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(回答先: 「シリア反体制派も拷問や処刑」、国際人権団体が非難 ロイター 投稿者 ダイナモ 日時 2012 年 3 月 21 日 12:33:27)
(CNN) アサド政権による反体制派弾圧が続くシリア情勢で、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは20日、同国の反体制派側にも拉致や拷問、処刑などの暴力がみられると指摘した。
同団体は反体制派指導者らへの公開書簡で、こうした「違法行為」を示す情報が増えているとして自制を呼び掛けた。
シリアでは政府軍による拷問や集団逮捕、無差別砲撃などが指摘されてきた。しかしヒューマン・ライツ・ウォッチのウィットソン中東局長は、「政権側の暴力をもって反体制側の行為を正当化することはできない」と話している。
同団体によれば、反体制側の抵抗運動は当初おおむね平和的だったが、昨年9月以降、自衛のために武装した離反兵や住民らが治安施設などを攻撃するようになった。政権側の兵士や民兵組織「シャビハ」のメンバー、民間人らが拉致されたり、拷問、処刑されたりするケースが相次いでいる。今年の2月初め、政府軍が各地で大規模攻撃を開始してから、戦闘はさらに激化した。
暴力的行為に出ている集団の多くは反体制派在外代表組織「シリア国民評議会(SNC)」などの指揮系統に属していないとみられるが、同団体は「反体制派指導者にはこうした暴力への非難を表明する責任がある」と主張する。
SNCのあるメンバーはCNNとのインタビューで、政権側の残虐行為に対する反応として「例外的な状況」が生じていると認める一方、こうした暴力は「まったく容認できない」と強調。「われわれはアサド政権より優れていることを世界に示すべき。同じ過ちを繰り返してはならない」と語った。離反兵で組織する「自由シリア軍」の幹部は、「政権側の行為に比べればバケツの中の一滴にすぎない」と話している。
シリア情勢をめぐっては、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が20日、訪問先インドネシアでの記者会見で「容認できない状況となっている。国際社会、特に国連安全保障理事会が団結し、声をひとつにすることを願っている」と述べた。安保理は同日の非公開会合で、アナン前事務総長の調停努力に支持を表明する議長声明案を検討する。
http://www.cnn.co.jp/world/30005983.html
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