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(回答先: オスプレイ 緊急着陸/米南部 飛行中 機体に故障(しんぶん赤旗)/危険なオスプレイの配備は、絶対反対! 投稿者 gataro 日時 2012 年 7 月 12 日 16:59:58)
もとの文章でくらべてみてください。主要部分は明らかに、引き写しです。
実質的に違っているのは、防衛省のほうには「・・・滑空するか、垂直離着陸モードに移行してオートローテーションを行うこととなります」、と付け加わっているところだけです。
政府がインチキ資料をつくるということは、それだけでも、やましいところがあるんだと分かります。
◇『MV-22オスプレイ −米海兵隊の最新鋭の航空機− 防衛省』
出処: http://www.oki-kan.net/pdf/MV22/01_MV22.pdf
(その9頁)
質問 飛行中に両方のエンジンが故障した場合、オスプレイはどうするのですか?
◎MV-22は、片方のエンジンが故障しても、もう一方のエンジンのみで両翼のローターを回転させ、飛行を継続できるよう設計されていますが、1つのエンジンのみ停止した場合にも、パイロットは可能な限り早く予防着陸を行うことになっています。
◎また、2つのエンジンは離れた位置にあり、同時に損壊する可能性が極めて低くなるよう設計されています。
◎したがって、2つのエンジン出力が完全に停止する状況はほとんど考えられず、実際、これまで10万飛行時間以上において、エンジン出力の停止が原因となって緊急着陸が必要になったことはありません。(2012年4月時点)
◎しかし、万が一2つのエンジンが停止した場合の緊急着陸の際、その時の飛行状態に応じて、<固定翼モードに移行して滑空>するか、<垂直離着陸モードに移行してオートローテーション>を行うこととなります。(<>は原文では下線強調部分)
◇比較:ボーイング社のパンフレット "V-22 Osprey 2010 Guidebook"
http://www.boeing.com/ospreynews/2011/issue_01/final_8jun2010_179638.pdf
Myth: The V-22 is unsafe because it can’t autorotate
Fact: The V-22 is a tiltrotor and does not rely on autorotation for
a survivable power-out landing. The wide separation of the
engines and the ability to drive both rotors with one engine
make a power-out landing extremely unlikely. However, if
required, the V-22 can glide for a predictable run-on landing in
airplane mode, much like a turboprop.
広まっているうわさ: V-22はオートローテートできないから、安全でない。
事実:
V-22は可倒ローター機で、エンジン停止のため緊急着陸する時にもオートローテイションに頼ることはしていません。
2基のエンジンは互いに十分距離をもって配置されているし、エンジン1基でも両方のローターを回せるのですから、エンジン停止のため緊急着陸するということは、ほとんどありそうもないことです。
しかし、もしそれでもエンジン停止下の緊急着陸をしなければならないとなれば、V-22は水平翼モードで滑空し、コントロールを保ったまま滑走スタイルの着陸をすることができます。ターボプロップ機とまったく同じです。(26頁)
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