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(10/10 18:07) FNN
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00255545.html
ボーイング787でまたトラブルが発生した。ロシア・モスクワ発、成田空港行きの便が、離陸の2時間半後に空港へ逆戻りした。今回、トラブルが発生した便には、あの元首相も搭乗していた。
乗客は「最初に、『後ろのトイレが使えなくなった』というアナウンスがあって」と語った。
トラブルがあったのは日本航空442便。
現地時間9日夕方に、成田に向けてモスクワを出発したが、飛行中に「トイレに異常が発生し、現在、修理している」との機内放送が流れたという。
ところが、不具合はトイレだけにとどまらなかった。
乗客は「キャプテンから電気系統のトラブルがあって、後ろのトイレが使えなくなって、機長室の一部の電源も落ちて、荷物を入れるところの暖房も、一部電源が落ちているということで、引き返すことにしたと」と語った。
日本航空の広報部によると、機内のトイレ7カ所中の6カ所で使用ができなくなったほか、食事を温める設備が使えなくなったという。
乗客は「『また787だ』って感じです」、「やっぱりトラブルは、まだ根本的なところの問題解決はされていないのかなと感じた」などと語った。
トラブルの発生を受け、日本航空442便は、離陸からおよそ2時間半後、モスクワに向け、引き返し、およそ5時間後、無事、着陸した。
乗客・乗員は151人で、その中には、鳩山 由紀夫元首相夫妻も含まれていたが、全員にけがなどはなかった。
就航以来、バッテリーのトラブルなどの不具合が相次いでいた787型機。
今回のトラブルについて日本航空は、「バッテリーとは関係ない」と説明している。
しかし、航空安全コンサルタントの佐久間 秀武氏は「電気系統ということで、(バッテリー問題と)無関係と断定するのは早い」と語った。
佐久間氏は、元JALの安全推進室で長年、機体の安全性を検証してきた。
その経験から、今回の問題は決して小さくないという。
佐久間氏は「ハイテク機787は、(電子制御のため)無数のマイクロコントローラーが使われている。それらが、(今回のトラブルで)どのような影響を受けているのか。狭い分野からではなく、広い視点で、(トラブルを)見ていかなければならない」と語った。
さらに787型機では、もう1つのトラブルが発生していた。
同じ日にサンディエゴを出発した日本航空65便でも、離陸後、エンジンの着氷を防ぐ装置が故障していることがわかり、サンディエゴに引き返した。
佐久間氏は「エンジンの防除氷装置は、787の場合、電気で(熱が)送られているので、電気系統、特にマイクロコントローラーの性能に、何らかの影響を受けていると(考えられる)」と語った。
787型機で相次ぐ電気関係のトラブル。
徹底した原因究明が急がれる。
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