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シリア軍:武装テログループに大打撃を与えた作戦実行(ROCKWAY EXPRESS)
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/549.html
投稿者 HIMAZIN 日時 2012 年 7 月 15 日 00:05:59: OVGN3lMPHO62U
 

(回答先: シリア虐殺「軍関与」、アナン氏が安保理に書簡  読売新聞 投稿者 ダイナモ 日時 2012 年 7 月 14 日 19:06:23)

http://rockway.blog.shinobi.jp/Entry/770/

シリア軍:武装テログループに大打撃を与えた作戦実行

作戦後押収された武装テロリストらの武器

◆7月14日

 シリアでまた大量の死者が出た、ということで、それをシリア政府のした虐殺行為だと欧米メディア(と勿論日本メディア)が発表したが、実際はシリア政府軍による武装テログループ拠点への攻撃で、大量のテロリストが殺害されたことと、その拠点には誘拐されていた市民が殺害されていたのが、発見された、というのが真相のようだ。

 以下のサイトでも、欧米主流メディアの情報筋が得たいのしれない存在からの情報を事実としてニュースに仕立てあげ、それがコピーにつぐコピーで拡大生産されて世界に拡散されている、と指摘している。
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=31893

 それによると、CNNで以下のように報じているという:「ハマ市の活動家はCNNに対して、トレイムセ市にいる住民の目撃者は彼らに対して電話で、シリア軍が全面的攻撃を戦車と大砲で囲まれた市内にいる自由シリア軍に対して行った」とし、それが200名以上の市民の殺害につながったというのだ。

 この記事の問題点は、CNNが得たこの情報は、電話でハマ市にいる「活動家」に伝えられ、その「活動家」がそれをCNNに伝えた、という曖昧な情報をさも事実のように発表していることであり、しかも死んだ人間を「市民」として「武装テロリスト」とは言っていないことであり、その武装テロリストがこのトレイムセ市の住民を多く誘拐し既に殺害している事実を伝えていないことである。

 産経の記事では、軍の攻撃後「アラウィ派の民兵「シャッビーハ」が村を襲撃し、多くの住民を処刑した」と報じている。そして「住民のほとんどは、反体制派の主体である多数派のスンニ派である」と言っている。

 この記事の問題は、「反体制派側によれば」と、さも反体制派側の情報が信頼できるかのような前提で記事を出している点であり、また反体制派とスンニー派がさも同じことを意味するかのような書き方をし、トレイセムでの殺害された者たちがスンニー派の者たちだから、犯人はアラウィ派のアサド政府軍であり、親政府系の民兵だ、としていることだ。

 これ、すべて間違いである。既にシリアの問題は、世界的ユダヤ系主流メディアが事実と反対のことを情報として世界に流し、それをそのまま受け取る日本などの二流メディアが更にその嘘を拡大再生産している、という点にあることをずっとこのROCKWAY EXPRESSでは指摘してきた。今回もそのシナリオ通りの展開となっている。

 武器を取って政府軍に反抗する者たちは、反乱者となるから、当然政府軍は鎮圧をする。トレイセムの町が武装テロリストによって乗っ取られ、その救出のための今回の作戦で、特にテロリストの拠点地域に対して攻撃をし、市の解放作戦を実行したのが真相である。その後、その拠点には武装テロリストに従順でなかった市民らが既に殺されているのを政府軍が発見したのである。その事実の詳細を一切無視して、政府軍が市民を200人以上虐殺した、と報じたのが欧米ユダヤ系主流メディアである。

 国連の潘基文事務総長は、安保理など国連加盟国に対し「集団的な断固とした措置を求める」との声明を出した、と相変わらず欧米側の情報のシナリオ通りの動きをして、お馬鹿ぶりを発揮している。このままではこの狂った世界はもうしばらく続きそうである。しかしそう長いことはない、と思いたいし、そう思われる。2012年も後半に入り、世界の天変地異と経済悪化がいよいよ顕著になりだしているからだ。


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●シリア軍:武装テログループに大打撃を与えた作戦実行
http://www.sana.sy/eng/21/2012/07/13/431278.htm
【7月13日 SANA】

 軍情報筋は13日、ハマ地区のアル・トレイムセ市に対し12日朝、軍部隊が「精密な作戦」を行った、と語った。その目的は、そこが武装テログループの集合場所であり、また彼らの指導者らの居場所であり市民を誘拐し拷問する際に後方基地となっている場所のため、そこを壊滅状態に追いやることであった。

 この作戦は、このアル・トレイムセ市の住民からの嘆願に対する対応としてなされたものだ、とこの軍情報筋は語った。アル・トレイムセ市は、武装テログループの様々な犯罪行為に晒されてきていた。その犯罪の中には殺害、住居の爆破なども含まれる。

 この作戦はモニター活動と正確な情報を市民の協力を受けながら検討した後に実行された。

 この武装テログループの拠点は破壊され、多くのテロリスト・メンバーがこの作戦で殺害されたと情報筋は語った。また大量の武器と書類も押収された。その中には一つのトルコ国籍も含む非シリア人のパスポートも含まれている。

