http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/486.html
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2012年6月22日の報道で、シリア軍の殺人部隊「シャビハ:Shabiha]の一団25人(26人とも)が、シリア北部アレッポ:Aleppoで反政府側から攻撃され、全員殺害された映像が西側に流れた(遺体が多く写っているので閲覧注意)。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=0tE4ax3NTPs#t=20s
住民虐殺の主犯グループのシャビハが捕まり、処刑された映像は過去にもあったが、一度に25人と言うのは初めてだろう。西側に流す意図としては、シリア政府が、反政府組織が住民を殺害していると報道することへの反論だろう。映像を見たマスコミからは「全員がシャビハだという確証はない」とコメントされているが、私服と軍服姿の混じった遺体に対し反政府側は「全員がシャビハであり、我々は、シャビハとシリア治安部隊を区別しない」とコメントしている。つまり、どちらも住民虐殺の首謀者だと言っている。参照記事
http://www.globalpost.com/dispatch/news/regions/middle-east/syria/120622/syria-25-killed-in-aleppo
22日には、トルコ空軍の戦闘機RF−4Eがシリアの水域上空に出たところで撃墜された。シリア外務省のジハード・マクディシー報道官は声明の中で、撃墜は「暴力的」なものではなく、撃墜した軍機のパイロットは戦闘機がトルコのものであることを知らなかったと述べていたが、その後の報道では、攻撃はシリア軍の高射砲だったと言っている。参照記事 そして24日、一部で、シリア政府が撃墜はミスだったとして、トルコに謝罪したという記事も流れたが、これはトルコ側が流したデマだという推測もあり、トルコ空軍機が撃墜されたという事実だけが残った。
これは、今後の局面を変えるほどの重大な問題で、これによりNATO軍は、シリアがNATO条約の集団自衛権に抵触したとして、国連に遠慮することなくシリアを攻撃できる口実を得たことになるという。確かにトルコはNATO加盟国だ。
すでにロシアは、いったんシリアに送った軍用ヘリを自国へ引き返す処置を取り国際非難を避け、相変わらず中国は沈黙している。やはり、国連や欧米からの反発を懸念しているのだろう。24日の報道でロシアはシリアに「アナン提案を守れ」と説得していると公表しているが、もうダメモトで言っているとしか思えない。シリア軍は今日も、市民への砲撃を続行している。監視団の報告では、シリア軍の砲撃での市民の犠牲者は、6月18日94人、19日62人、20日88人、21日168人、22日116人、23日116人となっている。Damascus, Homs, Aleppo, Idlib 、Daraaで紛争が起きていて、去年3月からの市民の犠牲者は1万5千人に上っている。 参照記事
http://english.ruvr.ru/2012_06_24/79126476/
2012年6月24日:トルコは、撃墜されたジェットは、トルコ側のレーダーと防衛システムの演習で、シリア沖20キロ13 milesの国際空域 を飛行中だったとシリアを非難し、さらにジェットは何の作戦にも参加してなく武器は一切搭載していなかったと主張。パイロット二人はまだ見つかっていない。 トルコのアフメト・ダウトオール Ahmet Davutoglu 外相は、トルコ軍機がシリア対空防衛軍によって撃墜されたことについて、地中海上の国際空域で撃墜された後、シリア領海内に墜落したと語り、トルコのカリン補佐官はツイッターのなかで24日、「シリアは国際法に違反した」と書き込んだ。残骸は24日、シリア沖1300mの海底で確認された。
http://blog.livedoor.jp/nappi11/archives/cat_62524.html
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