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【カイロ=共同】内戦状態に陥ったシリアのアサド政権側部隊は5日までに、首都ダマスカスの反体制派側の最後の拠点となっていたタダモン地区を制圧、首都全域を再び掌握した。フランス公共ラジオが政府軍准将の話として伝えた。
反体制派が北部の中心都市アレッポなどで、政権側から戦車を奪うなどして戦力を拡大させる中、政権側の牙城であるダマスカスで政府軍が巻き返した格好だ。
政府軍准将は4日、反体制派が一時制圧したダマスカスの複数の地区で掃討作戦を完了したと述べた。反体制派活動家は同派の武装組織「自由シリア軍」がタダモン地区から撤退したと認めながらも、首都全域でなおゲリラ作戦を継続していると主張した。
一方、アレッポでは反体制派が中心部のサラディン地区などを掌握。政権側部隊が5日も同地区に砲撃を加えるなど複数の地区で激しい戦闘が続いている。
しかし、高度な防空システムで制空権を握る政府軍が依然優位との見方が強い。中東の衛星テレビは「まだ戦力差があり、政府軍がアレッポも制圧するだろう」とする反体制派の見方を伝えた。
英国を拠点とするシリア人権監視団によると、シリア全土での4日の戦闘などによる死者は205人に上った。うち一般市民が115人で、政権側兵士52人も死亡したという。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM0500M_V00C12A8FF2000/
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