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「シリアの戦闘は民主化闘争でも内戦でもなく、外国からの軍事侵攻だとする報告がこれまでも伝えられていたが、ここに来て国連も反政府軍を善玉と言い切れなくなった 」
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201208160000/
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シリアで激しい戦闘が続いている。そうした戦闘の中で破壊、誘拐、拷問、虐殺などが繰り返されているのだが、その責任は政府側と反政府側、双方にあるとする報告書を国連がまとめた。戦闘が長引くにつれ、「民主化を求める運動」という宣伝文句が効力を失いつつあり、バシャール・アル・アサド政権を一方的に非難することが難しくなっている。
発端は、昨年3月に民主化を要求するデモだとされている。このデモを政府軍が暴力的に弾圧したというのだ。この情報を否定している人は少なくなかったが、そのひとりとしてシリア駐在のエリック・シュバリエ仏大使が加わった。
シュバリエによると、運動は外国から入ってきたグループに扇動されたもので、報道とは違い、緊張が高まるにつれて運動は小さくなって激しい弾圧という事態にはならなかった。
そこで、そのように政府へ報告したわけだが、その報告に怒った人物がいる。アラン・ジュペ外務大臣兼国防大臣(当時)だ。流血の弾圧になっていると書き直せと言われたという。フランスの通信社、AFPも大臣から圧力が加えられたようだ。
今年1月にフランス人ジャーナリストのジレ・ジャキエがシリアで殺されている。この事件が起こった後、メディアの人間として活動しているDGSE(フランスの情報機関)のエージェントを引き上げさせるように大使は命令されたとも伝えられている。ジュペはシリアで秘密工作を実行していたとシュバリエは理解したという。
今年の3月、シリア軍は18名のフランス人将校と100名の戦闘員を拘束したとレバノンの議員は主張、後に拘束されていた3名のフランス人が、フランスのエドアール・ギヨー参謀総長に引き渡されたとも伝えられている。ただ、どの程度、信頼できる情報なのかは明確でない。
シリアで戦闘が始まった当初から外国から侵入した戦闘員は住民を殺害、恐怖で社会を混乱させようとしたとも報告されている。反政府軍の主力と言われる「FSA(自由シリア軍)」も実態は傭兵が中心のようで、トルコにある米空軍のインシルリク基地で訓練を受け、アメリカの情報機関員や特殊部隊員、あるいはイギリスやフランスの特殊部隊員が教官を務めているという。コソボで訓練を始めるという話も伝わっていた。シリアへの攻撃拠点はトルコのほか、ヨルダンやレバノンにもあると言われている。
シリアの北部で反政府部隊に拘束されていたフリーランスのフォトジャーナリストも解放後、反政府軍は外国人によって編成されていたと証言している。キャンプにシリア人は見当たらず、ロンドンやバーミンガムの地域で使われている発音をする人間も複数いて、中には強いロンドン南部訛りのある人物が含まれていたという。
ホウラ地区で住民を虐殺も当初はシリア軍による攻撃が原因だとされた。この嘘がばれると政府派の武装集団が実行したとする報道があふれたが、ドイツのフランクフルター・アルゲマイネ紙は反政府軍が虐殺したと伝えている。この情報はローマ教皇庁のフィデス通信が伝えた東方カトリックの修道院長の話に合致する。ドイツではフランクフルター・アルゲマイネ紙だけでなく、ビルト紙やディ・ベルト紙もホウラでの虐殺が反政府軍によるものだと報道している。
カトリックの聖職者が語ったように、全ての人が真実を語れば、シリアに平和が訪れることだろう。真実を語っていないのは、勿論、アメリカ、イギリス、フランス、トルコ、サウジアラビア、カタールといった国々である。国連もその影響下にある。
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・当初、駐シリア仏大使がメディア報道の「激しい弾圧」を否定した報告を本国へ送る
・それに対し外相が激怒、レポートを握りつぶした。
・AFPも同様の圧力を受けた
・フランス人ジャーナリスト殺害後、メディアの人間として活動しているDGSE(フランスの情報機関)のエージェントを引き上げさせるよう命令を受けた。
→ 表向きジャーナリストで実は情報機関、工作員が入り込んでいるということ。
・FSA(自由シリア軍)は傭兵が主力、アメリカの情報機関員や特殊部隊員、あるいはイギリスやフランスの特殊部隊員が教官を務めている
・ホウラ地区で住民を虐殺について、ドイツのメディア(フランクフルター・アルゲマイネ紙、ビルト紙、ディ・ベルト紙)は反政府軍によるものと報道。
>>カトリックの聖職者が語ったように、全ての人が真実を語れば、シリアに平和が訪れることだろう。真実を語っていないのは、勿論、アメリカ、イギリス、フランス、トルコ、サウジアラビア、カタールといった国々である。国連もその影響下にある。
これに付け加えれば、HRW,アムネスティなどの人権団体も加わりますね。彼らも「真実」を語っていません。もちろんダイナモ氏も同じです。
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