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シリア情勢(6日) 中東の窓 ハマ近郊の農村で婦女子40人を含む約100人が虐殺される
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/408.html
投稿者 ダイナモ 日時 2012 年 6 月 07 日 12:49:38: mY9T/8MdR98ug
 

6日のシリア関連情勢についてal jazeera net 等より取りまとめたところ次の通りです。
記事にもある通り、また虐殺が起きた様で(今度はハマの近郊の農村)、殺されたものの数は86人とか100人とか報じられていて、政府の方はいつもの通り武装テロリストの仕業としていますが、両者を合わせてみると殺されたものの数や加害者については議論はあるが、虐殺が起きたことは間違いなさそうで、シリアの内戦(と呼んでもよいでしょう)はますます陰惨さの度合いを強めているようです。

・シリアでは6日各地で政府軍の攻撃により、140名が死亡した。
そのうち86名はハマの農村qabira村でバース党民兵の手による虐殺で、多数の児童・婦人が含まれている(数字についてal arabya net は100名で、児童20名、婦人20名を含むとしている)
政府軍はまたラタキア、ホムス、イドリブその他の砲激を再開し、自由シリア軍と衝突した。
またダマスカス郊外の各所で政府軍と反政府軍が激しく衝突した。
ダラアでは自由シリア軍とバース党民兵が衝突した。
http://www.aljazeera.net/news/pages/fe9f82c9-8246-465f-bb7d-90b84664bf20?GoogleStatID=1

・レバノン東部の山岳国境地帯では、シリア軍の銃撃で住民1名が殺されたため、シリア軍と住民との間で激しい銃撃戦があった。
レバノンTVは村落の住民(大部分がスンニ派)がシリアとの密輸に携わっていたとしているが、密輸品の中身は不明
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-06-06-12-09-25.htm

・6日イスタンブールでシリア支援会議が開催されたが、その結果シリアの反対派支援の調整委員会を設立することになった。
会議に出席したクリントン長官は、シリアの移行期間は暫定政権の下で行われるべきで、アサドは総ての権限を放棄しなければならないと語った。また国連憲章第7章下の制裁を支持するとも述べた(この点ロシアと中国が反対しているので、意味のない発言ではある)
なお次回シリア友人会議は7月6日パリで開かれる。
http://www.aljazeera.net/news/pages/548eeee0-cee5-4231-a0c8-1b96f822a7e4?GoogleStatID=1

・ヨルダン軍事法廷の検察官は、シリアでの聖戦に参加しようとした6名のサラフィー主義者を起訴した。
http://www.aljazeera.net/news/pages/a8d5ee74-585e-457a-9dce-0d85c6d6763a?GoogleStatID=1


http://blog.livedoor.jp/abu_mustafa/
 

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コメント
 
01. 2012年6月07日 17:01:38 : wqD7HSBDTU
はっきり言って反政府武装勢力にも責任はある。
ダイナモのように善悪二元論は、戦争を継続させているに過ぎない。

02. 2012年6月07日 17:19:35 : l1NPjWZAfD
とうとうニューズウィークにもシリア情勢の真贋を巡って虚実入り乱れた情報が氾濫している事態を問題視した記事が上がるようになった。



[削除理由]:他のコメント者、投稿者への文句を書いてあるだけの投稿
03. ダイナモ 2012年6月07日 18:26:00 : mY9T/8MdR98ug : EsRpuaMEHE
シリアが現在の状況となった責任はあげてアサド大統領個人にある。

昨年3月に発生した非武装の反体制デモを過剰な武力行使で鎮圧したことが、住民の反アサド感情に火をつける結果となった。ここまで事態がこじれた結果、アサドは統治者としての能力の欠如を世界中に露呈している。

単なる一部のテロリストだけならたとえ外部からの武器の供給があったとしても、15ヶ月以上にも渡って反アサド運動が継続できるはずがない。国民から反アサド派の武装組織への支援があるから現在まで継続できているのだ。

