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シリアに駐在する国連の停戦監視団が14日、シリア政権軍による住民虐殺が起きたとされる中部ハマ県のトレムセに入り、調査を始めた。国連安全保障理事会に状況を報告する見通しだ。
トレムセでは12日、政権軍による砲撃やヘリによる攻撃があったうえ、政権支持派民兵が住民を襲撃。多くの死者が出たとされる。
英国に本拠を置く反体制派シリア人権監視機構は「殺害された市民100人以上の氏名を確認した。また、数十人の反体制派戦闘員も死亡した」と主張。一方、アサド政権側は「テロ勢力に対する攻撃を行った」「テロ勢力が住民を虐殺した」としている。
シリアでは、政権軍の砲撃や上空からの攻撃などに続き、地元で「シャビーハ」と呼ばれる政権支持派民兵が住民を殺害するパターンの虐殺事件が続いている。いずれも政権側は関与を否定するか、「テロ勢力を攻撃しただけ」と主張している。
国連監視団は状況の悪化などから、6月中旬から停戦監視活動を中止しているが、情報収集は続けている。監視団のムード団長は13日、ダマスカスで「トレムセから5〜6キロ離れた地点から見たところ、町ではヘリなども動員されて戦闘が続いていた」と述べていた。
監視団が13日、国連に出した報告書によると、監視団員らがトレムセに向かったものの、シリア空軍の司令官から「軍事作戦」を理由に、6キロほど手前で立ち入りを拒まれた。その際、ロシア製ヘリ3機が上空を飛び、地上にロケット弾を発射するのが見えたという。(カイロ=貫洞欣寛)
http://digital.asahi.com/articles/TKY201207140385.html?ref=comkiji_txt_end
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