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(CNN) 中東バーレーンの人権擁護団体などによると、同国サルマバードの街頭で13日、数千人規模の住民と機動隊が衝突、複数が負傷した。住民は先週の反政府デモに加わり死亡した住民の葬儀に参加していたもので、埋葬の段階になって衝突が起きた。
目撃証言によると、住民は火炎瓶や石を投げ、警察は催涙弾や鳥撃ち用の散弾で応戦したという。葬儀に参列した活動家は機動隊が最初に攻撃したとし、過剰な力の行使と非難している。
バーレーンでは昨年、北アフリカやアラブ諸国に吹き荒れた民衆蜂起デモに触発される形で反政府デモが本格化。イスラム教の多数派であるシーア派住民が少数派スンニ派の統治に反発し、政治改革や権利拡大などを要求している。
バーレーンの人権擁護団体は13日の警察の実力行使について、今月22日の自動車レース、フォーミュラワン(F1)のバーレーン・グランプリ(GP)決勝の開催をにらみ反政府派の排除を狙う措置の一環と主張している。
F1を統括する国際自動車連盟(FIA)は13日、同GPを予定通り実施するとの声明を発表していた。ただ、バーレーンの反政府派団体は政府直結の行事と受け止められているGP開催についての反感が国民の間で強まっていると指摘。
国際人権団体アムネスティ・インターナショナルも声明を出し、グランプリ開催はバーレーンの統治者に同国の深刻な人権状況を不問にする機会を与えることになると主張した。同団体はバーレーンでは表現や集会開催の権利を平和的に行使した活動家が拘束されているとも述べた。
http://www.cnn.co.jp/world/30006250.html
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