事態はもぐらたたきの様相を呈している。あちらを叩けばこちらに火がつくといった状況である。広範な国民が反アサド派武装組織を支援している以上、アサドは国民の大多数を敵に回してしまったという状況に陥っている。この状況でアサドが取りうる手段はごく限られたものになってしまった。


04. 2012年6月07日 19:36:44 : l1NPjWZAfD
往生際が悪いね、ダイナモさんは。


[削除理由]:他のコメント者、投稿者への文句を書いてあるだけの投稿
05. ダイナモ 2012年6月07日 19:43:20 : mY9T/8MdR98ug : EsRpuaMEHE
>>04

往生際が悪いのはアサドだろ。
まぁ、国外逃亡するか殺されるかのいずれかの道しか残されていないということだ。


06. 2012年6月07日 19:47:49 : l1NPjWZAfD
情けない。こんな捨て台詞しか言えなくなったか。ダイナモはもう駄目だな。

[削除理由]:他のコメント者、投稿者への文句を書いてあるだけの投稿
07. 2012年6月07日 20:54:00 : J6RjlmZRy6

>>05

アサドを支持するわけではないが、ダイナモが米英イスラエルの犬ということが
よく分かった。

往生際が悪いのはダイナモだろ。

米英イスラエルの支配が崩れたら、
ダイナモは国外逃亡するか殺されるかのいずれかの道しか残されていないということだ。


08. 2012年6月07日 21:36:56 : FpAMQVTjlY
>3
単なる願望と情勢分析とは峻別しないとな(笑)
悪いがダイナモに情勢分析能力があるとは到底思えないよ

中東調査会研究員高岡豊氏のシリア情勢分析を頭を冷やして聞いてみるといい
hhttp://www.tbs.co.jp/radio/dc/
『ニュースランキングを視聴する』をクリックして
22:50くらいからだ


09. 2012年6月07日 21:46:11 : wqD7HSBDTU

>15ヶ月以上にも渡って反アサド運動が継続できるはずがない。


その通り。
欧米アラブ産油国がシリア反政府を支援していなかったらこんなに長続きはしなかった。
ダイナモは、意図的に欧米アラブ産油国の存在を見ないようにしている。
現実を見ろ。


10. 2012年6月08日 01:49:00 : sUpHQ8Q75g
>>03
> 単なる一部のテロリストだけならたとえ外部からの武器の供給があったとしても、15ヶ月以上にも渡って反アサド運動が継続できるはずがない。国民から反アサド派の武装組織への支援があるから現在まで継続できているのだ。

阿呆か

外部からの武器の供給を認めた時点でテロリスト認定だろw
外国勢力の手先に何の正義がある?

とにかく国家クラスの組織的なサポート無しに1年半も正規軍と対峙することは不可能

まずは資金
次に武器・弾薬の調達と補給
水・食料の調達と補給
兵士のリクルートと訓練
作戦の立案・検討・承認
移動連絡手段の維持

一般市民が政府官憲の目を誤魔化しながら支援するんじゃ
オウムの在家信者ほどにも役に立たんよw

恣意哀影の使いっぱやってりゃその程度の話は聞いたことあるだろ
嘘を貼り付けるのもいい加減にしろ


11. 2012年6月08日 13:40:47 : iyeSdVDP4I
日本が世界のリーダーたらんとするなら
アメリカだけのいう情報だけを取って判断するのではなく
ロシアや中国にも情報を取り寄せてから判断すべきである。

どちらかの意見に相違があればどちらかが嘘をついていることになり
その場合にはそれを意見表明し、どちらにも組みしないことが賢明である。


12. 2012年6月08日 21:49:32 : eNgjRDN9uo
なぜか削除を食らった>2(依頼を出した香具師の見当はつくが)が指摘していたニューズウィークの記事はちゃんと実在するようだ

http://www.newsweekjapan.jp/magazine/74567.php
>雑誌『ニューズウィーク日本版』のご案内

>息切れ クールジャパン
>2012年6月13日号(6/ 6発売)
>(略)
>シリアの真実はどこにある
>メディア 人権団体やメディアが伝える「アサド=悪」という単純な構図は正しいか
>(以下略)

