米兵死者２０００人に＝出口戦略加速に懸念も−アフガン
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012060501044

　【ニューデリー時事】アフガニスタンに駐留する国際部隊の死者数を調べている民間ウェブサイト「アイカジュアルティーズ」は５日、米軍兵士の死者数が２００１年のアフガン戦争開始以来、２０００人に達したことを明らかにした。英仏軍などを含む駐留国際部隊全体の死者数は５月に３０００人を突破している。
　米兵の死者数は１０年に４９９人と過去最悪を記録し、１１年には４１８人とやや減少。今年は既に１３６人に達している。今年の死者の約半数は仕掛け爆弾による犠牲者だった。（2012/06/05-23:53）
　

コメント

01. 2012年6月06日 23:15:27 : l1NPjWZAfD アフガンの場合、タリバン政権を倒した北部同盟に属する地方部族の武装解除が進んでいたため、実質的には地下に潜っていたタリバンと米軍NATO軍の誤爆という名の攻撃における一般人の被害が米軍NATO軍に対する復讐という形になってタリバンの支持を増やし米兵の死傷者が減らない傾向が続いている。 アルカイダの�ｂQが無人機のミサイル攻撃によって暗殺されたというニュースも米国民にとっては気休め程度のニュースに過ぎない。 アフガンで米兵たちを攻撃しているのはアルカイダなどという米国にとって使い道のなくなったイスラム原理主義者グループではなく、米国と米兵、NATO軍に憤りを持つ地元の人たちに他ならない。 パキスタンから入ってきたネオ・タリバンと称する連中はむしろアフガンのタリバンにとっては余所者である。 イラクのように敵と味方がぐちゃぐちゃになって宗派、民族が対峙しあう内戦状態でないぶんアフガンのほうが米国にとって撤退が決まっているにせよ、実質敗北の現実を払拭できずにいる。 ありていにいえば米国にとって敗走を撤退という多少前向きなイメージに持ち直して逃げたい格好まで立て直すこともできない。 これがイラクの混沌ならサジを投げても(イラクをぐちゃぐちゃにしてしまった最大の原因は勿論米国)少しは言い訳も立つが、アフガンの場合米軍、NATO軍が退けばタリバンが復権するのは目に見えているため、なんとか傀儡のカルザイ政権の存続が形だけでも存続できないかタリバンとの駆け引きが続けられているわけだが、その間にでも米兵の死傷者は増え続ける。 米国に残された時間は少ない。敗北を受け入れほうほうの態で逃げ帰るしか残された選択はない。

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