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(CNN) シリアの反体制派は18日、首都ダマスカス近くのアルビーン市を国連派遣の平和維持活動(PKO)先遣隊が視察した際、治安部隊がデモ隊に発砲したと述べた。
デモ隊が先遣隊の到着を歓迎するため同市の市場にあるモスク(イスラム礼拝所)近くに集まった際、発砲を受けたとしている。住民が国連車両を取り囲んだ後に銃声が響き、一斉に逃げ出したり、走り回ったりする模様をとらえた複数のビデオ画像も出回っている。
反体制派組織「地域調整委員会」も、先遣隊が同市を訪れた際、発砲が起きたと報告した。カメラマン1人が負傷したとも述べた。別の反政府派組織も負傷者の発生を報告している。
地域調整委員会によると、シリア全土では18日に治安部隊などによる弾圧が続き、46人が殺害された。中部ホムスで27人、北西部イドリブや南部ダルアで各4人、北西部ハマで3人、ダマスカスで2人などとしている。
シリアではアサド政権による反体制派弾圧が1年以上続いていたが、国連とアラブ連盟の合同特使を務めるアナン前国連事務総長の調停でシリア政府は12日に国際監視団の受け入れと停戦に最近合意。国連安保理の承認を受け、PKO先遣隊30人の一部が最近シリアに到着していた。
ただ、治安部隊によるデモ隊や市民の弾圧は依然報告されている。国連の潘基文(パン・ギムン)・事務総長は19日、安保理に書簡を送り、シリアは調停案に盛り込まれた部隊や重火器類の市街地からの撤収の約束を順守していないと批判した。
http://www.cnn.co.jp/world/30006313.html
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