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アメリカ・イスラエル:イランが核兵器開発を諦めたという認識で一致
http://rockway.blog.shinobi.jp/Entry/709/
2012/03/19 ROCKWAY EXPRESS
◆3月19日
アメリカとイスラエルの情報機関で収集した情報を分析すれば、結局イランは「核兵器」開発はしていない、という結論が出た、とのことで、これは当然両国の世論にも反映されるであろうし、イラン攻撃の必要性がなくなった状況であることを示している。
以前から似たような情報はあったのだが、今回これが、アメリカ一のニューヨーク・タイムズ紙上に掲載されたことが重要で、この記事が掲載されることで、アメリカ当局が、イラン攻撃はしない、と暗にほのめかしている、と捉えてよいだろうと考えられる。事情はイスラエルでも同じであり、モサドの情報で、イランには野心が(今のところ)見えない、となれば、すぐさまイランを攻撃する必要性はなくなる。
結論として、今後の情勢に変化がなければ、イラン攻撃は今の時点ではない、と判断できそうだ。そしてこれは、世界が一歩、よい方向に向かっていることを示していると言えよう。
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●アメリカ・イスラエル:イランが核兵器開発を諦めたという認識で一致
http://www.jpost.com/IranianThreat/News/Article.aspx?id=262275
【3月18日 JPOST.com Staff】
アメリカとイスラエルの情報機関は、イランが核兵器開発を再開していないという認識でほとんど一致した、とニューヨーク・タイムズ紙が17日報じた。
この記事によれば、アメリカのトップの高官らの判断では、情報分析を基礎としてなされた結論として、イランは核兵器開発をまだ決定していない、と見ていると報じている。
イランが核兵器を探求するかもしれないという実存的脅威を見ながら、イスラエルはこのアメリカの判断にほぼ同意している、とアメリカの情報機関員が匿名条件でタイムズ紙に語った。
「彼らは非常に厳しい質問を浴びせたが、モサドはこのアメリカのイランの核兵器計画に関する見方に不同意というわけではない」と高官は語った、とタイムズ紙は報じた。
しかしながら、この記事で情報機関員らは、CIAがイラン内で効率よく仕事をすることができないため、アメリカはイランの核計画の完全な内容を把握することに困難を感じていると記している。
アメリカは捕虜問題で大使館を閉鎖に追い込まれて以来30年間、イラン内での”現地情勢に関してはほとんど分かっていない”。
アメリカが収集できた情報は、古すぎたり不完全だったりし、イランがやっていないことについての情報が多かった、とタイムズ紙は報じている。
イラン内にいる工作員のネットワークに支障をきたした2004年の技術的失敗のため、またアメリカに亡命したイラン人科学者の疑わしい証言があったが、その科学者はイランに戻ってから自分はCIAによって拉致されたといい始めたことなどもあって、工作員のリクルートはとりわけ問題が多かった。
アメリカとイスラエルがイラン関連の情報を共有しているが、アメリカがテロ組織と認定しているイラン人の亡命グループのムハヒディン・ハルク(MEK)からイスラエルが収集した情報を受け取ることにアメリカはあまり乗り気ではない。
この躊躇する姿勢は、イラク国民議会というイラクのある亡命グループとかかわった経験から出てきたもので、このグループはイラクの武器計画についての誤った情報を提供したのだ。このためにアメリカは2003年イラクへの」侵略を実行したのである。
アメリカはイラン人高官に対する盗聴をより好んでやっている。これでイランが2003年には核計画を放棄したというアメリカの2005年の評価につながったのである。
イランはその核計画は民生用だと主張し続けているし、その核計画については国際社会と連携してやる意欲を示しているが、アメリカのオバマ大統領は先週、外交の窓口は閉まりつつある、と警告した。
アメリカの情報機関員らは、イランの最高指導者であるアヤトラ・アリ・ハメネイ師が核計画を取りやめたという証拠は、”無視するには厳しすぎる”と判断した。記事によれば、この結論はいまだに”生きている”と、という。
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