http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/305.html
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イスラエルが4隻目の独製ドルフィン級潜水艦を引き渡されたことは先日ご報告しましたが、4日付の y net news は地域の諸国はこのイスラエル潜水艦隊に対抗する手段を有しておらず、イスラエルの潜水艦隊は中東地域の平和を守る最善の保障となろうと論じています。
記事の背景には、イスラエル当局の情宣的意図も見隠れしますが、この種の戦略的な記事の少ない我が国にとって、興味ある記事と思われるので、要点のみ次の通り。
イスラエルは4隻に次ぎ5隻、6隻目のドルフィン級潜水艦を独から入手することになっているが(最初の2隻は無償供与で、3隻目は半額は独政府負担で、残りの3隻は費用の3分の1を独政府が負担する)、中東地域の他の国はこれらの潜水艦に対抗する手段を有さない。
エジプト政府はかって同じドルフィン級に関心を有していたが、その後交渉は全く進展していない。イランの潜水艦は老朽化しつつある。
イスラエルはさらに新型潜水艦を購入し、10隻体制にすることを考えている、この艦隊はイスラエルの抑止戦力として数十年も優位を保つであろう。
イスラエル海軍は沿岸警備隊から抑止戦略へと大きく変貌を遂げ、世界の至る所、特に中東においては敵は少なくとも近い将来これに対抗する手段を有さない。
イランの潜水艦は老朽化しているが、イランとしては対抗手段を有することを示すために、最近潜水艦及び海軍艦艇を地中海に派遣したのである。
イランとしてはミサイルで攻撃することも可能だが、その場合には必ず報復があることも知っていて、仮にイスラエルを破壊できたとしても生存した潜水艦がイランを滅ぼすことも十分知っている。
すでに国際メディアはイスラエル潜水艦がペルシャ湾近辺で活動していると報じているが、これこそが抑止力である。確かに潜水艦は戦争の武器であるが同時に地中海、中東で平和を守る需要な役割を演じている。
潜水艦隊を有するイスラエルはこの地域の平和の守護神である。
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4224575,00.html
http://blog.livedoor.jp/abu_mustafa/
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