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【カイロ=工藤武人】ロイター通信は24日、西側外交官の話として、シリア・アサド政権が2週間前、化学兵器を反体制派への攻撃に使用することを検討したが、ロシアの反対で思いとどまったと報じた。
アサド政権が化学兵器の使用を具体的に計画していたことが伝えられたのは初めて。この外交官は、アサド政権が使用を検討していた化学兵器の一つがサリンだったことも明らかにした。
外交官によると、アサド政権内で化学兵器使用の議論が行われているのを知ったロシアは、アサド大統領に対し化学兵器の実戦投入を「検討すらすべきではない」と忠告したという。ロシアは、アサド政権を擁護する立場を取っている。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120725-OYT1T00584.htm
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アサドが常軌を逸しているのは今に始まったことではないが、ロシアもたまにはまっとうなことを言うものだと変に感心した。
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