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オスプレイ配備 森本防衛相は「ガキの使い」か!?
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2012/7/2 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
米軍の新型輸送機MV22オスプレイの配備を巡り、森本敏防衛相が30〜1日、沖縄、山口両県を訪れ、仲井真弘多知事や県内市町村の首長らと会談し、理解を求めた。
森本といえば、防大卒で、元航空自衛官。その後、安全保障の論客として鳴らした専門家だ。地元に出向くからにはそれなりの材料を持って、説得するのかと思っていたら、完全に裏切られた。
「県民の反対意見を大臣がどう考えているのかを知りたかったが、答えは0点。突然、那覇に呼びつけて、一体なんだったのか」とカンカンだったのは東肇・宜野座村長。山口県の二井関成知事は「なし崩し的で姑息だ。手続きが今のまま続くのは反対だ」と切り捨てた。
地元のこうした対応は当然で、森本は地元の反応を「首相に伝える」と言っただけ。さながらガキの使いで、地元が懸念している安全性の問題点について、なんら釈明できなかったのである。
◆「セレモニー訪問」に地元はカンカン
これじゃあ、何のための民間大臣なのか。テレビでは口八丁だが、正体見たり、と言いたくなる。
「森本さんだって、オスプレイが安全ですとは言えないのですよ。オスプレイにはエンジン停止の緊急時に、降下の際に受ける気流を使って回転翼を回し、安全に着陸するためのオートローテーション機能が利かない欠陥がある。ヘリコプターから飛行モードに切り替えようとしても12秒かかり、高度がなければ、その間に墜落してしまう。専門家が指摘し、沖縄のメディアも詳しく報じている事実です。それでも森本さんが配備に前のめりになるのは『日米安保こそが絶対』という信奉者だからです。森本さんは防大卒で航空自衛官になったが、直後に外務省アメリカ局安全保障課に出向。その後、正式に外務省に入っています。軍事の専門家でもなく、外交の人です。米国の言いなりで配備を勝手に進められたら、地元はたまったもんじゃありません」(軍事評論家・神浦元彰氏)
野田政権はオスプレイを10月に沖縄で本格運用すべく、準備をしている。米国が正式通告してきたからだ。森本の地元訪問は地ならしのためのセレモニーだ。米国は「安全性が確認されるまでは運用を控える」とか言っているが、事態はどんどん進行中。森本はそのアシスト役だから、どうにもならない。
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