 この軍情報筋は、押収した武器の中には、機関銃45丁、NATO狙撃銃13丁、RPGロケットランチャー9基、BKCマシンガン7丁、迫撃砲3基、手製ロケット3個、空気銃14丁、拳銃10丁、迫撃砲弾24発、RPG弾32発、機関銃弾倉53個、狙撃銃弾倉30個、爆弾8個、手りゅう弾10発、起爆装置 150個、狙撃銃弾1500発、BKCマシンガン銃弾5000発、機関銃弾4200発、拳銃弾丸500発、ガスマスク7個、プリズム双眼鏡5個、無線衛星装置25機、シールド30個などで、その他にも爆発物を作る原料、爆発物、大量の火薬、TNTテンプレート、C4原料、軍装品、盗難車、登録免許などがある、と語った。


押収された武器


 この武装テログループへの作戦後、拠点を調べると誘拐されていた住民の多くの死体を発見したとこの情報筋は語った。

 情報筋は軍は市民の防衛のため、そして武装テロリストに対抗するため常に出動できる態勢にあり準備できていると強調した。

 またこの軍情報筋は武装テロリストの拠点のありかを特定してくれ軍に協力してくれた住民に対する感謝の念を表明した。

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2012/07/14 (Sat) 戦略
 

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コメント
 
01. 2012年7月15日 08:48:18 : DcxDg6lzRM
その通りなんだがポチ公ダイナモは既成事実化さえしてしまえばそれが真実とばかり、せっせと欧米主流メディアのガセ情報を鵜呑みにする日本のアホ通信社の記事を貼り付け投稿している。

中東アラブで世俗主義体制を採る国家で特定の宗派が他宗派を牛耳っているなんてことはない。
というより特定宗派が他宗派を牛耳る火種が根底にあるからこそ世俗主義体制を採っているわけであり、治安機関がより微細により過剰にそういった火種を潰すべく強力に治安に当たることはありうるし、時にやりすぎとも非人道的だと欧米の人権活動家から批判されることもある。
そういう批判は容易だ。
世俗体制の国では他の湾岸イスラム国家体制の国よりそれでも宗教上の自由、男女の社会参加について格段に解放されているがそれでも西欧基準の民主主義という視点から見れば遅れている。
だから西欧の人権団体はそこを突き批判する。
しかし同時に湾岸イスラム国家体制では世俗主義体制の国より遥かに遅れた中世然とした体制を非難することはもっと容易なはずだが、何故だかそれを槍玉に挙げることはほとんどない。

これを二重基準という。
この二重基準はイスラエルに対しても適用されている。
曰く、「イスラエルがパレスチナ人を仰圧しているのは事実だしアラブの土地を不法占拠していることは許されない、しかしイスラエルは中東アラブ地域の中で唯一欧米の民主主義を採る国だ。あまり声高にイスラエルを批判すると民主主義国家である利点を否定することになる。」
だが二重基準の意味は民主主義の価値云々などではない。
要するに欧米、特にアメリカの利害に合致さえしていればどんな体制であろうが目こぼしするという意味である。
シリアでは憲法改正手続きが国民投票により可決され、西欧の民主主義に更にぐっと近づいた。
アサド体制も国民投票により変えられるようになった。
なのに欧米は民主主義手続きを無視しテロルと暴力により体制を妥当すべきだと、このような美点に一切触れもせずデタラメな情報を振りまいている。

シリア報道で笑うしかないのは湾岸イスラム国家の首長や王族どもがシリア体制を民主的でないと批判、非難していることである。
これこそが一連のアラブの春の欺瞞を簡潔に表している。
アルジャジーラがアラブで果たした役割がまだアラブに措いて生きているなどと倒錯した考えを持つ日本のジャーナリストがいるし、アムネスティやヒューマン・ライツ・ウォッチの情報が世界の人権仰圧の告発に役立っていると思い込んでいるジャーナリストもいる。
それを錦の御旗に掲げ、嘘情報を隠そうと必死の人道犬ポチダイナモもいる。

体制側情報は嘘で反目する反体制側の情報こそが真実だなどという陳腐な図式に囚われている限り、二重基準は形を変えて生き続ける。
反対に仰圧は固定化さえされる。事実、湾岸イスラム国家の民主的なデモは苛烈な治安活動により絶え絶えになっている。
人権活動機関が申し訳程度に情報を出しても誰も目にとめない。気にしない。
イスラエルによるパレスチナ人仰圧、アラブの土地不法占拠についてもまったく同じだ。
左翼は人権と民衆という表看板がある限り、自分たちのレゾンデートルは有効だと死に絶えた革命に色気をみせ、テロルを民衆の反抗手段として是認する愚かな帝国主義の買弁屋に成り下がっている。
まったくサッチモの歌うWhat a Wonderful Worldだ。
マイケル・ムーアは自身が制作した映画でアメリカが引き起こしてきた戦争と虐殺にこの曲を使用して皮肉ってみせたが、中東で同じことが行われている。

