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アメリカ・イスラエル:イランが核兵器開発を諦めたという認識で一致 (ROCKWAY EXPRESS ) 
http://www.asyura2.com/12/warb9/msg/117.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 3 月 20 日 01:35:22: igsppGRN/E9PQ
 

アメリカ・イスラエル:イランが核兵器開発を諦めたという認識で一致
http://rockway.blog.shinobi.jp/Entry/709/
2012/03/19  ROCKWAY EXPRESS


◆3月19日

 アメリカとイスラエルの情報機関で収集した情報を分析すれば、結局イランは「核兵器」開発はしていない、という結論が出た、とのことで、これは当然両国の世論にも反映されるであろうし、イラン攻撃の必要性がなくなった状況であることを示している。

 以前から似たような情報はあったのだが、今回これが、アメリカ一のニューヨーク・タイムズ紙上に掲載されたことが重要で、この記事が掲載されることで、アメリカ当局が、イラン攻撃はしない、と暗にほのめかしている、と捉えてよいだろうと考えられる。事情はイスラエルでも同じであり、モサドの情報で、イランには野心が(今のところ)見えない、となれば、すぐさまイランを攻撃する必要性はなくなる。

 結論として、今後の情勢に変化がなければ、イラン攻撃は今の時点ではない、と判断できそうだ。そしてこれは、世界が一歩、よい方向に向かっていることを示していると言えよう。

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●アメリカ・イスラエル:イランが核兵器開発を諦めたという認識で一致
http://www.jpost.com/IranianThreat/News/Article.aspx?id=262275
【3月18日 JPOST.com Staff】

 アメリカとイスラエルの情報機関は、イランが核兵器開発を再開していないという認識でほとんど一致した、とニューヨーク・タイムズ紙が17日報じた。

 この記事によれば、アメリカのトップの高官らの判断では、情報分析を基礎としてなされた結論として、イランは核兵器開発をまだ決定していない、と見ていると報じている。

 イランが核兵器を探求するかもしれないという実存的脅威を見ながら、イスラエルはこのアメリカの判断にほぼ同意している、とアメリカの情報機関員が匿名条件でタイムズ紙に語った。

 「彼らは非常に厳しい質問を浴びせたが、モサドはこのアメリカのイランの核兵器計画に関する見方に不同意というわけではない」と高官は語った、とタイムズ紙は報じた。

 しかしながら、この記事で情報機関員らは、CIAがイラン内で効率よく仕事をすることができないため、アメリカはイランの核計画の完全な内容を把握することに困難を感じていると記している。

 アメリカは捕虜問題で大使館を閉鎖に追い込まれて以来30年間、イラン内での”現地情勢に関してはほとんど分かっていない”。

 アメリカが収集できた情報は、古すぎたり不完全だったりし、イランがやっていないことについての情報が多かった、とタイムズ紙は報じている。

 イラン内にいる工作員のネットワークに支障をきたした2004年の技術的失敗のため、またアメリカに亡命したイラン人科学者の疑わしい証言があったが、その科学者はイランに戻ってから自分はCIAによって拉致されたといい始めたことなどもあって、工作員のリクルートはとりわけ問題が多かった。

 アメリカとイスラエルがイラン関連の情報を共有しているが、アメリカがテロ組織と認定しているイラン人の亡命グループのムハヒディン・ハルク(MEK)からイスラエルが収集した情報を受け取ることにアメリカはあまり乗り気ではない。

 この躊躇する姿勢は、イラク国民議会というイラクのある亡命グループとかかわった経験から出てきたもので、このグループはイラクの武器計画についての誤った情報を提供したのだ。このためにアメリカは2003年イラクへの」侵略を実行したのである。

 アメリカはイラン人高官に対する盗聴をより好んでやっている。これでイランが2003年には核計画を放棄したというアメリカの2005年の評価につながったのである。

 イランはその核計画は民生用だと主張し続けているし、その核計画については国際社会と連携してやる意欲を示しているが、アメリカのオバマ大統領は先週、外交の窓口は閉まりつつある、と警告した。

 アメリカの情報機関員らは、イランの最高指導者であるアヤトラ・アリ・ハメネイ師が核計画を取りやめたという証拠は、”無視するには厳しすぎる”と判断した。記事によれば、この結論はいまだに”生きている”と、という。


