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シリア北部の政権牙城でも戦闘 反体制派が攻勢  日経新聞
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/600.html
投稿者 ダイナモ 日時 2012 年 7 月 22 日 08:16:07: mY9T/8MdR98ug
 

【ダマスカス=共同】シリア北部の中心都市アレッポで20、21の両日、アサド政権の軍部隊と反体制派民兵の間で、これまでで最も激しい戦闘が起きた。アレッポは首都ダマスカスと並ぶアサド政権の牙城だが、反体制派が攻勢に出ている。フランス公共ラジオなどが伝えた。

 戦闘はアレッポ中心部を含む数カ所で発生し、荷物をまとめて脱出する住民もいるという。

 シリア人権監視団(英国)によると、シリア全土では20日、政権側と反体制派の衝突で約230人が死亡した。


http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2101Z_R20C12A7FF8000/
 

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コメント
 
01. 2012年7月22日 11:14:17 : SuHVWfSgk2
IRIBイランイスラム共和国・国際放送ラジオ日本語のサイトから、シリア関係の情報を転載する。

(転載開始)
http://japanese.irib.ir/news/item/30484-ロシアがシリアの宗教的な少数派への攻撃を非難

2012/07/21(土曜) 21:11 ロシアがシリアの宗教的な少数派への攻撃を非難

ロシアが、シリアの宗教的な少数派へのテロ攻撃を非難しました。

ロシアのチュルキン国連大使は、イルナー通信とのインタビューで、シリアの暴力行為の発生は、シリアの政治を変化させるために、暴力行為が主張されたことに原因がある、としました。

チュルキン大使は、「我々はシリアの少数派の状況について、大変懸念している」と語りました。

国連のイギリス大使とフランス大使は、これについて明確な立場をとっておらず、また、シリアの首都ダマスカスで、シリア自由軍と名乗る反体制派が宗教的な少数派とダマスカス在住の外国人を対象に攻撃を行っていることについて、イルナー通信の質問へ回答することを控えました。

フランスの国連大使も、シリアでの宗教的少数派への犯罪行為に関する、イルナー通信からの質問に対して、コメントしませんでした。

同様にイギリスの国連大使も、これに関する情報を持っておらず、とりあえずダマスカスの反体制派の措置について、見解を表明することはできない、と主張しています。

反体制派がダマスカス市内とその周辺地域に一時的に影響を及ぼしたことを受けて、多くの人々は避難を余儀なくされています。

独立した情報筋は、反体制派が、ダマスカス市内の宗教的な少数派の住居のみならず、ダマスカスやその周辺に住むアフガニスタン人とイラク人の住居にも攻撃を行い、彼らに近隣諸国への避難を強制していることを明らかにしました。

また、別の情報によりますと、19日木曜、国連安保理のシリア制裁決議案に対して、中国とロシアが拒否権を行使したことが、アメリカをはじめとする西側諸国やシオニスト政権イスラエルの怒りを引き起こしています。

また、プレスTVによりますと、イギリスのヘイグ外務大臣は20日金曜、シリアのテログループを支援し、同国の情勢不安を激化するために、より一層努力することを約束しました。

シリアのテログループは2011年3月から外国の支援を受け、シリアの一部の都市を情勢不安に陥れ、民間人や治安部隊を殺害することで、同国政府をこの暴力行為の原因であるとし、同国における外国の介入の下地を整えようとしています。

(転載終了)

●ならず者は、アサド政権の転覆を狙うシオニスト・ユダヤ勢力であることを報じています。同じアラブの兄弟国の国民も攻撃しているのですから、異教徒であることは明らかです。


02. 2012年7月22日 13:06:05 : l1NPjWZAfD
自由シリア軍とかいうゴロツキも含め、サウジやカタールの金で入り込んでいるのがサラフィー派というスンニ派でも特異で排他的な宗派がシリアでキリスト教徒を攻撃している。

ダイナモは少数宗派のアラウィ派(シーア派だがキリスト教的解釈もある宗派)が多数派のスンニ派を支配し黙らせているとバカの一つ覚えを強調するが、ひとえにスンニ派といえども数々のコーラン解釈があり宗派がある。それはシーア派でも同じだ。
世俗主義体制下のシリアでは特定の偏った宗派主義を認めていない。
アサド一族は確かに少数派のシーアそれもさらに少数派のアラウィ派だが、彼らは別にアラウィ派だけで固めて政権運営しているわけでもない。

キリスト教徒にしてもアラブでは部族というものがあり、各部族の掟や戒律がありそこの首長が決めたことに従う伝統があるので権力を握ったとしても各部族の意向抜きに政権運営はできない。
イラクでも同じで大都市のバグダッドやバスラでは世俗化が進み、宗派の枠を超えて普通に婚姻縁戚が結ばれていたり、部族間でも宗派の違う住人同士が同意の上、枠を超えて普通に暮らしていた。
そういう美風は世俗主義の美点であり、イスラム色の強い湾岸首長国では見られないことである。

世俗化は心は宗教に委ねていても社会的人格をも宗教が規定するものではない、それは許されないというものであるから当然それに不満を持つ者が出てくる。
不満の捌け口として破壊的活動をする者は当然取り締まりの対象になる。
長期政権が腐敗しているからというなら、政権交代できる憲法をつくればいいだけだ。
シリアではそうなった。もう力ずくで政権を倒す理由は消えている。
反体制は何を措いても正義という見方はまったく通用しない。ましてや民族排斥や他宗教を攻撃するような連中の掲げる正義など犬にさえ食わせてやる必要もない。


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