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サンケイスポーツ 10月15日(火)5時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131015-00000500-sanspo-musi
海上自衛隊東京音楽隊３等海曹、三宅由佳莉（２６）が、１１月２日に東京・秩父宮ラグビー場で行われるラグビー日本代表とニュージーランド（ＮＺ）代表とのテストマッチで国歌独唱を務めることが１４日、分かった。デビューアルバム「祈り〜未来への歌声」が大ヒットの“海自の歌姫”は１６日のプロ野球クライマックスシリーズ、巨人−広島（東京ドーム）に続く国歌独唱。２度の大役で、年末のＮＨＫ紅白歌合戦出場の有力候補に急浮上した。
スポーツの秋、音楽の秋。“海自の歌姫”がラグビーの聖地に降臨だ。
１９８７年以来、２６年ぶりに国内でＮＺ代表を迎える日本代表を、三宅の美声で鼓舞する。２０１１年Ｗ杯覇者で国際ラグビーボードランク１位のＮＺ代表との歴史的テストマッチ。国歌独唱という大役をまかされた三宅は「一生懸命歌わせていただきますので、日本代表選手の皆様の戦う力に少しでも貢献できればうれしいです」とコメントした。
ラグビー関係者は、三宅の起用について「本格的なソプラノ歌手、さらに今年ＣＤデビューした話題の存在であることから候補に挙がり、自衛隊に打診したところ快諾を得ました」と説明した。
さらに、ラグビーと自衛隊のつながりが深いことも、今回の人選につながったという。自衛隊の多くの駐屯地にはラグビーチームがあり、船岡自衛隊（宮城）はトップイースト２部に所属。陸自習志野駐屯地では女子７人制日本代表候補の選手が２年続けて体験入隊し、国のために戦う覚悟を学ぶべく、訓練を行った縁もある。
一方、２３万人の自衛官唯一の歌姫として注目される三宅は、一昨年１２月の定期講演会で歌う姿が動画サイトでアップされるや、女優、長谷川京子（３５）似のルックスもあいまって、一般にも話題に。８月に発売されたデビューアルバム「祈り〜未来への歌声」は４週連続でオリコンのクラシック部門１位を獲得。売り上げ１万枚で大ヒットと呼ばれるクラシックＣＤで、約７万枚を売り上げた。
その注目度は急上昇。国歌独唱はプロ野球クライマックスシリーズの巨人−広島戦に次ぐ２度目だが、周囲から「今年の紅白歌合戦にも選ばれるのでは」という声が高まっている。三宅は８月上旬にＮＨＫニュース番組「おはよう日本」で特集され、９月下旬に同局の人気音楽番組「歌謡コンサート」に出演。紅白出場が決まれば、大きな話題を呼びそうだ。
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