主契約の年齢条件が息子の年齢と合わなくても大丈夫である。ファミリーバイク特約は、主契約の年齢条件と関係なく支払われる。
125ccまでのスクーターやバイクを所有している家庭、または、家族が他人のバイクを借りて乗る可能性のある場合は、この特約をつけていれば大きな安心が得られるのである。特約保険料も割安であり、主契約の等級にもよるが、その差額は年間1万円以内である。また、嬉しいのは、事故を起こしてファミリーバイク特約を使っても、「事故」としてはカウントされないことである。よって、翌年の主契約の保険料には割増などの影響は全くない。逆に無事故を続けても、ファミリーバイク特約の部分に無事故による割引はない。
ただ、一点だけ覚えておきたいのは、ファミリーバイク特約の場合は、搭乗者傷害保険が補償内容から除外されていることである。主契約に搭乗者傷害保険がついていても、ファミリーバイクの搭乗者(運転者や同乗者)のケガについては補償されないのである。
バイクによくありがちな、転倒による骨折や切り傷、といったケガが心配な人は、ファミリーバイク特約ではなく、バイク用の搭乗者傷害保険、交通傷害保険や生命保険などに加入しておくことをおすすめする。
なお、ファミリーバイク特約は、契約の途中からでもつけられる。家族の誰かが125cc以下のバイクを所有している、もしくはときどき乗る機会があるという場合は、一度、保険証券をチェックして、もしまだこの特約をつけていない場合は、保険会社に問い合わせてみるとよいであろう。(goo自動車保険徹底研究より引用)
つまり125cc以下なら100台・・・と何台所有しようが一定金額、125cc以下なら他人から借りたバイクであってもOK、特約保険料は1万円前後などなど、とにかく格安でお得なのだ。
もし家庭に車があり、任意保険に加入している場合は(殆ど加入していると思うが)、ファミリーバイク特約に入った方がお得である。もう既に家族の誰かがファミリーバイク特約に加入しているのなら、それにすがればいいことになる。ただし車にかけている主契約と同じ条件であるということを忘れてはならない(物損の補償金額に注意)。それとファミリー特約では同乗者や運転手本人のケガは補償されないことに注意しよう。
◎自賠責は50ccの原付と同じ!
自賠責の価格表(2003年時点)
60ヶ月 48ヶ月 36ヶ月 24ヶ月 12ヶ月
自二251cc〜 - - - 18440円 11890円
自二126cc〜250cc 24910円 21190円 17360円 13410円 9350円
原付二種125cc以下 18230円 15770円 13240円 10630円 7940円
原付一種50cc以下 同上 同上 同上 同上 同上
備考:原付二種の自賠責は50ccの原付と同じ。また、251cc〜は13ヶ月と25ヶ月のプランもある。
◎重量税不要!で、しかも軽自動車税も50ccの原付と殆ど変わらない!
税金の価格表
自動車重量税 軽自動車税(年間)
自動二輪251cc〜 5000円(登録時と車検毎) 4000円
普通自二126cc〜250cc 6300円(新車登録時のみ) 2400円
原付二種(赤ナンバー)91cc〜125cc 不要 1600円
原付二種(黄ナンバー)51cc〜90cc 不要 1200円
原付一種50cc以下 不要 1000円
備考:125ccまでは自動車重量税はかからない。
※自賠責と税金は法定費用なので、乗り出しには必ず必要。
◎初期費用も安く済ませられる!
他に、どの排気量のバイクも購入初期に、車両本体価格と消費税、整備手数料・登録手数料がかかる。これはショップによって異なる。原付や原付二種の登録は、市区町村の役場の税務課で行える。これは簡単なのでショップに任せるより、自分でやる方がお得だ。
登録時に必要な物・・・印鑑、車体番号・排気量を控えたメモ、(役場によっては譲渡証明書か販売証明書が必要な場合もある)→登録は無料で、即日にナンバーを受け取れる(10分もかからない)。
◎エンジンパワーも一般道路では十分!
国産メーカーのエンジン出力自主規制値を見てみると、
原付一種(50cc)---------------7.2PS
原付二種(51cc〜125cc)--------22PS
中型自動二輪(126cc〜250cc)---40PS
中型自動二輪(251cc〜400cc)---53PS
大型自動二輪(401cc〜)--------100PS となっている。
備考:原付二種は22PSと日本の一般道路では十分なパワー、扱いきれる丁度良いパワーである。探せば250ccクラスに匹敵するパワーを持ったモノも存在する。軽く120km/h以上出る車種も存在する。CBX125Fはその一例かな。
◎その他の待遇も良好!
