01. 2012年7月15日 23:31:09
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紛争や戦争は、双方の意見を取り上げるのが公平な報道です。片方だけの報道では、プロパガンダになってしまいます。アサド政権と友好関係にあるロシアの国際放送、「ロシアの声」のニュースです。 http://japanese.ruvr.ru/2012_07_15/shiria-tairyou-satsujin-chousa/ (転載開始) シリア大量殺人 調査を求めるロシア 15.07.2012, 14:41 © Collage "The Voice of Russia" ロシアはシリアのトレイムセで起こった大量殺人について調査するよう求めた。 ロシア外務省のルカシェヴィチ報道官は、ロシアはこの悪事が平和の模索ではなく、シリアに内戦の種を蒔こうとしている勢力にとって都合がいいことを確信しているとの見解を表した。 大量虐殺は12日、ハマ近郊で起こった。何者かが一般市民を銃殺し、50人から200人が殺害されたと伝えられている。なおシリア紛争の当事者らは、たがいに罪を着せあっている。最近2ヶ月の間にシリアのフラやクベイルで起きた大量虐殺も解明されていない。専門家らは、これがシリア政府によるものだという証拠を持っていない。だがシリア反体制派は、シリア政府による犯行だと主張している。 これを受け米国、フランス、英国は、外部からの武力行使を可能とする国連憲章第7章に基づくシリア決議案を採択するよう呼びかけた。国連安全保障理事会には現在、シリアに関する決議案が2つ提出されている。1つはロシア、2つ目は英国、ドイツ、米国、フランスが提示したものだ。これを巡り、各国の激しい外交対立が予想されている。ロシアはすでに対シリア制裁を強化する西側の決議案を支持しない意向を表明した。なお中国もロシアと同じ立場を表している。ロシアは、シリアでリビアのシナリオを繰り返す恐れのある決議案を無理に押し通さないよう西側に警告した。国連のシリア停戦監視団の活動が停止された場合、シリアではリビアのシナリオが繰り返される恐れがある。 ロシア科学アカデミー東洋学研究所のザヴャゲリスカヤ専門家は、ロシアは20日に期限を迎えるシリア停戦監視団の活動期限延長を求めていると指摘し、次のように語っている。 「ロシアの立場からすれば、期限が延長され、監視団が滞在を継続することが重要になります。その監視団が抑止力を発揮することは疑問ですが、少なくとも客観的な情報を提供することができます。実際、シリアは情報封鎖の状況にあり、何が起こっているのかを知ることは困難です。誰がどのような行動に責任があるのか、知ることは困難ですが、内戦が発生している以上、それは当然です。内戦状況のなかで、客観的な情報を得ることは困難なのです。その意味で監視団は必要不可欠なのです。」 シリアに関する国連安保理の会合を前に、国連とアラブ連盟の特使を務めるアナン前国連事務総長が16−17日、モスクワを訪問する。アナン特使はロシアのラヴロフ外相と会談し、シリアに関するあらゆる議題およびシリア危機解決に向けたロシアのアプローチについて協議する予定だ。 なお会談では、先週行われたロシアとシリア反体制派の2つの勢力の指導者らとの接触について、アナン特使に情報が提供される見込み。シリア反体制派は政治対話を開始するための前提条件として、アサド大統領の退陣を求めている。数少ない情報によると、ロシアはこの要求を放棄するよう反政府勢力側を説得することが出来なかった。一方で反体制派はシリア政府に対する厳しい決議を支持するようロシア側に求めたが、失敗に終わった。 (転載終了) 同じく、アサド政権と友好関係にあるイランの、イラン・イスラム共和国・国際放送ラジオ日本語のサイトを紹介します。 http://japanese.irib.ir/news/item/30358-「シリア問題の解決に向けた会議を開催する用意がある」 (転載開始) 2012/07/15(日曜) 20:35 「シリア問題の解決に向けた会議を開催する用意がある」 イランのサーレヒー外務大臣が、「イラン政府は、シリア問題の解決のために、シリア政府と反体制派の会議を開催する用意がある」と明らかにしました。 サーレヒー大臣はアルアーラムチャンネルのインタビューで、イラン政府はシリア反体制派と会議を開催する用意があると表明し、「イラン政府は、シリア反体制派をイランに招待し、シリア政府と彼ら反体制派との協議のための、必要な条件をそろえる用意がある」と語りました。 また、シリア問題はシリア政府と反体制派のみで解決されるべきであり、外部から押し付けられるべきではない、と強調しています。 さらに、イランと国連と地域諸国の協力により、シリア危機の解決のための広範な協力が実現され、これに関する効果的な措置が取られることへの期待感を表明しました。 サーレヒー大臣は国連・アラブ連盟シリア問題担当のアナン特使が最近テヘランを訪問したことについて触れ、「シリア情勢は地域諸国や世界全体に非常に重要な問題であり、もし適切な措置が採択・実施されない場合、この問題はすべての国に悪影響を及ぼす可能性が高い」と述べました。 テログループはアメリカ、カタール、サウジアラビア、トルコなどの国の支援を受け、2011年3月よりシリアの一部の都市を情勢不安に陥れ、シリアの民間人や治安部隊を殺害することで、軍事介入の下地を作り出そうとしています。 (転載終了) ●双方の意見を聞かなければ、読者は判断できません。戦時中の日本も、アメリカ側の報道が世界中で一方的に行なわれたために、悪者にされたのでしょうね。 |