ただし、内容は確認していない。


13. 2012年6月09日 00:36:25 : xhA8GtjSsI
ダイナモさんの勇気ある投稿に敬意を表します。

なぜか,世界のすべての悪は,「アメリカ」であり,それに刃向かうものは,「善」という出口の見えない現実無視の理論を振りかざす人が多い中で,真実を伝えるよう努力してらっしゃいます。

バッシャール政権の悪行は,アラブの事情通ならば,「捏造」しなくても「明白であり,分かりきったこと」でした。バッシャールの父ハ―フェズが自国の体制を守るために何をしたか?アラブの団結を主張したのにもかかわらず,一貫してイランとの同盟を維持し,湾岸戦争でアメリカと取引をして有志連合に参戦しました。そその恩賞が,レバノンでの権益維持であり,湾岸諸国の資金援助だったのです。今,盛んにバッシャール政権を擁護しようと声をあげている方々は,アメリカ・イスラエルが実は,内心「バッシャールやアサド一族なきバース党政権」を望んでいることを知らないのでしょうか?

それは,シリアの構造にあります。すなわち,5%に満たないアラウィ派(スンニ派からみると異端的思想が濃い。三位一体を唱え,輪廻転生を信じる。)を中心とした世俗少数派政権は,必然的に,アラブ各国で多数派であるスンニ派宗教勢力と利害が対立するのです。

これは,イランも同じです。イランはシーア派であり,非アラブです。イスラエルとしては,潜在的なパートナーなのです。

したがって,イスラエルとしては,さんざん疲弊したあとのバッシャールやアサド一族なきバース党政権との和平が結べれば一番なのです。イスラエルとの同盟関係を結んでいたレバノンのマロン派やシーア派(のち反イスラエルに転じる)を見れば明らかです。イスラエルの軍や政府高官もエジプトの次はシリアとの和平を構想していました。ブッシュ子もアサドと接触を持っていました。

これほどの弾圧にも関わらず,抵抗運動がなくならないのは,シリア民衆の力の賜物なのです。外国勢力の手先だけでは,このような運動はできないのです。


14. 2012年6月09日 00:50:51 : xhA8GtjSsI
13でコメントしたものです。

ダイナモさんを批判されている方々のあまりの勉強不足に呆れます。
すべての悪の原因は,アメリカであり,アメリカに刃向かうものは善という。
シリア政府の報道発表は鵜呑みにするくせに,アメリカやアルジャジーラの報道には
根拠を示せとのたまわる。
まるで,南京事件は,なかった。証拠を示せと言い張る南京事件まぼろし派の言説のようです。

いいですか!いまシリアの虐殺を一番起こっているのは,エジプトを始めとした
アラブ各国の民衆なのです。したがってアラブの報道機関が,シリア政府に批判的なんです。アメリカや欧米各国の報道機関だけではないのです。
アル・ジャジーラの偏向報道を批判されますが,イラク戦争の際,イラクからのレポートを行い,欧米各国から非難されたのはどこの放送局なんでしょうか?

またアラブの春は嘘だというのならば,なぜ親米国家チュニジアやエジプトで革命が成功したのでしょうか?

全然,理屈にあいません。


15. 2012年6月09日 01:05:40 : xhA8GtjSsI
14でコメントしたものですが,以下の文章が間違っていました。
シリアの虐殺を一番起こっているのは(誤り)→
シリアの虐殺を一番怒っているのは(正しい)



16. 2012年6月09日 01:37:12 : sUpHQ8Q75g
>>14
> またアラブの春は嘘だというのならば,なぜ親米国家チュニジアやエジプトで革命が成功したのでしょうか?

