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(回答先: 米海兵隊、オスプレイ操縦マニュアルを改訂(事故多発は取り説の性でした?) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2012 年 8 月 19 日 07:58:59)
ここ数日の「活動家上陸危機」の大報道の陰ですっかり扱いが小さくなった欠陥機強制配備など基地問題。
事故多発を死亡した操縦士の性に限定するのは、列車事故で百人死なせた先進国の列車会社長とならぶ愚挙。いずれまた繰り返される。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここから)
[MV22事故報告書]「操作ミス」なら安全?
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-08-18_37892
2012年8月18日 09時30分
「結果がはっきり予見できた出来レース」(翁長雄志那覇市長)というしかない。
垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが今年4月、モロッコで訓練中に墜落した事故で、米国防総省は神風秀男防衛政務官にパイロットの「人為的な操作ミス」が原因だとする最終報告書を手渡した。
国防総省は最終報告書で機体の異常には言及していないという。「欠陥機」であることを否定したいのだろうが、人為的な操作ミスであれば安全とでもいいたいのだろうか。操縦していたのはプロのパイロットであることを忘れてはならない。
オスプレイはヘリコプターと固定翼機の両方の機能を兼ね備えた軍用機である。モロッコの墜落事故のわずか2カ月後には米フロリダ州で墜落事故を起こしている。
アフガニスタンで2010年に発生した墜落事故で調査委員長を務めた元空軍准将は「操縦が複雑で難しいことは周知の事実だ」と認めている。
モロッコ、フロリダの二つの墜落事故に共通しているのは、ヘリモードから固定翼モードへの変換時に起きていることだ。転換モードはオスプレイの弱点とされ、小さな操作ミスが重大事故につながる危険性をはらんでいる。
オスプレイは構造的にもエンジンが停止した際に、落下する風力で回転翼を回して緊急着陸するオートローテーションの機能が欠如している。このほかにも制御不能になる複数の重大な欠陥があることを開発経緯に詳しい元主任分析官が指摘している。
香港の活動家団体のメンバーが尖閣諸島の魚釣島に不法上陸した疑いで現行犯逮捕され、強制送還されるなど尖閣諸島の領有権をめぐって日中間の軋轢(あつれき)が強まっている。
尖閣諸島をめぐる緊張の高まりをオスプレイ配備の口実にしようとする動きがあるが、眉に唾をつけて聞いた方がいい。オスプレイ配備と尖閣問題を結び付けるのは短絡的だ。
そもそも、米国は領有権問題について「特定の立場を取らない」ことを基本方針としており、不法上陸後も国務省報道官はその立場を明言している。
米中は時に対立しながらも経済的には切っても切れない関係を築いている。世界1、2位の経済大国が尖閣問題で衝突するとは両国の国益からしても考えられない。
日中間のトラブルが高じて被害を受けるのは間違いなく沖縄である。
オスプレイの事故発生率は大小の事故を含めると、海兵隊の航空機の平均を上回ることが明らかになっている。
日本側の分析評価チームは1週間から10日かけて結論を出すというが、森本敏防衛相が示唆するように米国の最終報告書を追認することになるのは目に見えている。
日米両政府は事故原因の特定前から、米軍普天間飛行場で10月からオスプレイを本格運用するスケジュールを変えることはないと言っている。
普天間飛行場の危険性を放置し欠陥機を配備するのは最悪の展開である。日米の無理強いを許してはならない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここまで)
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- Re: [MV22事故報告書]「操作ミス」なら安全?(死人に口なし!) 戦争とはこういう物 2012/8/19 08:31:34
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