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ロシア艦隊:対空・対艦ミサイルをシリアに供給 (ROCKWAY EXPRESS)
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/463.html
投稿者 メジナ 日時 2012 年 6 月 18 日 18:21:20: uZtzVkuUwtrYs
 

ロシア艦隊:対空・対艦ミサイルをシリアに供給
 2012/06/18 (Mon) :(ROCKWAY EXPRESS)


大型上陸用艦艇

ロシアのBSF大型上陸用艦艇


◆6月18日

 G20の会合でプーチンとオバマ両大統領がシリア・イラン問題を話し合う予定である。その結果次第で、シリアの問題が激化するか沈静化するか、が決まるようだ、とイスラエルの軍事情報機関関連サイトのデブカファイルが伝えている。

 合意失敗の際のシリアの防衛力強化の必要性からか、ロシアは黒海艦隊を使って最新防衛兵器をシリアに供給しているようだ。またその兵器の操作の為の要員もシリアに送っている、という。

 このように、イスラエルの情報関連筋では、シリアの問題を、欧米・湾岸アラブ諸国のシリアに対する軍事介入問題として既に扱っている事を見ても、彼らの狙いが、シリア内でのゲリラ的テロ行為の増大から内戦状態に持って行き、「人道的観点」からと称する欧米・湾岸アラブ諸国によるシリアに対する軍事介入、アサド政権の転覆、親欧米政権の樹立、という筋書きを持っている事が分かる。

 ここで断固プーチンが譲らねば、オバマの方が譲歩するだろう。そしてプーチンが譲る事は考えられないので、結局シリア問題は、オバマの譲歩を契機として、収束に向かうものと期待したい。そうなった場合、事態は逆に反転した方向に向かうかもしれない。つまり、湾岸アラブ諸国内での「アラブの春」の再燃である。天に唾したものが、その結果を身に受けるようになる、ということだ。

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ロシア艦隊:対空・対艦ミサイルをシリアに供給
 【6月17日 DEBKAfile】

 ロシアはG20でオバマ大統領とプーチン大統領が会談に入る前に、シリアに飛行禁止空域が設定されぬよう、あるいは地中海沿岸にあるタルトス港に他国の軍艦が入らぬよう、シリアに最新式兵器を送ろうとしている。

 アメリカ国防総省筋は15日、ロシアの小艦隊がタルトス港に向かっている事を明かしたが、デブカファイルの軍事・情報筋は、タルトス港に向かっているのは、ロシアの海兵隊を運ぶ上陸用舟艇艦隊であることを発見した。一隻の上陸用舟艇は250名の海兵隊員と500トンの装甲車を運べる。

 またシリアの空港にはロシアの貨物機がシリア軍用の最新鋭の兵器を運んでいる。パンツィールS1対空ミサイル:高度1万2000メートルを飛行する戦闘爆撃機や巡航ミサイルを撃つことができる:バクM2−自己推進中距離対空ミサイル(NATOコードネームはSA-11);高度1万4000メートルを飛行する航空機を撃つ事ができる:沿岸設置型の対艦ミサイルシステム;300km沖合いの艦船を撃つ事ができる。

 ロシアは欧米とアラブ諸国がシリアに飛行禁止空域を設定しようとする事を阻止し、地中海からの海上攻撃を撃退する為に必要な武器を、アサドと彼の政権、軍に与えている。

 シリアの部隊はこれらの最新兵器の取り扱いの訓練は受けてきていない為、これらの兵器にはロシア人の技術チームが操作のために一緒にやってきているだろう。もっとも彼らは「教官」とされるであろうが。

 ロシアはアサド政権の支援のための軍事介入を隠そうとはしていない。

 ロソボロネクスポート(ロシア兵器輸出局)局長のアナトリ・P・イサイキンは16日、「これらの兵器は防衛兵器としては本当に優秀なもので、空海からの攻撃に対し信頼に値する防衛力を発揮する。これは脅しではないが、攻撃を考えている者はよく考えるべきである」と語った。

 17日、ロシア参謀本部内の情報筋はイタール・タス通信に対し、「海兵隊を乗せた大型上陸用艦艇を含むロシアの黒海艦隊のいくつかの艦船は、この艦隊の受け持つ範囲にあるロシアの兵站基地であるシリアのタルトス港の防衛が必要になる場合に備えて、いつでも出航できる態勢にある」と語った。

 ワシントンの情報筋は、ロシアと湾岸諸国は、G20の会合で欧米とアラブの同盟国家がシリアに対する軍事介入をするかどうかで、米ロ両大統領がうまく解決してくれる事を期待している。

 シリアとイランの問題で両大統領の間に合意ができれば、この軍事介入の計画は頓挫するし、合意に失敗すれば軍事介入へのペースは速まるだろう、と言う。


元記事リンク:http://rockway.blog.shinobi.jp/Entry/751/


 

