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http://sankei.jp.msn.com/life/news/130930/trd13093008030003-n1.htm
産経ニュース
2013.9.30 08:01
岐阜県可児(かに)市の市立小中学校2校で、給食に出されたパン計約100個にハエが混入しながら、両校とも付着した部分を取り除いて食べるように指導していたことが29日、市教育委員会への取材で分かった。生徒の一部は指導に従い、パンを食べたという。市教委は今回の措置が「間違い」だったとして、対応の見直しを図る方針を明らかにした。(サンケイスポーツ)
食べ物を粗末にするのはもってのほか。しかし、ハエが混入しているパンの、ハエが付着した部分だけを取り除いて「食べろ」とした学校の指導には首をひねらざるをえない。
可児市教育委員会によると、ハエが混入しているパンが見つかったのは、市立蘇南(そなん)中学校と東明(とうめい)小学校の2校。蘇南中では今月2日にハエが付いたまま焼かれた丸パン4個、東明小では同9日に同様のクロワッサン約100個が見つかった。いずれも1個あたり1−5匹のハエが混入しており、生徒が見つけた。
混入していたのは、体長約1ミリのクロバネキノコバエ。学校が市給食センターにハエの混入を連絡したところ、異物混入の場合には「健康に影響がない場合は食べる」との方針がマニュアルで示されており、「コバエは毒性がなく安全上問題がない」として、ハエが付着した部分を取り除いて食べるように指導された。
生徒の一部は指導に従って食べたという。学校では下校時に事情を説明した印刷物を生徒に配布。保護者に「健康被害が出た際には報告してほしい」と連絡したが、被害の訴えは今のところない。
パンは、隣接する御嵩(みたけ)町の民間のパン工場で作られ、学校に直接納入されていた。ハエは製造工程で混入したとみられている。市教委によると、今夏、同市周辺では例年に比べクロバネキノコバエが大量発生したという。パンは可児市以外の学校にも給食用として納入されていたが、ハエの混入が見つかったとの報告はない。
市教委は「取り除いて食べる指導は間違いだった。早急にマニュアルを見直す」と、改定を検討していることを明らかにした。
クロバネキノコバエハエ目クロバネキノコバエ科の昆虫の総称。体長1−4ミリで黒色か暗褐色。日本全国に分布。刺すなどの被害を人に及ぼすことはない。卵から20日程度で成虫になり、成虫の寿命は4−10日間。発生時期は4−6月、9−11月。大量発生することがあり、この影響で2011年に京都府宇治市、12年に広島県府中町で小学校の給食が一時中止になった。
■最近の主な給食への異物混入
★香川県丸亀市(2013年5月) 小学校で、さつま汁から鉄製ボルト(長さ約2・5センチ)1個。前年4月以降、異物混入は8件目。市教委は「食材は金属探知機を通った物が納入されており、通常の調理課程で混じったとは考えにくい」とした
★島根県雲南市(6月) 中学校で、サラダにガラス片(長さ9ミリ、幅3ミリ)1個が混入。男子生徒が口に入れたが、けがはなし。翌日、ガラス製みじん切り器の破損が見つかる
★岐阜県関市(7月) 小学校で、複数の鶏の照り焼きから2−3ミリのハエ目の幼虫が計6匹。児童に食べないよう指導。調理後混入か
★徳島県上板町(同) 小学校で、鶏カボチャ煮に針金状の異物(長さ約3・7センチ、太さ約0・3ミリ)1点。男子児童が気付いて吐き出し、けがはなし。調理器具に異常はなかった
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>1個あたり1−5匹のハエが混入しており
そんなに混じってたのか、ムシパンだな。
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