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ジャーナリストの山本美香さん(45)がシリア北部アレッポで殺害された事件で、日本人がアレッポで取材していることを事前に察知した政権側民兵に狙い撃ちされた可能性が高いことがわかった。
山本さんと一緒に行動していた独立系通信社ジャパンプレス代表の佐藤和孝さん(56)が撮影した映像によると、歩道を歩いてきたジーンズ姿の男が突然、指さしながら「ハイイ・ヤバーニ(あそこに日本人が〈いる〉)」と叫んだ。その際、後方にいる民兵に知らせている様子がうかがえた。その直後から激しい銃撃が始まった。
反体制派は「アサド政権支持派の民兵が(山本さんを)射殺した」としている。シリアでは、政権側の協力者が各地区ごとにいて、部外者の行動を監視している。アレッポで取材していた山本さんと佐藤さんの行動も政権側に筒抜けだったとみられ、政権側が2人を意図的に狙った疑いがある。
叫んだ男について、佐藤さんも「密告者かスパイとして反体制派に紛れ込んでいた可能性があると思う」と語った。
佐藤さんによると、市民に紛れ込んだスパイの密告で、外国人記者が標的にされることが多いという。「今回もそうだったとすれば、美香は狙い撃ちされたことになる。卑劣極まりない」と怒りをあらわにした。
佐藤さんは、銃撃後、山本さんのビデオカメラを使って、政権側らしき人物が映像を撮影した可能性があることも明らかにした。そこには「俺たちと同じ服装をしている」「かわいそうに右腕をひどくやられたな」などと話す声が記録されているという。
映像は帰国後、山本さんの殺害について捜査する警視庁に提出するという。(イスタンブール=玉川透)
http://digital.asahi.com/articles/TKY201208240660.html?ref=comkiji_txt_end_s_kjid_TKY201208240660
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この銃撃戦では山下さん以外にも自由シリア軍側に3人の死者が出ている。
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