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【モスクワ大前仁、ニューヨーク草野和彦】ロシアは27日、主要国外相がシリア情勢の打開策を話し合う「連絡グループ会議」(30日、ジュネーブ開催)に出席する意向を明らかにした。
ロシアはアサド政権に強い影響力を持つイランを会議へ招くべきだと主張してきたが、米国がイラン参加に難色を示していたうえ、アナン国連・アラブ連盟合同特使(前国連事務総長)が27日、「イラン抜き」の開催を発表。ロシアも「イランが参加すれば有益だったが、これにより会議が開かれなかったり、何も決められなかったりするわけではない」(チュルキン国連大使)と、受け入れる考えを示した。
国連事務総長のネサーキ報道官は27日、連絡グループ会議の後にアナン特使がイラン側に内容を説明し、「継続的な関与を確認する予定だ」と発言。間接的ながらもイランを同会合にリンクさせたいアナン氏の意向を示唆した。
シリアでは政府側と反体制派の戦闘が拡大・激化。特に、周辺国からの武器の供与を受けているとされる反体制派の戦闘能力が向上しており、状況は「新段階」(国連シリア調査団のピネイロ団長)に入っている。
反体制団体「地域調整委員会」によると、27日のシリア各地の死者は、子ども20人を含む104人に達した。地域別では北部イドリブ県が最多で42人に達し、首都ダマスカス近郊でも15人が死亡した。
一方、ロシア大統領府によると、プーチン大統領は27日、トルコのエルドアン首相と電話協議し、シリアによるトルコ軍偵察機撃墜について「入念に調べる必要がある」と冷静な対処を呼びかけた。
北大西洋条約機構(NATO)が加盟国トルコ軍機に対する攻撃を受けて、シリア非難の声明を出したことから、NATOの出方をけん制する狙いも含まれている模様だ。
http://mainichi.jp/select/news/20120628k0000e030154000c.html
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