一つは統治者グループへの国軍の忠誠心の高さの問題
政権の腐敗があまりにも酷くそれに対し国軍が嫌悪してる場合は
民衆の蜂起などの混乱に乗じて軍が政権打倒へ積極的に動くことさえある
北鮮やこれが怖いから軍の幹部に美味しい思いをさせて忠誠心を養ってるノダ

一つは国軍の規模と警察能力の問題
外国勢力が国軍を凌駕する援助を行えば
バランスが崩れて一気にカタが付く
警察能力が低ければ外国のスパイが容易に工作を行える


> 全然,理屈にあいません。

理屈に合わないように見えるのは
勉強不足かカネが欲しいかのどっちか

前者は悪意のない無知かも知らんが
後者は金銭と引き換えに日本人のミスリードに努める売国奴
つうことでOK?


17. 2012年6月09日 02:48:11 : iyeSdVDP4I
13から16のコメは日本語の解説 そうではなく

日本が世界のリーダーたらんとするなら
アメリカだけのいう情報だけを取って判断するのではなく
・・・ ロシアや中国にも 情報を取り寄せてから判断すべきである。

どちらかの意見に相違があればどちらかが嘘をついていることになり
その場合にはそれを意見表明し、どちらにも組みしないことが賢明である。


18. ももん爺 2012年6月09日 10:52:18 : QnfuyB5RKZq9U : KrLivj8wxk
>03. ダイナモ 2012年6月07日 18:26:00 : mY9T/8MdR98ug : EsRpuaMEHE
>シリアが現在の状況となった責任はあげてアサド大統領個人にある。

ダイナモさんが、このように決め付けられる説明がナーーーイ。

アルジャジーラは、ジャスミン革命と言われ始めてから、ずーっと嘘ばかりを流してることで有名でしょ?  NHKも同じ。  外国の圧力に屈してるからなの。

チュニジア、エジプト、リビアの「民主化??」で、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツなどが中国などの利権を排除して石油利権を手に入れた・・・のです。

これで、しばらくはホルムズ海峡などでの原油の移送ができなくても、アメリカなどは困らなくなったのですよね。

イギリスなどの策動で、資源、民族、宗教などの混在した国家を強制されている中東諸国は、独裁政権で無いと存立できない状況に置かれているため、アサドなどの独裁政権が一部の国民を敵に回して平和を確保是ざるを得ないのであって、アサド個人が悪いとのダイナモさんの見解は論理的な整合性がありません。

その意味で、アサドが外国勢力のテロだと説明することの方が正しいと思いますし、このような殺戮が一年前から常態化していたというのなら、ダイナモさんのコメントに賛成できるのですが、婦女子の殺害というのは今年に入って急に喧伝されることから考えて、クリントンは嘘を言い続けていること考えます。

説明してください。


19. ももん爺 2012年6月09日 11:48:55 : QnfuyB5RKZq9U : KrLivj8wxk
>14. 2012年6月09日 00:50:51 : xhA8GtjSsI
>シリア政府の報道発表は鵜呑みにするくせに,アメリカやアルジャジーラの報道には根拠を示せとのたまわる。

シリア政府の報道を鵜呑みにはできませんが、過去の中東戦争の報道と、戦後の状況が示している事実を見れば、アメリカやアルジャジーラの報道が捏造画面に溢れていることに気付いたのです。

シリアの戦争が長引いているのは、ロシアと中国が国連の安全保障委員会の決議に賛成しないため、イラクの場合のように、国連を無視した形でシリアに介入できないためであって、いまは誤魔化しの国連監視団などの派遣でシリアへの介入理由を捏造する作業を続けている時期だと思っています。
次第に、アメリカがロシア、中国の反対を押し切って戦争を始めるようですね。

違いまっか?  ネット上に沢山の真摯なジャーナリストの記事がありますよ。勉強してください。

ちなみに、私は特別に反アメリカでもないのですが、アメリカ政府は石油を戦略物資として扱い、世界中の石油資源を囲い込もうとしているように推察されます。

殺し合いの種を作り、罪の無い人々を傷つけて平気な人々の存在は信じたくないのですが、事実に目をつぶっていてはいけませんよね?


