http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/245.html
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18日のシリア情勢につきal jazeera net 及びal qods al arabi net より取りまとめたところ次の通りです。
相変わらず主として政府軍による停戦違反は続いており、また案の定政府は監視団がヘリや航空機を使用することを拒否し、その人数についても250名以上は不要で、その派遣国も中国、ロシア、インド等の中立国からであるべき(これらが中立国とは詭弁もすごいが)だとして、その活動を殆ど実効性が無いものに抑え込もうとしている模様です。
シリア政府の前からの一貫した政策ですね。
シリアはどちらに向かうのでしょうかね?このままで行けば反政府派に対する武器援助と内戦、またはゲリラ・テロ戦の再開という方向に行くのでしょうか?
それとも死者の平和と言う奴ですかね?
・18日シリア各地で政府軍の銃撃で22名が死亡した。その大部分はホムス、ダラア、イドリブでであった。
政府軍はまた多くの町で攻撃を続け、反対派の逮捕を続けている。
http://www.aljazeera.net/news/pages/14688ebe-9c5b-4b5b-be09-466e2f2d05b6?GoogleStatID=1
・停戦監視団は18日ダマスカス郊外の2か所を訪問した。
18日増員があり7名となり、19日には国連決議で認められている最大規模の30名となることが見込まれている。
http://www.aljazeera.net/news/pages/14688ebe-9c5b-4b5b-be09-466e2f2d05b6?GoogleStatID=1
・シリア外務省は監視団の活動に関する議定書について、先遣隊とシリア政府はその90%に合意したと発表した。(未合意の点が何かについては不明)
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-04-18-14-11-38.htm
・シリア外相は監視団について、250名以上の人員は不要で、派遣国もロシア、中国、ブラジル、インド、南アフリカ等の中立国であるべき(これらの国が中立国とはよく言うよ!!)と表明した。
またレバノン筋によればシリアは既にヘリの使用を拒否した由。
http://www.aljazeera.net/news/pages/11bf4d6a-4c3a-4059-a60a-cc52b3f568cc?GoogleStatID=1
・仏の招きで、14国の外相が19日パリで会合する(14国の国名は不明)
仏外相によれば、シリア政府の国連ミッションの使命妨害と引き続く停戦違反に対処するための方策につき協議するのが目的とのこと(この会合といわゆるシリアの友人会合との関係不明。またロシアと中国が安保理で頑張っていて、シリア政府が頑固に武力制圧を志向している時に、反政府派に対する武器供与・・・これは欧米諸国は反対している・・以外に一体何ができるのか不明)
http://www.aljazeera.net/news/pages/11bf4d6a-4c3a-4059-a60a-cc52b3f568cc?GoogleStatID=1
・イラン製武器・弾薬をシリア向けに輸送していると疑われるバハマ船がトルコの港に入港する。
この船は当初ジブチでイラン製の武器・弾薬をイラン船から積み代え、シリアのタルトゥスに向く予定であったところ、欧米諸国に情報が漏れて、行き先変更をしたとのことで、武器弾薬類はトルコ当局に押収されている由。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-04-18-14-17-46.htm
http://www.aljazeera.net/news/pages/11bf4d6a-4c3a-4059-a60a-cc52b3f568cc?GoogleStatID=1
・西側外交筋及び民間企業によれば、シリア中央銀行は輸入に必要な外貨を稼ぐために外貨準備の金を売却しつつある。売却の場所は不明だが、仏等によれば、シリアの外貨準備は欧米及びアラブ諸国の経済制裁のため半減して、シリア中銀は売れるものなら何でも売りたいと言う状況の由。
http://www.alquds.co.uk/index.asp?fname=latest\data\2012-04-18-17-44-13.htm
http://blog.livedoor.jp/abu_mustafa/
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