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(CNN) オランダ・ハーグのシオラレオネ国際戦犯法廷は30日、シエラレオネ内戦で反政府勢力の残虐行為を支援したとして有罪判決を受けた隣国リベリアのテーラー元大統領に、禁錮50年の量刑を言い渡した。
テーラー被告は4月、殺人や強姦、15歳未満の子どもの徴兵、武器購入のためのダイヤモンド採掘などで、シエラレオネの反政府勢力「革命統一戦線(RUF)」を支援したとして有罪判決を受けていた。国家元首経験者が国際法廷で戦争犯罪により有罪判決を受けるのは、第2次世界大戦以降ではテーラー被告が初めてだ。
またテーラー被告は、「ブラッド・ダイヤモンド」の名で知られる反政府勢力が採掘したダイヤモンドを受け取る代わりに武器を供給し、内戦を激化させるとともに私腹を肥やしたことでも有罪となった。
検察は禁錮80年を求刑していたが、テーラー被告が残虐行為を直接指示したことが証明されてなかったため「長すぎる」として退けられた。
国際犯罪法に死刑はない。テーラー被告は控訴する方針だが、刑が確定すれば英国の刑務所で服役する見通しだ。
裁判長は量刑を言い渡すにあたって、テーラー被告が関与した残虐行為について触れた。その中には、切断された人間の頭の入った袋を運ばされた女性(自分の子どもの頭部だったことが後で判明)の証言や、年老いた女性を強姦するように命じられたが拒否したために罰として胸にRUFの文字を刻まれた少年兵の証言があった。
http://www.cnn.co.jp/world/30006789.html
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