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コメント
 
01. 2012年6月18日 19:47:18 : sUpHQ8Q75g
1年前ならともかく
大統領選を半年後に控えたオバマが

米軍人が
アフガンやイラクでの正義無き戦い
いやハリバートンなど油堕菌企業を儲けさせるための戦争ビジネス
の犠牲となることへの疑問や怒りの拡大を無視して

シリアへの介入に踏み切れるだろうか

ロシアが出てきてくれて実は安堵してるんじゃないだろうか
ロシアとの衝突を避けるという言い訳が使えるようになったのは大きいだろう


02. 2012年6月18日 21:12:15 : l1NPjWZAfD
シリアに対する介入はアメリカよりイギリスの鼻息が荒く、サウジよりカタールが介入の欲が強い。
ロシアもそこのところはよく理解しており、サウジとカタールに過ぎたオイタは身の破滅を招くと暗に強い警告を発している。
メドベージェフ時代ならロシアはリビアを見捨てたが、もしプーチンであったならそんなことはしなかっただろう。
プーチンはシリアをリビアの二の舞には決してしないと決意している。
この記事が示すとおり、これはプーチンの決意を見せ付けたものと理解すべきだろう。

03. 2012年6月19日 00:07:45 : SuHVWfSgk2
前田進様のブログ「日本と地球の命運」が更新されました。シリア情勢について取り上げています。勝手ながらリンクさせていただきます。

(転載開始)
http://gold.ap.teacup.com/tatsmaki/90.html

NATOのシリア軍事侵攻切迫で シリア・イラン・露・中が共同大演習を実施へ
2012.6.18

Gidepark.ru2012.6.18の報道によれば、国連監視団は、外へ出るな、家の中に留まれ、という命令を受けた。6月16日中にシリアへのNATO軍事侵攻が迫ったという警告が流れている。

こうした情勢下で、最新ニュースが入った。シリア・イラン・露・中はシリア国内と地中海のシリア沿岸での共同作戦実施を準備中である。

中国海軍の12隻の艦隊は、6月最終週にロシア海軍の基地があるシリアのTartus港へ到着するため、スエズ運河の責任ある当局から通過の許可を歴史上初めて得た。

アラブのInterNet情報によれば、この4ヵ国の共同演習には、9万以上の将兵、約400の軍用機、約900の戦車が集結する。この演習は中東の歴史上最大規模になる。

ロシア黒海艦隊は、シリア沿岸への運航準備命令を受領した。ロシア空軍部隊は、空からのありうる攻撃を撃退する援護の用意をしている。

事態は、共同演習の必要性を引き起こした原因が消失するため、演習情報が近い時間内に否定されるという風に一路発展するのか、それとも…、とGidepark.ruは情勢改善への期待と共に、情勢悪化への不安も示唆している。

米英仏等のNATO軍の目的は、リビアのあと、当面シリア、イランの石油資源奪取と中東の帝国主義的再分割と、さらにロシアの石油資源奪取とロシアの帝国主義的再分割である。そのため、彼らは第3次世界大戦を目指している。

NATOは、ギリシャ・スペイン・ポルトガルから勃発する切迫したEUの金融大恐慌と米国への連動、世界大恐慌への発展を、中東の帝国主義的再分割戦争で乗り越える軍事冒険主義の途に狂奔している。

この計画は、シリア売国勢力への軍事・経済支援による内戦の自作自演から、国連安保理の枠外でのNATOによるシリアへの公然たる軍事侵攻への転換であって、公然化したシリア侵略戦争の強行である。それは絶対阻止しなければならない。

(転載終了)

●NATOは、第三次世界大戦を起こすつもりのようだ。しかし、舞台は中東だ。これは明らかに、ハルマゲドンを狙っていると断言できる。


04. 2012年6月19日 17:13:03 : 8G80F8zjc6
 NATOがシリアを軍事占領すれば次は総仕上げのイラン攻略だ。
石油が待ってるぞ。

 NATO諸国の経済はガッタガタ。ここで一発戦争起こして需要喚起、石油資源略奪、自由と民主主義を中東に広げる。十字軍さながらの陶酔だ。
シリアを占拠すればイラクを通ってイラン攻撃の陸上補給路の確保が出来る。
 自由と民主主義を訴えたらイスラム当局に弾圧されたとドコからともなく被抑圧人民が涌いてきて、神が彼らを義として嘉するが如く天から武器が降ってきて、猫を抱えた加齢臭のオヤジがNATOを持ち上げる。
 ところがNATO軍はあちらこちらと手を広げすぎた。今まで倒壊寸前の政府を、まず自由と民主を求める人民と称する傭兵、戦争会社従業員を送り込んで、NATO正規軍の圧倒的な兵力、火力で打倒するという作戦は上手く行かないだろう。
 少しでも戦いが長引くと直ぐに補給の問題が生ずるし、補給線が長くなりすぎると非常に効率が悪くなる。今までどこもNATO軍に正面切って反対しなかったが今度はロシアが出てきた。持久戦になってあの広大なペルシャ帝国の末裔をやっつけるというのは妄想の類だ。
 食い詰めた十字軍は今回も負ける。


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