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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu269.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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中国紙は「オスプレイは釣魚島のためか」との見出しで、元米政府関係者が、
「配備の最大の目的は、日本の尖閣防衛に協力すること」と述べたと報道
2012年8月14日 火曜日
オスプレイならば尖閣も竹島も北方領土も作戦行動半径に入る。
◆オスプレイは尖閣視野に配備、上海も行動半径内=中国報道 7月24日 サーチナ
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0724&f=national_0724_019.shtml
中国紙・環球時報は24日、米新型輸送機MV22オスプレイ12機が23日に米軍岩国基地に到着したことを受け、同機の導入は、日米が尖閣諸島を含む「南西方面でも軍事的均衡力の増強」が念頭にあるとして、警戒を示す記事を発表した。オスプレイが沖縄に配備されれば、上海も行動半径内に入ると指摘した。中国新聞社などの中国メディアも同記事を紹介した。
■「オスプレイ」に関する他の記事 - サーチナ・ハイライト
森本敏防衛相や日本内外の報道を引用して記事にした。オスプレイは「抗議の声の波」に包まれて岩国に到着と紹介。米軍の最新型輸送機だが、今年(2012年)になってからも墜落事故を2回起こしており、「日本の一般庶民は憂慮している」と報じた。
オスプレイの日本配備は日米の「日本南西方面の軍事的均衡力の増強」を念頭にしたもので、具体的には東シナ海の釣魚島(尖閣諸島の中国側呼称)や台湾海峡の地名を挙げた。
オスプレイの能力については、「普天間基地から尖閣諸島まで1時間で到着できる。積み込める戦闘部隊と火力は、現有のヘリコプターよりも増強される」と論じた。
さらに行動半径について、沖縄を中心とすれば、「魚釣島だけでなく、上海を含む中国の一部の都市が含まれる」と紹介した。(編集担当:如月隼人)
◆尖閣諸島で中国との武力衝突の緊張が高まる――沖縄へのオスプレイ配備が急務! - 加納 有輝彦 7月31日
http://blogos.com/article/44088/
目前に迫る中国による尖閣侵略を抑止する「切り札」が、米海兵隊が普天間基地に配備しようとしているMV22オスプレイです。
沖縄から尖閣諸島までの距離は約440km。従来の海兵隊のCH46輸送ヘリコプター(作戦行動半径は約150km)では飛行できません。オスプレイの作戦行動半径は約700kmであり、尖閣諸島防衛には欠かせない存在です。
尖閣諸島には飛行場が無いため、ジェット機では着陸は不可能であり、沖縄の離島防衛には、固定翼機の飛行速度や航続距離と、ヘリコプターの垂直離着陸機能を持ち合わせたオスプレイが大きな力を発揮します。
しかしながら、オスプレイの配備に関して、日本のマスコミは、沖縄の地元紙や朝日新聞を中心として、オスプレイ事故ばかりをクローズアップし、中国からの沖縄離島防衛という観点からは、ほとんど報道されません。
まるで日本全土がオスプレイ恐怖症に罹患したかのようです。オスプレイの事故率が決して高くないことはデータが示しています(10万飛行時間あたりオスプレイの事故率は1.93、航空自衛隊も保有しているF-15戦闘機の事故率は3〜4程度)。
米軍のオスプレイ普天間飛行場配備に先立ち、岩国基地(山口県)に一時搬入されたことを受け、中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は24日、沖縄県・尖閣諸島防衛が配備の目的と指摘する記事を1面全面に掲載しました。
同紙は「オスプレイは釣魚島のためか」との見出しで、元米政府関係者が日本メディアに対し、「配備の最大の目的は、日本の尖閣防衛に協力すること」と述べたと報道しました。
ある意味、中国の方がオスプレイ配備の正確な目的(尖閣諸島防衛の切り札、日米同盟強化)を報道し、日本のマスコミがオスプレイの事故だけを報道し続けているという歪な構造になっています。
中国側のオスプレイ配備への過剰反応を見れば、オスプレイの配備を最も嫌がっているのは中国であることは間違いありません。裏を返せば、日本においてオスプレイ配備反対運動が盛り上がれば、最も利益を得るのが中国です。
8月5日には沖縄で大規模な「オスプレイ配備反対県民大会」が開催されます。沖縄県民は、オスプレイ配備反対運動の背後に、いかなる勢力の狙いが隠されているのかに気づくべきです。
同大会前日には、沖縄で「迫り来る中国の脅威と、オスプレイ配備の必要性を訴える集会&パレード」が開催され、ついき秀学党首も登壇致します。(⇒沖縄・九州防衛プロジェクト)
今こそ、沖縄を守り切る気概を示し、オスプレイ配備に向けた世論を大いに喚起して参りましょう!(文責・河田成治岐阜県副代表、加納有輝彦岐阜県幹事長)
◆自由と繁栄の弧を守るヘリ空母「ひゅうが」が進水式。新型ヘリの「オスプレイ」は小型ヘリ空母の実用性を飛躍的に高めるだろう。 2007年8月24日 株式日記