 

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コメント
 
01. 2012年3月20日 07:03:28 : IOzibbQO0w

>アメリカの情報機関員らは、イランの最高指導者であるアヤトラ・アリ・ハメネイ師が核計画を取りやめたという証拠は、”無視するには厳しすぎる”と判断

濃縮装置も稼働し、いつでもウラン型は作れるし、

今後、原発が稼働すれば、Pu型も量産可能だから、あまり意味はない

事実なら、イランの核保有を認めたということだろう


02. 2012年3月20日 07:08:31 : IOzibbQO0w

選挙前に、とりあえず景気回復の腰を折りたくないのだろうが

北朝鮮みたいに、すぐボロが出る可能性も高い


03. 2012年3月20日 10:02:44 : AIjQymXvWY
対イラン戦争を始めるための環境がほとんど整っていない、という意味か。
シリア情勢、あるいはアフガン情勢の影響も少なからずありそうだな。

04. 2012年3月20日 10:40:38 : cpdSgh6nGU
アメリカにはイラン・シリアに対する軍事行動を起こす力が、もう無いという推論は当たっていたと言うべきか。 アメリカの経済・財政危機を、戦争によって克服する道は無いということになる。 経済政策の失敗を財政支出の拡大によってカバーすれば、過剰流動性資金があふれ出してバブルを形成し、その破綻と経営困難に陥った金融機関救済の為に益々実需に基かない流動性資金を出すことになる。 元々の原因は不健全な思想による放漫財政にあると言う事だが、不健全な思想というのは、市場原理主義とグローバリズムだろう。 全ては市場の持つ不可思議な力(ゴッヅ・ハンド)によって上手く行くのだから、自由な市場活動を脳害する規制は、人間社会の発展に害をなすと言う思想・主張を指すのは言うまでも無い。 1930年代の大恐慌の反省として構築された投機資本規制が、改革と言うイカサマじみたロジックで廃棄されたことが、今日の悲劇を生み出した。 ガイトナー氏の言う健忘症は、何もウオール街の市場関係者だけのこととは思えない。 30年代の恐慌を克服できたのは戦争だったから、今日の経済的失敗と財政危機も戦争を始めれば克服できると考えるのも間違っている。 せめてソ連が軍事力維持の維持の負担に耐えかねて破綻した時、アメリカもその後を追うことになると考えるべきだった。 イランとの紛争の狙いの一つが原油価格の高騰だったとすれば、今後は原油価格の低落となるだろう。 N.T

05. 2012年3月20日 10:45:23 : 6hyTNEkYB6
だからよう!

何で、アメリカとイスラエルが核を持って良くて、

イランや北朝鮮が持ってはいけないのかということだよ!

イラクの時もそうだが、

結局、攻撃の口実なんだろう!

一番、核を持つべきでない危ない国は、アメリカとイスラエルだろう!


06. 2012年3月20日 16:04:03 : jYCf2ec9iE
05.さま

強く強く賛同いたします!!!

また、日本とアメリカの国民が少しずつ、軍産複合体こそが悪の枢軸だったことに
気が付き始めたのも大きいと思います。
特に日本人は今まで大手マスコミの情報操作に騙されてきましたが、
小沢代議士事件や東電事件を通して「マスコミの嘘」に気が付き始めたと思います。
阿修羅始め、リベラルなブログにはアメリカ軍が閲覧をしている痕跡が残って
います。
在日米軍は日本国民の理解がなければ存在できないので、日本国内の世論を
相当気にしていると思われます。


07. 2012年3月20日 16:51:37 : 6kuobrWeYc
まだ油断は禁物。
体制内でイラン攻撃に批判的なグループによる牽制かもしれない。
孫崎氏によれば、情報グループは政策グループと対立し、たいていは負けるらしいから。

08. 2012年3月20日 19:48:30 : RQpv2rjbfs
原発のある国なら使用済み核燃料を数本、スカッドミサイルに搭載して攻撃すれば、バキュームカーをぶちまけるがごとき強力な嫌がらせが可能である。迎撃されても効果は同じである。

