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株式日記と経済展望
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二つの超大国にはさまれた韓国はどういう選択をしたのか? 既述のように、
アメリカではなく、中国のいうことをきいてドタキャ ンしたのです。
2013年4月9日 火曜日
◆2013/04/08 【RPE】★北朝鮮問題と●●の裏切り ロシア政治経済ジャーナル No.913
http://archive.mag2.com/0000012950/index.html
鈴置さんは、「朝鮮日報社説 2012年2月11日付」を紹介してい
ます。
<「米国の衰退は韓国に苦渋の選択を迫る。
中国による東アジアの覇権を受け入れ、中国にさらに接近するか、
歴史的な反感にもかかわらず、日本との関係をさらに強化するかの選択だ」
「日本や韓国は核の傘を期待できなくなる。
日韓両国は新たな核の傘を求めるか、自前の核武装を迫られる」 >(19p)
↑
つまり、「アメリカは衰退していくので、たよりにならない」という大前提のもとに、次の選択肢を考えている。
選択肢とは?
1、中国に接近する
2、日本に接近する
3、核武装して自立する
3については、韓国が「核武装」をいいはじめると、「北朝鮮」を非難できなくなるということで、さらなる言及なし。
2の「日本接近」については、
<「日本と手を結ぶ」に関しては、ブレジンスキー氏の「米国の強い支援がない場合、日本が中国に対抗できるかは疑わしい」との意見を引用し、
現実的な選択ではないと示唆した。>(21p)
つまり、「アメリカもダメ」「日本もダメ」。
で、結論は?
そう、結局「中国の属国になるしかないじゃないか?」。
(正確には、韓国が核武装するか、中国の属国になるかだが、鈴置さんは、「韓国は既に中国の属国になる道を選んだ」と見ている。)
↑
さて、これは韓国の最有力紙の「社説」に過ぎません。
では、韓国政府の方針はどうなのでしょうか?
▼韓国は、既にアメリカを捨て、中国を選択した
鈴置さんは、本の中で再三「日韓秘密情報保護協定」ドタキャン事件について触れています。
これはなんでしょうか?
ウィキを見てみましょう。
<日韓秘密情報保護協定(にっかんひみつじょうほうほごきょうてい)は、日本国と大韓民国の間で秘密軍事情報を提供し合う際、第三国への漏洩を防ぐために結ぶ協定。
2012年6月29日に締結される予定であったが、韓国側の都合により締結予定時刻の1時間前になって延期された[1]。>
↑
1時間前にドタキャン・・・。
韓国らしいです。
実はこの協定、アメリカから日韓に「締結するよう」強い圧力がかけられていました。
一方中国は、韓国に、「締結したらひどい目にあわせるからな!」と恫喝していた。
二つの超大国にはさまれた韓国はどういう選択をしたのか?
既述のように、アメリカではなく、中国のいうことをきいてドタキャンしたのです。
その理由がふるってます。
<中国に対しては「ご指示通り軍事協定は断りました」と歓心を買った。
その一方で、米国に対しては、「ご指示の通りに協定を結ぼうとしたのですが、
日本のせいでできません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
従軍慰安婦問題や独島(竹島)問題で日本が強情なため、我が国の左派が反対するのです」
と責任を転嫁した。>(41p)
姑息な・・・。
米中との関係を損なわないよう、日本を「スケープゴート」に使ったのです。
そして、日本に対しては。
<協定署名をドタキャンされて驚く日本に対しては、「慰安婦で韓国の要求を受け入れず、
軍事大国化を狙うお前が悪い」と居直った。>(41p)
確かにこの時、韓国はアメリカではなく中国の指示に従いました。
しかし、この後、決定的な事件が起こります。
<協定署名を巡るドタバタ騒ぎの直後、韓国各紙に
「中国と韓国の軍当局が事実上の物品役務相互提供協定(ACSA)締結を目指して交渉中。結べば米国に続き2番目」(7月3日付)
というニュースが小さく報じられた。
「日本とのバランスをとるために中国にも申し込んでいる」(朝鮮日報5月21日付)
と韓国政府が説明していた
軍事協定だ。>(42p)
~~~~~~~~~~~~~~~
つまり、韓国は、アメリカ仲介による日本との軍事協定を断り、
一方で中国との軍事協定交渉はつづけていたのです。
韓国の、アメリカ、日本軽視、中国重視はこればかりではありません。
<FTA(自由貿易協定)交渉でも、韓国は日本より中国を優先した。
排他的経済水域(EEZ)に関する国際交渉でも、韓国は中国に追従し、
日本や米国と対立するようになった。(中略)
もう、韓国は少し前までの韓国ではない。>(42p)
メルマガではこれ以上詳述できませんが、興味のある方は、
●中国に立ち向かう日本、つき従う韓国
(詳細は→ http://tinyurl.com/d3zzj88 )