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/4c8b686982d00f6197bd7cc20ce7e83e#comment-list
(私のコメント)
海上自衛隊の護衛艦の「ひゅうが」の進水式がありましたが、ようやく海上自衛隊もヘリ空母を持つことが出来るようになりました。島国である日本にとって海上交通路を守る事は必要不可欠なことですが、今まではアメリカ海軍に任せっぱなしで手も足も出せなかった。従来の護衛艦ではとても海上の護衛活動など出来るはずもなく、海洋上でも航空機の活用が不可欠でした。
護衛艦にもヘリは搭載されていましたが、最新型のヘリでも航続距離は2000キロで最高速度も260キロほどしかない。ところが「オスプレイ」は航続距離が3500キロで最高速度も555キロもあり倍以上の性能になっており、通常のプロペラ機と変わりのない性能になっている。巡航時にはプロペラを水平に向けて航行するからだ。
おそらく「ひゅうが」は「オスプレイ」を搭載する事を念頭に設計されたのだろう。ヘリ空母に従来の対潜ヘリを載せても艦の周囲を哨戒できるだけだ。ところがオスプレイなら速度も航続距離も倍だから作戦範囲は格段に広くなる。P3Cが届かない遠方で作戦活動するには11機ぐらい搭載できて十分な整備の出来るヘリ空母が必要だった。
もちろんオスプレイは開発費用も年数もかけて開発されたものであり、かなり高価になるらしい。しかも複雑なメカニックだから操縦も難しくてパイロットの養成も難しいだろう。アメリカ軍もすでに多くの事故死者を出している。しかし従来のヘリではイラクなどでも打ち落とされており、高空を速いスピードで飛べて戦闘機のように自在に飛べるヘリコプターでないと、携帯型対空ミサイルで打ち落とされてしまう。
積載量も10トン位あり軍用車両も楽に運べる。ミサイルや兵器を積めば戦闘機としても使えるし、空中給油機としても用途が考えられており、ヘリコプターでは不可能だった用途や、従来の戦闘機では離着陸できなかったところへも着陸できるから用途は無限にある。もちろん災害時の救済活動にもスピードと行動半径の広さが生かせるだろう。
アメリカ軍のトランスフォーメーション戦略においてはV−22オスプレイの採用が大きな要因ですが、アメリカ本土から空中給油をしながら地球上の何処へでも即座に駆けつけることが出来る。しかも従来の軍用機のように滑走路も要らない。だから米軍基地を前方展開する必要もない。航続距離も長いから大陸奥地まで進入することもできる。
出来るのならば日本も本格的な空母が望まれますが、費用や法制度上からも当分は難しい。しかし小型ヘリ空母でもオスプレイのような新型ヘリを採用すればかなりこことが出来るようになる。中国やロシアもこの新兵器にはかなり関心があるようで、普天間基地の問題もオスプレイが絡んでいる。オスプレイなら沖縄から重慶まで楽に飛べるからだ。
ヘリ空母もオスプレイも本格的な戦闘には向かないが、対ゲリラ戦や通常の治安活動には有効であり実用的価値は高い。しかも用途は輸送から戦闘分野まで何でもこなせる。原子力空母はあまりにも巨大になりすぎて費用などにおいてアメリカでももてあますかもしれないが、ヘリ空母なら費用も安く小回りも効いて多用途に使えるからこれからが楽しみだ。
(本日の私のコメント)
オリンピックがようやく終わり、夏休みも真っ盛りになりました。しかし韓国の李大統領の竹島訪問により外務省や官邸は気が気でないでしょう。森本防衛大臣にしても「内政問題」としていますが、竹島が韓国の領土と取られかねません。外交防衛の専門家でもこの様だから日本政府は中国や韓国やロシアからバカにされて、アメリカからは信用が全く無い。
オスプレイと竹島問題や尖閣諸島問題は直接は関係が無いように見えますが、非常に大きな決め手になります。オスプレイの性能に関してはテレビでも伝えられているように、従来のヘリコプターとは一線を画するものであり、アメリカ政府は長い年月と数兆円に及ぶ開発費をかけた画期的な軍用機を開発した。まだ開発途上でもありますが、実戦でも使われ始めている。
オスプレイに関しては株式日記でも5年前の株式日記でも書きましたが、おそらくヘリ空母に搭載されるのではないだろうか? 「ひゅうが」などのヘリ空母のエレベーターなども大きく作られていてオスプレイを想定した作りになっている。離着陸時はヘリコプターだが巡航時には普通のプロペラ機となり空中給油も可能になり長大な航続距離を飛行できます。冒頭の図でも日本の基地から朝鮮半島全体から中国の主要部分を行動半径にすることが出来る。
オスプレイは輸送機ですが、多用途機でもありミサイルを積めば戦闘機にもなり、ホバリングも出来るから対潜哨戒機にもなる。まさに画期的な軍用機であり、中国やロシアにはこのような飛行機を開発する事は不可能だろう。作ろうと思っても膨大なコンピューターデーターが必要になる。日本でオスプレイに対する反対運動は中国の差し金によるものなのでしょうが、自衛隊がオスプレイを配備すれば竹島問題や尖閣問題や北方領土問題は大きく変化するだろう。
ジェット戦闘機では制空権や島の攻撃は出来ても島を占領する事はできない。しかしオスプレイはどこでも着陸して戦闘部隊を島に送る事ができるから、竹島の防衛は韓国も不可能に近くなる。海面すれすれの高度で飛行ができるからレーダーも避ける事ができる。ミサイルで島の対空兵器を破壊して奇襲攻撃が出来る。だから中国も尖閣諸島占領はあきらめたようだ。
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