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(回答先: 初のICBM級を実験=対中抑止強化、ミサイル先進国入り−インド 時事通信 投稿者 ダイナモ 日時 2012 年 4 月 19 日 12:57:28)
数日前には祭りの如く「破片が落下したら危険」「迎撃ミサイルを!」と危険を過剰なまでに煽りたてたこの国の地デジ等マスコミは、今回何故か大人しい。
同じ核開発に繋がるミサイル実験への「2重規範」は、何を意味するのか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここから)
インド 新型弾道ミサイル実験
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120419/k10014562101000.html
4月19日 18時54分
軍備の近代化を進めているインドは、19日、中国の全土を射程に収める新型の弾道ミサイルの発射実験に成功しました。
インド政府は、開発は防衛を目的としたもので、先制攻撃は行わないとしていて、数年以内に配備したい考えです。
インド国防省は、日本時間の19日正午前、東部のベンガル湾にある島からインド洋南部に向けて新型の弾道ミサイル「アグニ5」の発射実験を行いました。
国防省の幹部は、ミサイルは目標地点に着弾し、実験は成功したと述べました。
射程が5000キロを超える「アグニ5」は、インドで初めてのICBM=大陸間弾道ミサイルと位置付けられていて、実際に配備されれば中国の全土を含むアジアのほぼ全域を射程に収めることになります。
今回の実験成功を受けて、インドのシン首相は「安全保障の信頼性を高める画期的な成果だ」という談話を発表しました。
また、インドのメディアも「インドがミサイル大国の仲間入りを果たした」などと大きく伝えています。
インドは、国防予算が前の年度と比べて17%を超える大幅な伸びを示すなど、高い経済成長を背景に軍備の近代化を急速に進めています。
インド政府は、「アグニ5」の開発は防衛を目的としたもので、先制攻撃は行わないとしていて、今後、実験を積み重ねたうえで数年以内に配備したい考えです。
インドは、中国と貿易を増やすなど経済的なつながりを強めていますが、同時により遠くまで届く弾道ミサイルの開発を進めることで抑止力を高めようとしています。
中国は抑制的な対応
インドの弾道ミサイル発射実験について、中国外務省の劉為民報道官は、19日の定例会見で「アジアの国々は地域の平和と安定のために積極的な貢献をすべきだ」と述べ、間接的にインドをけん制しました。
その一方で、中国の安全保障への影響については言及せず、「中国とインドは共に新興国であり、ライバルではなく、協力のパートナーだ」と述べ、経済を中心とする協力関係の推進を強調しました。
中国政府としては、同じ新興国として、国際社会での発言力強化のためインドと協調する必要性も増えてきていることに加え、長年の懸案である国境画定交渉を進めていくためにも抑制的な対応にとどめたものとみられます。
軍備近代化急ぐインド
アジアでは、中国が急速な軍備の拡張を続け、軍事的にも存在感を強めていることを受けて、インドも軍備の近代化を急いでいます。
インドの空軍は、フランスから126機の最新鋭の戦闘機を購入することを決めたほか、ロシアとは共同でレーダーで探知されにくいステルス戦闘機を開発しています。
去年は、アメリカからC130輸送機を初めて購入し、有事の際、迅速に部隊を展開させる能力を向上させました。
また、海軍は、ことしロシアから原子力潜水艦1隻を借り受けたほか、南部の港では国産の空母1隻を建造しており、将来は3隻の空母の保有を計画しています。
中東からアジアへの原油の輸送ルートに当たるインド洋周辺を巡っては、中国が影響力の拡大を図っており、インドには軍備の近代化を進めて中国をけん制するねらいがあるものとみられています。
インド初のICBM「アグニ5」
「アグニ」は、ヒンディー語で「炎」を意味します。
インドは1980年代から弾道ミサイルの開発を進めてきたといわれ、これまでに射程がおよそ700キロの「アグニ1」や2000キロ以上の「アグニ2」、それに射程が3000キロ以上ある「アグニ3」が実戦配備されています。
今回発射された「アグニ5」は、開発が続く「アグニ4」の改良型に当たります。
全長およそ20メートルの3段式で、固形燃料を使い、アジアのほぼ全域やロシアやヨーロッパの一部にも届くとみられています。
インドは、NPT=核拡散防止条約に加盟しないまま2度の核実験を行った事実上の核保有国です。
インド国防省は、「アグニ5」に核弾頭を搭載することが可能だとしていますが、実際にミサイルに搭載できる大きさに核弾頭を小型化する技術をインドが獲得したのかどうかは確認されていません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここまで)
少なくとも、あの「迎撃祭り」では利益を得た者が居たであろう事は考えれば解る。
■インドがまもなく弾道ミサイル発射実験、中国全土が射程内--(サーチナ)
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/238.html
投稿者 ミスター第二分類 日時 2012 年 4 月 18 日 17:15:23: syFUAx3Wc1pTw
■「衛星」打ち上げ問題]ちぐはぐな政府の対応[高額な兵器をリアルな環境で試したい?]
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/180.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2012 年 4 月 07 日 09:53:23: N0qgFY7SzZrIQ
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