20. 2012年6月09日 12:43:09 : xhA8GtjSsI
19さんへ

アメリカは,シリアに介入しませんよ。なぜならば,シリアの反政府運動を主導しているのは,多種多様な階層で成り立っていますが,多数派がスンニ派であり,エジプトと同様に,政権を握ることができる勢力というのは,ムスリム同胞団以外にないからです。

したがって,内心は,バッシャール無きシリアが,スンニ派過激主義者に乗っ取られるという危険がある限りは,介入しないのです。
また,シリアの防空体制は,かなり整備されており,相当の犠牲を覚悟しなければならないことも理由です。

イスラエルも同様です。イスラエル政府の右派の中では,PLOとの直接交渉ではなく,アラブ各国との直接交渉によろうという考え方がありました。それは,「パレスチナ人は存在しない。」というイスラエル政府の基本方針に沿った考えでもあります。この方針によると,エジプトの次に和平を結ぶ有力な国がシリアだったのです。なぜならば,ハーフェズを始めとするバース党や軍は,すべてアラウィ―派で固められており,必然的に他のアラブ各国とは利害を異にしていたからでした。
結局,ゴラン高原の問題で譲歩できずに,和平交渉はとん挫しました。
この経緯からみても,イスラエル政府は,バッシャール政府が弱ることには歓迎であっても,スンニ派過激主義政府がじかに国境を接するということは悪夢であり,
完全にその崩壊は望んでいないのです。

したがって,今の状況は,リビアと大きく違い,同床異夢ながら,米欧露中各国がシリアへの不介入という点で一致しているのです。

ただし,エジプトで同胞団のムルシ氏が大統領になれば,変わる可能性があります。エジプト民衆は,シリア民衆に同情的です。ましてやムルシ氏は同胞団の大統領です。同胞団への警戒心を抱く世俗派もシリア政府への強硬策は支持を得るでしょう。

また,ガザのハマス政府が本部をシリアから退去したこともこうした動きと密接に結びついています。なぜならば,ハマスは同胞団パレスチナ支部を母体として決済されました。

そこで考えられるのは,以下のシナリオです。
ムルシ氏がエジプト大統領になれば,アラブ各国はますます対シリア強行策に傾きます。
それに同調するのが,トルコです。

そうなると,イスラエルがまた何かをするかもしれません。すなわち,バッシャール政権が倒れる前に,ゴラン高原やシリア南部を占領するかもしれません。
そして,シリア南部にバッシャール残党に資金援助をして,シリア南部の分裂を図る可能性もあります。これは,レバノン内戦の介入→南部地域のシーア派住民を見方につける→シーア派住民との決裂→親イスラエル武装民兵 南レバノン軍(キリスト教徒やシーア派住民が主体)の成立といった筋書きが想起されます。

一番良いのは,バッシャールやバース党指導部が国外へ亡命するのが,よいのですが,それはありません。バッシャールは間違いなく処刑されるでしょう。


21. 2012年6月09日 12:53:25 : xhA8GtjSsI
20でコメントしたものです。

すみません。アラウィ派住民が多いのは,地中海沿岸のラタキヤやタルトゥスなどの
ヌサイリ山脈沿いつまりシリア東部およびレバノン北部でした。

シリア南部は,間違いではないのですが,適切ではありませんでしたので訂正いたします。


22. ももん爺 2012年6月09日 20:53:56 : QnfuyB5RKZq9U : KrLivj8wxk
>20さん。

いろいろ、勉強なさってるようですね。アメリカが単独で介入する可能性はないとはおもいますが、国連としての動きを模索してると思います。

仰るとおり、同胞団の動きが全体の帰趨を決すると思っています。トルコが国内事情もあってシリアには批判的なようですので、流動的な要素は多く、簡単には見通せないのは事実です。

ただ、アルジャジーラの報道は完全に嘘であると考えるべきでしょう。アサドが少数派のアラウィ派をバックにしている関係で、強権的であるのは致し方ない反面、今までの実績を残せたのには、それなりの国民の支持が背景にあるはずでしょう。


23. 2012年6月09日 22:45:32 : NRvAM7Ti0k
地中海の真珠と言われたシリアがこの惨状、
鬼畜米英と言うのは間違いではない

24. 2012年6月10日 12:22:28 : xhA8GtjSsI
23さんへ

鬼畜米英?!
何を根拠にそんな事を言うんですか?

