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2013-04-13 陽光堂主人の読書日記
北朝鮮のミサイルについて、マスコミが盛んに報道しています。一体いつ発射するのか、待ち望んでいる感じです。どこかで被害が生じれば格好のネタになりますから、期待しながら待っているのでしょう。いつもながら無責任な人たちです。
政府も政府で、PAC3の配備の模様を見せびらかしていますから、やっていることは北朝鮮と同じです。何だか戦争ごっこをやっているようで、丸で真剣味が感じられません。
北朝鮮の一般国民の様子を見ても、事態が切迫しているような様子はなく、のんびりとしています。日米韓は、一体誰と戦っているのでしょうか?
昨日付の「日刊ゲンダイ」に、興味深い記事が掲載されています。
(http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-8504.html)
日朝政府関係者、モンゴルで極秘接触
弾道ミサイルも協議?
日本と北朝鮮の政府関係者がモンゴルで極秘に接触していたことが分かった。拉致問題などについて水面下で協議したものとみられる。12日、テレビ朝日が報じた。
複数の関係者によると、日本側からは拉致対策本部の三谷秀史事務局長が11日までにモンゴル入りし、北朝鮮の外務省関係者と極秘に接触しているという。日朝政府間交渉の再開や、進展の見られない拉致問題などについて話し合いが行われたもようだ。
日朝間の正式交渉は昨年11月にモンゴルで4年ぶりに開催された日朝局長級協議以降行われていない。緊迫する弾道ミサイルの問題についても協議したのだろうか。
拉致対策本部の事務局長が北朝鮮の外務省関係者と接触しているそうで、このタイミングでミサイルの件を協議しないなどということは有り得ません。北朝鮮の本音を訊き出すのは難しいでしょうが、現在交渉中であることは間違いなく、ミサイル発射は凍結されていると見られます。
交渉中なので、関係各国はパフォーマンスに専念しているのでしょう。マスコミに煽られて心配している国民は、コケにされていることになります。
しかし、この北朝鮮との極秘交渉が上手くゆくかどうか、心許ないものがあります。と言うのも、肝心の金正恩の行方が杳として分からなくなっているからです。同じく「日刊ゲンダイ」は、同日付でこう報じています。
(http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-8502.html)
10日以上も行方不明 どこに消えたか金正恩
暗殺、軟禁、国外逃亡…
◆周辺諸国を尻目に国内は平穏ムード
きのう(11日)、金正恩の第1書記就任1周年を祝う中央報告大会が平壌で開かれたが、本人は欠席。公の場にも一切、姿を見せなかった。中距離ミサイルを発射するとの観測が強まる中、実は金正恩の消息はぷっつりと途絶えている。
「北の公式メディアが動静を伝えたのは、今月1日の最高人民会議が最後です。3月には黄海の最前線部隊などを相次いで視察。陸・海軍の大規模上陸訓練を指揮したり、軍事作戦会議を招集し、北の公式メディアに公開するなど、連日のように『軍事指導者』としての姿を盛んにアピールしていました。それなのに丸10日以上も姿をくらますとは、何らかの異変の表れかもしれません」(デイリーNK東京支局長・高英起氏)
父・正日もミサイル発射と前後して、雲隠れするのが常だった。米国の報復を恐れて地下シェルターなどに身を隠していたらしいが、オヤジの代と異なるのは北朝鮮国内のムードまで一変してきたことだ。
「3月5日に朝鮮戦争休戦協定の白紙化を一方的に宣言して以降、金正恩体制は『戦時態勢』『1号先頭勤務体制』などと国民の緊張を煽ってきました。しかし最近は国内メディアも、軍事関連より経済関係のニュースが増加。周辺諸国とは裏腹に、国内のムードは和らいでいます。まるで先月までとは別の国のような雰囲気です」(北朝鮮情勢事情通)
そんな北の「変化」を察してか、韓国の朴槿恵大統領は「北朝鮮と対話する」と周囲に意欲を表明した。そのため、金正恩の消息をめぐって「国内の穏健派に軟禁されたのか」「ミサイル配備は失脚した強硬派の悪あがき」「本人はクーデターを恐れて、国外に逃亡したのでは」「すでに暗殺されていても、おかしくない」と中韓の専門家の間でも諸説が入り乱れ始めている。
「健康不安説も有力です。昨年夏も動静が約1カ月途絶え、糖尿病や腎臓病、あるいは心臓病を患っているとの情報が飛び交った。中国の医師団が平壌に派遣され治療したとも言われた。典型的な“贅沢病”で、幼少期から高カロリーの食事を取っていたのが要因との見方もあります」(アジア外交関係者)
前出の高氏は「15日の金日成生誕101年を祝う祭典に姿を見せなければ、北の体制異変は確定的となる」と言った。果たして金正恩は現れるのか。
肝心の大将が、今月1日以来、雲隠れしているのですから、これでは北朝鮮軍の士気も上がりません。ミサイル発射命令が出されても、上手く撃てるかどうか。
金正恩は未だ30歳で、権力を掌握していないとも言われています。噂されているように米軍のステルス戦闘機F22が領空侵犯して爆音とともに急降下して来たら、縮み上がって逃げ出したとしても不思議ではありません。核爆弾を16個搭載できるステルス爆撃機B2の存在も脅威です。
しかし、いつまでも逃げ回っているいるわけにもゆかず、いずれ出て来ざるを得ません。ここに来て急に米韓が態度を軟化させ、対話する用意があると言い出したのは、本人をおびき出すためと思われます。
下手に動いたら居場所を察知されて爆撃される恐れもありますから、金正恩らは慎重に行動することでしょう。(今でも生きていればの話しですが…) 舞台裏では神経戦が繰り広げられています。
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