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「シリアでの体制転覆工作の裏で進めていたプロパガンダの嘘が発覚する中、米軍はシリア攻撃の準備を完了、それに対してロシア軍は特殊部隊をシリアへ派遣へ 」
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201206170000/
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アメリカ軍はシリアを攻撃する準備を終えたと伝えられている。これまでアメリカ、イギリス、トルコ、サウジアラビア、カタールなどの国々がシリアへの軍事介入を主張してきたが、状況は切迫しているようだ。
時間が経つにつれ、NATO、湾岸産油国、反政府軍が発信する偽情報が発覚、化けの皮がはがれてきた。こうしたことを考えると、本格的な軍事介入を開始するために残された時間は長くないかもしれない。
アメリカの場合、ジョン・マケイン上院議員やジョー・リーバーマン上院議員のようなネオコン(親イスラエル派)、あるいは戦争ビジネスを背景に持つヒラリー・クリントン国務長官が好戦的な発言を繰り返してきた。軍やバラク・オバマ大統領は消極的な発言をしてきたが、ここにきて軍事侵攻する決断をしたようなのだ。そのためにも、邪魔な国連の停戦監視団は撤退させる必要があるわけで、反政府軍は追い出しにかかっているようである。
勿論、こうした勢力がシリアへの軍事介入を主張している理由を「民主化運動の弾圧」に求めることはできない。サウジアラビアなど湾岸の産油国は中東/北アフリカで最も反民主的な地域であり、そうした国々と手を組んだ「民主化」などありえない。アメリカにしろイギリスにしろ、監視システムが強化され、ファシズム化が推進されている。(こうした話は本ブログでも触れているので、ここでは割愛する。)
そもそも、2007年の時点で、調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュは、ジョージ・W・ブッシュ政権がサウジアラビアなどの国々と手を組み、シリアやイランを攻撃する秘密工作を始めたと警告している。
また、ウェズリー・クラーク元欧州連合軍最高司令官によると、ニューヨークの世界貿易センターやペンタゴンが攻撃された2001年9月11日の直後、ジョージ・W・ブッシュ政権は攻撃予定国をリストアップ、そこにはイラク、イラン、シリア、リビア、レバノン、ソマリア、スーダンが載っていた。現在、このリストに従って事態は進行しているようだ。
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ヒズボラの指導者ハサン・ナスラッラーが推測しているように、ネオコン、イギリス、湾岸産油国などはシリア、イラン、リビア、そしてイラクなどイスラム世界を細分化して支配しようと考えているかもしれない。
こうした動きの中、ロシアはシリアにある自国の海軍基地を守るために特殊部隊を派遣すると言われている。NATO/アメリカ軍はリビアと同様、空爆でシリア軍を殲滅するつもりかもしれないが、化学兵器を確保するために地上軍を投入することも考えられ、状況によってはアメリカ軍とロシア軍が衝突する展開も否定できない。
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情況切迫か。
ここ数週間で中東のいや世界の趨勢が決まるかも。
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