四国→本州、四国←本州へのルートとしてしまなみ海道があるが、全橋を通行するのに126cc〜の普通自動二輪以上は片道4200円だが、125cc以下の原付や原付二種なら、片道たった510円!と大幅に安くなる。
さらに言えばしまなみ海道は、125ccを超えると普通自動二輪となり、原付道は利用できない。当然本線を利用しなければならい。つまり高速道路なので二人乗りはできない(将来的に法律改正されるらしいが・・・)。だが、原付道の場合は51cc〜125cc未満なら通常どうり二人乗りが可能である。しまなみ海道を通る場合は、125cc以下とそれを超えるものとでは天国と地獄なみの差がある。
その他、九州へ抜ける下関の関門トンネルも20円と、有料道路を利用する時に金額に大きな差が出る。ただし船舶など、サイズや重量が利いてくる交通機関の場合は、自動二輪も原付二種もあまり金額は変わらない場合もある。
また車種にもよるが125ccクラスの4STは、とにかく燃費が良い。燃料リッター当たり40km前後は伸びる。パワーや燃費を考えれば最高の乗り物であろう。例えば100ccのエイプだと良い時で、50km/L前後まで伸びる。2STのDT125Rでも26km/Lはキープする。
◎無理に高い高速道路に乗る必要もない
四国の場合、道路の立地や気候上、横風に煽られる個所が非常に多い。特に愛媛では「やまじ風」という風土特有の風が吹く。これは台風に匹敵するくらい強風になることもある。以前250ccのXRバハで高速を走っていて、この風に煽られ、非常に恐ろしい体験をすることになった。バイクの場合車と違って、すり抜けをやろうと思えばできるので、あまり高速を使うメリットはないと思う。結局バハに乗っていた3年間で、高速に乗ったのは数回程度。数える程もない。
通行料金も4人乗れる軽自動車と変わらないため、現在一人しか乗れないバイクで、高速道路を走るのはあまりにも不経済であると言えよう。つまり大半は一般道路を走るのだから、原付二種で十分である。
◎2003年現在新車で買える国内生産の原付二種
ホンダ
エイプ100・スーパーカブ90シリーズ・リード100・スペーシー100
ヤマハ
GLAND Axis100・スグナスX・タウンメイト90・ニューメイト90
スズキ
アドレスシリーズ・バーディー90・ヴェクスタ-125
カワサキ
エリミネーター125・KSR110
2000年の排ガス規制で、125cc以下のオフロード車やオンロード車がほぼ全滅した。現在2003年において、殆どがスクータかビジネスモデルとなっている。かつて90年代は125ccクラスが目移りするくらいラインナップがあった。ヨーロッパでは普通自動車免許に125ccまでのバイク免許がついてくるので、125ccクラスが大人気。日本のメーカーも海外輸出用には現在も生産しているようだが、日本の免許制度の問題で、どうも原付二種は片隅に追いやられているような気がする。今のような不況の時こそ原付二種だと思うのだが・・・。今のところホンダのエイプ100やカワサキのKSR110などは、原付二種の救世主とも言える。
メーカーに原付二種を出す気合がない以上、これまでのラインナップの中古車や、逆輸入車、外車を狙うしか方法はないだろう。また原付一種は非常にラインナップが多いので、80ccとか100ccにボアアップして原付二種登録するという手もある。いずれにせよ、何とかしなければならないなあ。
ここまで引用。
そうなのである、もう原付2種 125ccは販売されてないのだ。
販売停止後約10年で中古車市場にはほとんどものがでなくなる。
125cc、2スト、オフロード。この順番で重要。
新車販売が終わってからそろそろ10年。
この軽さ。この加速。この安さ。この気持ちよさ。
限界ぎりぎりの今なのである。希少価値なのである。
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↑ここまでが2008年に書いたメモ。
2013年。状況が大きく変わってます。たしか3年くらい前から125ccに人気がでてきて結構たくさんの新車がラインナップされてます。好きなタイプが選べます。
速くてかっこいいスクーターやら、オフ車やら。高速乗らないなら125ccは最高です。
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