なんでもかんでも,わるいのは「シナ」のせいにしたがるネット右翼と
同じです。
そして,不勉強さに呆れて物が言えません。

スンニ派イスラムとシーア派イスラムの違い
シリア国内の宗教構成
ハーフェズやバッシャール大統領,そして虐殺の実行部隊「シャビーハ」の構成
ハ―フェズやバッシャールと欧米との関係

こういったことに全然無知であり,
ただシリア=反米という事だけしか知らないのでしょう。
そういう単細胞的能天気な考えでいうと,アメリカの陰謀ということになるのでしょう。

だけれども,現実はそう単純じゃないんです。
日教組が悪いから,憲法が悪いから,教育勅語を復活し,憲法を改正すれば,
日本はたちまちのうちに栄光につつまれるという右翼。

自衛隊は違憲,自衛隊をなくし,非武装中立にして,
近隣諸国とも平和外交を結べば,尖閣の領土問題や竹島の問題,もなくなり,
アジアは平和になるという左翼。

どちらも間違っているんです。

たとえば,アフガニスタン戦争。この戦争でタリバンを倒すため,アメリカが手を結んだのが,イランです。あなたの単細胞的思考だと,反米のイランが大悪魔アメリカと手を結ぶなんて・・・と思考回路が停止してしまうでしょうが,敵の敵は味方であり,国際政治は甘くないのです。
また,湾岸戦争の際のハ―フェズとブッシュ父の取引は,よく知られています。
有志連合側への参戦,レバノンの利権の確保。

あなたのお好きな反米の闘士ムアンマル・ガッザーフィは,イスラム原理主義者の情報を欧米の情報機関に流していました。両国の情報機関は連携していたのです。
また,サルコジとガッザーフィの関係はよく知られています。
ホスニー・ムバラクとガッザーフィは親友同士でした。もし,ガッザーフィが,
真にイスラムを信じ,民衆の見方につくということであれば,ホスニー政権に
反対するはずですが,両国の情報機関は緊密に連携し行動を共にしていたのです。
これが,どこが反欧米の闘士なんですか?

むしろ,リビアの革命が成就しそうになったので,大慌てで介入を行ったということが真実ではないか?と思います。

上に書きましたが,問題はむしろ,アメリカが介入していないこと,なんです。
これは,反政府支援がアルカイダや原理主義者を勇気づけてしまい,イラクの不安定化にもつながるからです。それでおよび腰なんです。
一方的なバッシャール政権の攻撃にやられ放題になっている,ということなんです。

しかし,それでも民衆の抵抗がやまないのです。イラクやヨルダン,エジプトからも同胞を救えとの声が高まり,政府は関与できませんが,密入国という形で武装組織に参加していたりしているのです。



25. 2012年6月10日 21:17:01 : Y2OAjADy0o
二元論は実に滑稽だと思います。
今アサド政権を支えているアラウィ派は
かってはスンニ派などによる虐殺の対象であったわけで
アサド政権になって40年数年
つかの間の安全を手に入れたと思ったら
いつの間にか今度はアラウィ派が弾圧する側に回ってしまった。
そんな事情があるから
アサド政権が崩壊すれば
またアラウィ派が虐殺の悲運に遭うのは確実でしょう。
その事態になった時に
今強行意見を述べている人達はどうするんでしょうね。
殺されて当たり前だと思うのでしょうか。

米国が云々という意見もありますが
シリア人反政府側が
国連決議なんてどうでも良いから
早く米国に軍事介入してくれ
と活動しているグループもあるそうです。
その反政府グループ内でも
民族や宗教の利害が絡んで纏めるのが至難の業らしい。

そんな状況の争いなのに
島国日本人が興奮して
一方に組みするなど滑稽以外何ものでもないと思われます。


26. 2012年6月10日 22:19:29 : DcxDg6lzRM
>>24
>あなたのお好きな反米の闘士ムアンマル・ガッザーフィは,イスラム原理主義者の情報を欧米の情報機関に流していました。両国の情報機関は連携していたのです。
また,サルコジとガッザーフィの関係はよく知られています。
ホスニー・ムバラクとガッザーフィは親友同士でした。もし,ガッザーフィが,
真にイスラムを信じ,民衆の見方につくということであれば,ホスニー政権に
反対するはずですが,両国の情報機関は緊密に連携し行動を共にしていたのです。
これが,どこが反欧米の闘士なんですか?


