市民への弾圧が続くシリア情勢を巡って、国連などの特使を務めるアナン前事務総長は７日、国連総会の緊急会合に出席し、シリア中部で６日に新たな虐殺が起きたと報告し、アサド政権は停戦案を守っていないと厳しく非難しました。

シリア情勢を巡る国連総会の緊急会合では、はじめに、アサド政権と反政府勢力の対立によって命を失った犠牲者を悼んで１分間の黙とうがささげられました。このあと、国連などの特使を務めるアナン前事務総長がシリアの最新情勢について報告し、「子どもや女性を含む何十人もの市民が６日、新たに虐殺された」と述べて、シリア中部のハマ近郊の村で起きたと住民が訴えている虐殺を厳しく非難しました。さらに「アサド政権が合意したはずの停戦案は守られていない」と述べ、政権側の支援を受ける武装勢力が残虐な暴力行為を繰り返していると危機感をあらわにしました。

アナン前事務総長は、そのうえで「国際社会は一つとなり、行動を起こすときに来ている」と述べ、危機の克服に向けて国際社会に一層の連帯を呼びかけました。国連ではこのあと、日本時間の８日午前４時すぎから安全保障理事会がシリア情勢に関する非公式会合を開始し、アメリカなどが主張するアサド政権に対する制裁措置の可能性についても協議するものとみられます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120608/k10015688461000.html
　

コメント
01. 2012年6月14日 21:32:57 : SuHVWfSgk2 まるでユーゴスラビア戦争のボスニア・ヘルツェゴビナみたいになってきたな。あの当時も、ロシアと友好関係にあるセルビア人勢力が、一方的に悪者にされていた。大虐殺などと言うのは、国際金融寡頭勢力によるプロパガンダだ。 自由シリア軍など、欧米の作り上げた軍事組織である。よっぽど豊富な資金があるのだろう。誰が支援しているのか。背後関係を調べれば、欧米代理勢力なのは明白だ。政府軍と戦い続けられるだけの武器弾薬を誰が供給しているのか。 我々は、国際金融寡頭勢力と戦うシリアのアサド政権と、彼らを支えるロシアを応援する。

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます（表示まで20秒程度時間がかかります。）
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映　通常 ｜動画・ツイッター等 ｜htmltag可（熟練者向）
（タグCheck ｜タグに'だけを使っている場合のcheck ｜checkしない）（各説明）

（←ペンネーム新規登録ならチェック）
↓ペンネーム（2023/11/26から必須）

↓パスワード（ペンネームに必須）

（ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。）
↓画像認証
（ 上画像文字を入力）
ルール確認＆失敗対策
画像の URL (任意):
　 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する？」をクリックお願いします。２４時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。　最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

　次へ 　前へ

▲このページのＴＯＰへ　　　　　 ★阿修羅♪ > 戦争b9掲示板

★阿修羅♪　http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。