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オスプレイ 危険すぎる真実 米元主任分析官が本紙に証言/沖縄県民の要求は当然
「しんぶん赤旗」 日曜版 2012年07月15日号
日米両政府が「安全だ」と繰り返す米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイ―。米国防総省の国防分析研究所で同機の分析に携わったレックス・リボロ元主任分析官が本紙のインタビューに応じ、断言しました。政府の説明は「真実ではない」と。
ワシントンで小林俊哉記者
プロペラの向きを変えてへリコプターのようにも固定翼機のようにも飛行するオスプレイ。事故が相次ぐ欠陥機と批判されているのに、米軍は日米安保条約を盾に配備を狙い、沖縄をはじめ全国で低空飛行訓練を計画。住民や自治体が不安におびえ、強い抗議の声をあげています。
安全性をめぐる焦点の一つが、同機の二つのエンジンが故障した際、安全に着陸できない―という問題です。
日本政府は、エンジンが停止しても“固定翼モードに移行して滑空するか、ヘリコプターモードに移行しオートローテーション(自動回転)で緊急着陸するので安全だ”といいます。自動回転とは、降下の際に生じる空気の流れで回転翼(プロペラ)が回り安全に着陸する機能のことです。
試験すらできない
これに対し、リボロ氏は証言します。
―ヘリモードで故障した場合、固定翼モードヘの変更はマニュアルで「禁止されている」
―ヘリモードで自動回転機能が発揮できるかは「危険すぎるため実証する試みさえされていない」
「600b以下の高度でエンジンが故障したら操縦不能になり死亡事故につながる」と強調し、こういいます。
「沖縄の方々の懸念は理解できます。海兵隊と日本政府が真実を話さず、ウソをつくなら、もう信頼できない。こういう気持ちが沖縄で起こっていることでしょう。県民が真実を要求するのは当然です」
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