http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/392.html
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国連人権理事会UN Human Rights Council (47カ国)は2012年6月1日、国連欧州本部でシリア情勢に関する特別会合を開き、100人を超す犠牲者を出したシリア西部ホウラでの虐殺 the killings in Houlaを「最も強い表現で」非難し、国連による調査を要求する決議を賛成多数で採択した。シリア情勢に関する単独の協議は昨年3月に反政府デモが本格化して以降5度目。デモ弾圧に対する非難決議は6度目。
これまで全ての人権理決議に反対を貫いてきたロシア、中国は今回も反対。人権理の機能不全への懸念も出てきた。国連人権理の決議:賛成41ヶ国、反対3ヶ国:ロシア、中国、キューバ、棄権2ヶ国:ウガンダ、エクアドル、フィリピンは欠席(シリアに居住者:家政婦など が多く居るため:because they have expatriate workers in Syria)。
参照記事
http://backupurl.com/lilc5d
マスコミの報道では、ホウラの虐殺は、BBCの特派員ポール・ウッドの「パターンはこうだ。反体制派の支配地域を政府軍が砲撃し、そこに民兵組織シャビハが入っていって人々を殺す」という経過だったとされている。反政府側のアルカイダの犯行に見せかけるためか、首切りまで行い、証言を得られないように全員を殺害しているが、奇跡的に生き残った少年(11歳、Ali el- Sayed)などもおり、シリア側民兵組織「シャビハ」の犯行という見方になっている。写真の少年は、ホウラHoula の虐殺時、侵入した私服の一団に両親兄弟を殺害されたが、兄弟の血の海の中で死んだふりをして奇跡的に助かった。彼にも銃は発砲されたが偶然弾はそれていた。
虐殺はその後も続き、シリア東部 Deir el-Zourで13人が処刑スタイルで殺害され、6月1日には西部のQusair とcity of Homsの間で、バスに乗った肥料工場に向かっていた労働者13人が殺害された(写真)。この際には略奪もされたと記事にある。シリアは、市民戦争か、国家崩壊に向かっていると警鐘が鳴らされている。
参照記事 参照記事
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2153138/Syria-massacre-Factory-workers-ordered-bus-executed.html
http://www.theprovince.com/news/Houla+Syria+massacre+year+entire+family+killed+survived+playing+dead/6707365/story.html
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ホウラの虐殺で殺された子供たちの映像
(Al-Houla Massacre:大量な子供の遺体が写っていますので閲覧は注意)。
http://www.youtube.com/watch?v=jffUNQw8Fl8
http://blog.livedoor.jp/nappi11/archives/3427732.html
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