小国が大国に対して譲歩をせまる脅しとして、近い将来使用される可能性がある。世界はかつてなく平和になるかもしれない。

フクシマがもたらしたものだ。誇ってよい。


09. 2012年3月20日 20:48:49 : 8iK2kk3LwY

 アメリカは実際には民主主義ではなく、一部の金持ちの支配する国である。2006年7月のイスラエルのレバノン侵攻にも、アメリカの議会では400対8でイスラエル支持の決議案を通している。

 テキサス州のブッシュ前大統領支持の大学教授は、「人類は増えすぎた。地球上の人類の6割から7割は死ぬべきだ」という演説まで行っていたのだ。大統領を取り巻く閣僚までもが、特定の人種をターゲットにする生物兵器の有効性について、公の場で大真面目に議論するような状況にある。

 こんな発言が、冗談ではなく通用してしまうのがアメリカだ。

 当時のチェイニー副大統領、ラムズフェルド国防長官、ウォルフウィッツ国務副長官などが中心となっている、アメリカ新世紀プロジェクト(PNAC)の文書にも、「特定の遺伝子をターゲットにできる高度な形の生物兵器は、重要な政治的道具になる」と書かれている。

 この背景にあるのは「優生学」である。ナチスのユダヤ人虐殺のプパガンダに使われた過去の学問が、まだ生き残っているのだ。

 だからこそ、イラクに長崎原爆の25万倍という劣化ウラン弾を撒き散らすようなことが平気でできる。

 そして、「我々のような選ばれた人種だけが、少ない人口で、自然の中でリッチに暮らしたい」という’本音’を隠そうともしない。

 今のアメリカの指導者層は、このように非常に精神レベルが低いのだ。


10. 2012年3月21日 04:45:42 : OWpKl6jyAU
全世界(イラクに負けて逃げたくせに何を言ってるんだろう・・・)

11. 2012年3月21日 20:27:21 : VXyecWHd2Q
要するに、アメリカとイスラエルはイランに対して振り上げたこぶしの落としどころをさぐっているのだな。今回は「イランは核開発を諦めてくれた」と言う口上が採用された。つまり、アメリカもイスラエルもイラン相手に戦争できる環境にないということだ。

アメリカもイスラエルも倫理的にも経済的にも落ち目であると、誰の目にもわかってきた。


12. 2012年5月28日 21:09:08 : cUqQ10tEi6
>>05
>だからよう!
何で、アメリカとイスラエルが核を持って良くて、イランや北朝鮮が持ってはいけないのかということだよ!イラクの時もそうだが、結局、攻撃の口実なんだろう!
一番、核を持つべきでない危ない国は、アメリカとイスラエルだろう!

私が答えましょう。アメリカが核を持って良い理由は、核拡散防止条約があるからです。
核拡散防止条約(NPT)は核兵器保有が国際的に認められている常任理事国の5カ国(アメリカ、ロシア(旧ソ連)、イギリス、フランス、中国)だからです。つまり、NPT(核拡散防止条約)は、常任理事国以外の国の核保有は認めないという条約。
元々、第二次世界大戦の戦勝国(アメリカ、ロシア(旧ソ連)、イギリス、フランス、中国)は、世界平和のために作られたのが国連。国連はいいように聞こえますが、英語ではUnited Nations。つまり、ちゃんと訳すと連合国。
核拡散防止条約発足の目的は、常任理事国の核保有国がテロリスト、凶悪国家に核兵器が渡らぬようとした目的。
常任理事国以外にもイスラエル、インド、パキスタン、イラン、北朝鮮が核保有国ですが、この核保有国に報復や制裁を受けるのは核拡散防止条約に関係なく、常任理事国による承認が得られなかった結果。イスラエルは、同盟国なので核保有発覚後も制裁を受けず、それどころか軍事援助を受け続けています。 インドとパキスタンは制裁を受けました。しかしその後の国際情勢の変化で、友好国となり、今は核保有承認。 アメリカが北朝鮮の核保有を認めないのは、テロ支援国家だからです。アメリカは核兵器が、テロリストの手に渡ることを恐れているのです。イランも核開発技術の拡散の懸念があるため、核保有を認めないのです。

核軍縮は進行していますが、全世界の核兵器廃絶は多分無理でしょう。核武装した国は、核兵器を盾に高圧的な態度を出せるので、一方的に言うことを聞かされる関係にする事が可能なので。
5さん分かりましたか?世の中というのはこういうもの。残念ながら・・・。


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