アンタ馬鹿じゃないの?イスラム原理主義者がどんな連中か知らんのか?勿論、十把一絡げにして全部がそうであるというつもりはないが、大抵は頑迷で超保守的なシャーリア至上主義者が政教分離に慣れた世俗体制を堕落的享楽的と破壊転覆したいと行動している連中であり、そんな狂気の連中を野放しにするわけがないだろう。
ムバラクにしても俺は原理主義を抑えたところだけは認めてるよ。だからこそムスリム同胞団から穏健派が生まれたといえる。
最過激派はエジプトを抜け出し、中央アジアの旧ソ連に属していたイスラム教徒の多い国々に潜伏したり、コソボでアルバニア人のテログループを始動してた。
有名人ではアイマン・ザワヒリなどがそうだ。
反米といったってソ連がアフガンに侵攻した後で欧米はこうした持て余し者の原理主義者たちを放逐したアラブ国家の思惑を利用して彼らを自由の戦士と称讃し、武器を与えてソ連と戦わせた、つまり利用価値があればレッテルを貼りかえればいいんだからなんともご都合主義だということさ。
俺に言わせりゃアンタこそ反米という言葉を勘違いしてる。
そんな綺麗事じゃないし、そんな理解ではこの地域の出来事は理解できないよ。


27. 2012年6月11日 21:20:26 : xhA8GtjSsI
25さんへ

まず事実確認が違います。
アラウィ派は,ハ―フェズ政権以後,権力の座についたのではありません。
フランスの保護領であった時代から,軍人や植民地政府の官僚として用いられて
いたのです。

しかし,後段の件については,賛成です。すなわち,バッシャール政権が倒れれば,アラウィ派やキリスト教徒の虐殺事件が起こりかねません。
なぜならば,バッシャール政権は明らかに,リミットを越えてしまったからです。

ただし,ここからが,25さんと違います。
現状は,ゼロ対100ですが,バッシャール政権は,民衆の信望を失っています。いかにイランが物心両面にわたり支援したからといって,このまま政権が持つとは思えません。したがって,この悲劇的な消耗状態が長く続くと,政権は倒れるでしょう。その時何が起こるか!バッシャールや指導部は,逃げてもアラウィ派民衆やキリスト教徒は,逃げられません。虐殺が起きる危険が大なのです。

いま国際社会が介入すれば,バッシャール無きアラウィ派やバース党政権も力のあるうちに和平を結ぶことができます。そうすれば,虐殺という悲劇は避けられる可能性が多いのではないか?と思うのです。

26さんへ
なるほど,わたしもそう思います。
単純な反米主義者ではないのですね。
ならば,鬼畜米英という表現で,この世のすべてがアメリカのせいだ!
大悪魔アメリカ!粉砕というのは,いかがなものでしょうか?
アメリカやイギリスが介入しないので,ここまでひどくなっているというのが,
私の分析です。


28. 2012年6月12日 14:03:08 : sccEcWFCTo
アメリカやイギリスや、シリアの隣国が介入しなければこのような広い状況にはなっていなかったと思います。
シリアの内戦は、チュニジア、エジプト、リビアなど一連のアラブの春につながる事件と思います。
この「アラブの春」を見て、どの国々が震え上がったのでしょう?
当然「アラブの春の裏側」を知っているはずの金持ちの湾岸諸国ではないでしょう。
彼らは、これからは財政危機に陥っている米英の財布になるのでは?
極東では金持ち国、日本が狙われていますよね。
このことを前提に考えると、カタールの王族が支配するアルジャジーラが真実を報道するとは考えられません。


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