What a Wonderful World.http://www.youtube.com/watch?v=mVw5HKanadw


02. 2012年7月15日 19:30:32 : faITbSsRvw
シリア最大級の虐殺を伝えた新聞記事の発信元は、ダマスカス=読売(唯一シリア国内)・エルサレム=毎日・サンケイ=カイロ・朝日は電子版では不明。これでは、正確な情報はつかめないだろう、昔は中東の記事といえばキプロスのニコシア発が多かった。

平時なら200人の人が殺されば、すぐに警察(治安機関)が現場に急行して現場検証を行い容疑者の捜査と逮捕に動くだろうが、時は内乱状態で誰もが武器を所有している。どさくさに紛れていかなる組織の誰が命令してたのか、また、本当に虐殺があったのかも分らない。従って、この手の情報は双方のプロパガンダ戦に利用される恐れがあり、暫く様子を見た方がいいだろう。

シリアからヨルダンに亡命した(とされる)ミグー21戦闘機やトルコ軍のF4機撃墜(?)の件もあるし。シリア国内やアメリカ・イスラエル・フランス・イギリス・ロシアなどから真偽の分らない情報が、日々発信されているのが現実だと思う。


03. 2012年7月15日 22:28:38 : SuHVWfSgk2
この件について、アサド政権と友好関係にあるロシアの報道機関、「ロシアの声」日本語サイトからの情報を転載する。

(転載開始)
http://japanese.ruvr.ru/2012_07_15/shiria-tairyou-satsujin-chousa/

シリア大量殺人 調査を求めるロシア

15.07.2012, 14:41
© Collage "The Voice of Russia"

ロシアはシリアのトレイムセで起こった大量殺人について調査するよう求めた。 ロシア外務省のルカシェヴィチ報道官は、ロシアはこの悪事が平和の模索ではなく、シリアに内戦の種を蒔こうとしている勢力にとって都合がいいことを確信しているとの見解を表した。

大量虐殺は12日、ハマ近郊で起こった。何者かが一般市民を銃殺し、50人から200人が殺害されたと伝えられている。なおシリア紛争の当事者らは、たがいに罪を着せあっている。最近2ヶ月の間にシリアのフラやクベイルで起きた大量虐殺も解明されていない。専門家らは、これがシリア政府によるものだという証拠を持っていない。だがシリア反体制派は、シリア政府による犯行だと主張している。

これを受け米国、フランス、英国は、外部からの武力行使を可能とする国連憲章第7章に基づくシリア決議案を採択するよう呼びかけた。国連安全保障理事会には現在、シリアに関する決議案が2つ提出されている。1つはロシア、2つ目は英国、ドイツ、米国、フランスが提示したものだ。これを巡り、各国の激しい外交対立が予想されている。ロシアはすでに対シリア制裁を強化する西側の決議案を支持しない意向を表明した。なお中国もロシアと同じ立場を表している。ロシアは、シリアでリビアのシナリオを繰り返す恐れのある決議案を無理に押し通さないよう西側に警告した。国連のシリア停戦監視団の活動が停止された場合、シリアではリビアのシナリオが繰り返される恐れがある。

ロシア科学アカデミー東洋学研究所のザヴャゲリスカヤ専門家は、ロシアは20日に期限を迎えるシリア停戦監視団の活動期限延長を求めていると指摘し、次のように語っている。

「ロシアの立場からすれば、期限が延長され、監視団が滞在を継続することが重要になります。その監視団が抑止力を発揮することは疑問ですが、少なくとも客観的な情報を提供することができます。実際、シリアは情報封鎖の状況にあり、何が起こっているのかを知ることは困難です。誰がどのような行動に責任があるのか、知ることは困難ですが、内戦が発生している以上、それは当然です。内戦状況のなかで、客観的な情報を得ることは困難なのです。その意味で監視団は必要不可欠なのです。」

シリアに関する国連安保理の会合を前に、国連とアラブ連盟の特使を務めるアナン前国連事務総長が16−17日、モスクワを訪問する。アナン特使はロシアのラヴロフ外相と会談し、シリアに関するあらゆる議題およびシリア危機解決に向けたロシアのアプローチについて協議する予定だ。

なお会談では、先週行われたロシアとシリア反体制派の2つの勢力の指導者らとの接触について、アナン特使に情報が提供される見込み。シリア反体制派は政治対話を開始するための前提条件として、アサド大統領の退陣を求めている。数少ない情報によると、ロシアはこの要求を放棄するよう反政府勢力側を説得することが出来なかった。一方で反体制派はシリア政府に対する厳しい決議を支持するようロシア側に求めたが、失敗に終わった。

(転載終了)

●公正に報道しようとする姿勢がうかがえます。毎日、チェックする必要がありそうです。
http://japanese.ruvr.ru/


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