02. 2012年8月18日 18:59:12
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嘘八百を言うのが国連と相場が決まっている。 アナンがいかにシリア政府に対してその場しのぎの言い逃れをしてきたか、シリアの外相が怒りを込めてコメントしている 以下はその記事だがその前に前段があり、その前段でいかにサウジ、カタールがシリア政府以下政権を打倒すべく偏向に満ち満ちた報道と物理的な軍事支援を反体制側武装勢力に与えていたかを怒りをこめて指弾している。まずはOIC(イスラム諸国会議機構)の欺瞞から、アナン批判国連批判へと続く。 OICがシリアを資格停止 シリアは手続き違反と指摘
> 8月13日。PFLPがサウジに苦情。パレスチナに武器支援せず、シリアにテロリストを送り込んでいる。OIC会議で、パレスチナ問題を無視し、(イスラエルがエルサレムのユダヤ化政策を強行しているというのに、)エルサレム問題を討議しない。 http://www.jpnews-sy.com/ar/news.php?id=44453 8月14日。OIC緊急外相会議を前に、事務局が、シリア資格停止の提案を準備。 http://www.shukumaku.com/Content.php?id=51053 8月16日。シリア資格停止を決定。 http://www.arabnews.com/node/421120 ●あとでOICの公式文書を貼る● イラクのマーリキー首相:OICは、イラン、イラク、レバノンを狙ったテロ会議 (al-Baath Media) http://goo.gl/n2J70 http://megalodon.jp/2012-0817-0658-28/goo.gl/n2J70 イラン報道。 http://www.presstv.ir/detail/2012/08/16/256544/ahmadinejad-meets-leaders-at-oic-confab/ イラン外相コメント。 http://www.presstv.ir/detail/256508.html イラン大統領コメント。 http://www.dampress.net/?page=show_det&select_page=7&id=22117 8月16日。シリアのムアッリム外相が記者会見。
OICは、最初からシリアに招待状を出さなかった。憲章違反である(=資格凍結を決める前に、資格が凍結されていた)。シリア人はOICメッカ会議に関心がない。 国家元首が出席するつもりのない国に、サウジがプライベート・ジェットを派遣したと聞いている。 OICの採択は、満場一致が原則で、いくつか反対した国(イラン、イラク、アルジェリアあたり)があるのに、採択されたと発表した。憲章違反である。 OICは、単にシリアを資格停止しただけでなく、シリアに陰謀を図った。流血に責任がある。 (別件)国連のアモス人権担当事務次長との会談で、シリア人への義援金を出した国について質問したら、彼女は4ヶ国だけで、アラブからは1ドルも来ていないと答えた。 米国、トルコ、カタール、サウジが、シリアに対する陰謀を先導しており、あらゆる手段を使って陰謀を通そうとしているが、シリア人は自決権と世俗国家の重要性を理解しており、立ち向かっている。 テロリストは、シリア人を殺し、インフラを壊し、人々を自宅から追い出し、人間の盾にしている。この4ヶ国はテロ支援国であり、(平和を口にするのは)偽善である。 米国は9/11事件をきっかけに反テロに乗り出し、安保理決議まで通したのに、シリアについては、自らの原則と安保理決議に反して、テロ支援をしている。米国が先導者であり、トルコ、カタール、サウジはその道具である。 国連は、アラブ連盟と同じ過ちを犯した。つまり、シリア国内にテロリストが存在することを認めながら、彼らが平和にコミットするよう調整できなかった。 アナン氏は、自ら提案した内容を、紛争の相手方に守らせる能力を有していなかった。だから辞めた。 アナン氏に対し、「アラブ・非アラブ諸国から傭兵がやってくるのを、どうにかしてください」と頼んだら、彼は「第三の勢力がいることを認めます」と答えた。私(ムアッリム)は、「それはアル・カーイダですか?」と聞いたら、彼は「答えたくない」と返答した。 我々が、安保理決議に沿って4月12日に軍を撤退させたら、死者が以前の3倍に増えた。 http://www.dampress.net/?page=show_det&select_page=5&id=22132 ・・・アラブ連盟が資格停止にしたときも、手続きが違法だった。米国、サウジ、カタールは、こんなことしかできない。前の記事 OICが国際政治で活躍した場面が記憶にないので、今回の措置があとで意味を持ってくるのかどうか、咄嗟に思い付くことがない。 http://hibikan.at.webry.info/201208/article_77.html OICについての解説 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%A0%E8%AB%B8%E5%9B%BD%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E6%A9%9F%E6%A7%8B
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