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カブール(CNN) アフガニスタン北部タハール州で23日、女子校の教室に強い異臭が立ち込めて生徒らが吐き気やめまいを訴え、生徒122人と教員3人が病院に運ばれた。当局は教室に毒物がまかれたとみて調べている。
州当局などによると、病院に運ばれたのは15〜18歳の女子生徒。このうち40人はめまいや吐き気、頭痛などの症状を訴え、中には意識不明の人もいる模様で、現在も治療が続けられている。被害者から採取した血液は首都カブールに送られ、使われた毒物の種類を調べているという。
病院によると、生徒たちは全体としてはそれほど重い症状が出ているわけではないという。しかし精神的ショックを受けている生徒が多いことから、容体の変化を見守る方針。
タハール州警察の広報は、テロリストや反政府武装勢力のタリバーンが女子生徒を脅して学校に行かせないためにこうした犯行を行っていると指摘。「われわれはアフガニスタンの民主化を遂行し、女子に教育を受けさせたいと願っているが、政府の敵はそれを望んでいない」と非難した。
同国ではここ数年、女子生徒を狙った毒物事件が相次いでいる。4月にはタハール州の学校で、井戸水を飲んだ女子生徒など170人が病院に運ばれた。地元当局は、女子教育に反対する何者かが井戸に毒物を入れたとみている。
アフガニスタンはタリバーン政権下の1996〜2001年の間、女性の多くが学校に通うことを許されていなかった。01年のタリバーン政権崩壊後も、学校に通わせてもらえなかったり家庭内暴力の被害に遭う女性が後を絶たないと伝えられている。
http://www.cnn.co.jp/world/30006701.html
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