http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/828.html
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22日のシリア関する情勢アラビア語メディアのネットから取りまとめたところ次の通りです。
確かNHKのBS放送でも、aljazeera が日本女性ジャーナリスト殺害の犯人が自由シリア軍により逮捕されたと報じていたと放送していましたが、al jazeera net はシリア政府が、シリア人及び外国人ジャーナリストの殺害を決定していたと報じています。
また、レバノントリポリの衝突が再開されているようですし、イランの最高指導者が革命防衛隊のアルコドス部隊(テロ等の実施部隊と言われる)に対し、アサド政権擁護のためにアラブ及び西側諸国でテロ活動を行うように命令したとも報じられています。
シリアでの死者も極めて多い状況で、シリア情勢はますます泥沼化しつつあるように見えます。
・シリアでは22日少なくとも180名が死亡したが、その大部分はダマスカスと近郊、アレッポ、ダラア、イドリブであった。
政府軍はダマスカス及びアレッポとその近郊で激しい砲撃を続行し、また現地処刑も実施した。現地処刑はダマスカスのal qabun 地区で46名を処刑した。
またダマスカスでは市の南部で特に激しい砲撃があり、リンク道路を戦車が包囲して砲撃した。
イドリブ近郊では航空機の爆撃で婦女子多数が死傷した。
アレッポでは複数地域で政府軍は砲撃及び爆撃を加えている。
ダラア近郊でも激しい砲撃が加えられ電気等が切断されている。
http://www.aljazeera.net/news/pages/63bc8264-8371-48ef-8d4f-fdde842efc68?GoogleStatID=1
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-08-22-11-29-43.htm
・シリア治安当局はアレッポでの戦闘をカバーしている外国人及びシリア人報道者を殺すことを決定した。
これはアレッポで自由シリア軍に逮捕された元シリア軍参謀本部補佐官でバース党党員の証言によるもので、彼自身もこの会議に出ていたとのことである。
録音された証言によれば、アレッポでは報道者の殺害の命令が出されており、日本女性の殺害もその命令に従ったとのこと(al jazeera net の記事は山本さんの写真を掲載している)
また22日ダマスカスで政府軍がシリア人ジャーナリストを殺害した。
http://www.aljazeera.net/humanrights/pages/4f2ec575-7a30-4260-9e00-82c6b47eede1?GoogleStatID=1
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-08-22-14-31-56.htm
・英telegraph 紙は西側情報筋からの情報として、イランの最高指導者ハメネイがアサドを擁護するために、革命防衛隊のアルコドス舞台に西側及びその同盟国でテロ活動を活発化するように命令したと報じている。
同紙によれば、ハメネイは治安関係者の秘密会議を開き、その中で西側のシリア反政府派に対する支持がイランの中東における重大な利益を損なっているとして、イランは西側に対して、シリア問題での赤線(イランにとって守るべき不可欠のライン)を示すべきであるとして、米、英、サウディ、トルコ、カタールに対してその旨警告すべきであるとし、さらにアルコドス部隊に対して、これらの国における活動(テロ)を活発化させるように命じた由。
http://www.alarabiya.net/articles/2012/08/22/233607.html
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-08-22-12-12-52.htm
・レバノン北部の町トリポリで22日朝再開された戦闘で、死者数は11名、負傷者数は110名に上った。
同市の危険地域では狙撃手が活動している。
この戦闘はレバノン内戦終結以来最も激しい戦闘である。
仏外相は、スンニ派とアラウィ派との衝突に懸念を表明し、シリアの危機がレバノンへ」波及することの危険性につき警告した。
http://www.aljazeera.net/news/pages/9362421b-50ab-43a6-bbd9-489914eaf5c4?GoogleStatID=1
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-08-22-14-06-00.htm
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-08-22-09-09-31.htm
http://www.alarabiya.net/articles/2012/08/22/233661.html
http://blog.livedoor.jp/abu_mustafa/
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