をご一読ください。
中国と韓国の現状がとてもよくわかる名著です。
(私のコメント)
朝鮮半島情勢は、北朝鮮が連日恫喝していますが誰もまともに聞いていない。アメリカ軍はB52からB2やF22やイージス艦など最新兵器の展示場のようになっていますが、金正恩はどうするのだろうか? 金正恩はアメリカも韓国も動かない事をよく知っているから、言いたい放題のことを言っていますが、中国ですら北朝鮮をも見放している。しかし崩壊したら困るから北朝鮮を生かさず殺さずでいる。
核兵器も超距離ミサイルも持ったところで恫喝以外には使い様がないのですが、北朝鮮は核があればアメリカは攻め込まないと計算しているのだろう。イラクには何もないのに攻め込んで北朝鮮は核やミサイル実験し放題なのにアメリカは攻めない。イラクには石油があるが北朝鮮には何もないから攻めないのでしょう。
実際にはアメリカは、財政上の理由でこれ以上の戦争は出来ないから北朝鮮を放置しているのですが、北朝鮮は長距離ミサイルや核実験などで放置できない状況にまで来ている。中国が動いてくれればいいのですが、北朝鮮は中国にとって一の子分だから、困ったと思いながらも制裁も出来ない。国境には軍を配置していますが難民がなだれ込まない為であり、介入まではしないだろう。
中国やアメリカにとっては現状が一番いいのであり、ミサイル時代には朝鮮半島の戦略的価値はあまりない。だから誰も手を出さないのですが、中国は韓国を取り込んでしまえば戦わずして朝鮮半島は中国の手に入る。だから中国は韓国に様々な恫喝を加えつつ、経済的互恵関係を強化していますが、経済的にも外交的にも韓国は中国の言いなりになっている。
アメリカから見れば韓国の動きは裏切り行為ですが、北朝鮮は韓国が中国の手に落ちれば自動的に北朝鮮による韓国併合の道筋が読めてくる。中国や北朝鮮は韓国の近代工業が手に入るのだから、韓国の中国への寝返りは中国の外交戦略の勝利だろう。アメリカは今でも軍事的には韓国を指揮下に置いていますが、韓国はアメリカの衰退を見越して中国に寝返った。
アメリカにしてみれば、韓国人を国連事務総長にしてあげたり、韓国系アメリカ人を要職につけたりと優遇してきた。昔なら朝鮮半島は中国やロシアや日本に囲まれた要衝だったのですが、北朝鮮が暴れても韓国が中国に寝返ってもアメリカが放置しているのは、地政学的にはどうでもいい地域だからだ。
中国の経済的軍事的台頭とアメリカの衰退は、東アジアの軍事バランスに変化をもたらしていますが、10年後を考えれば韓国が中国に寝返るのは当然とも言えますが、アメリカは防衛ラインを第一列島線からグアムまで引き下げる。中国の中距離ミサイルの脅威があるからですが、日本はMDで対抗する構えを見せている。
北朝鮮への脅威に対してイージス艦やPAC3を配備していますが、これは中国のミサイルの脅威にも応用できるものだ。しかし今のところのMDシステムは気休めに過ぎず中国や北朝鮮のミサイル攻撃に対抗できるようなものではない。一番手っ取り早いのは日本も核武装する事ですが、今のところ難しい。しかしいずれ容認せざるを得ない状況になれば日本も核武装せよと言ってくるだろう。
韓国も自前で核武装する事で北朝鮮や中国に対抗すると言う事は考えにくい。韓国に反日は中国の反日に呼応したものであり、韓国人の世論調査でも「調査結果によると韓国人が最も嫌っている国は日本で、その割合は44.1%だった。」と言う記事もあります。4位にアメリカも入ってますが、韓国人の反日感情は中国への迎合によるものだろう。2000年に及ぶ中国の属国意識は韓国人のDNAになってしまっている。
◆韓国人は日本が大嫌い、好きな国は米国―米世論調査会社 2012年8月10日 レコードチャイナ
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=63644
2012年8月9日、米世論調査会社・ギャラップ(Gallup)はこのほど、韓国人が好きな国と嫌いな国の調査結果を発表した。国際オンラインが伝えた。
調査は7月14日〜29日までに、1500人の韓国人成人を対象に行われた。調査結果によると韓国人が最も嫌っている国は日本で、その割合は44.1%だった。2002年に行われた同様の調査では33.4%だったため、10年で10%以上増加したことになる。さらに、嫌いな国2位の中国は19.1%で、日本は韓国人が圧倒的に嫌いな国ということも分かった。とはいえ、中国は2002年の調査時は4.6%だったため、ここ10年で中国を嫌いな韓国人は日本以上の増加を見せている。
一方、好きな国のトップは21.5%で米国が選ばれたが、米国は嫌いな国の4位にも選ばれている。同調査会社はこの結果に対し、韓国と米国はここ10年関係を回復しており、その影響で米国を好きな人が増えた。一方日本とは領土問題や慰安婦問題など、大きなわだかまりが存在しているために、韓国人の日本に対するイメージが悪化したと指摘している。さらに同調査会社は、仮に日本で同様の調査をすると、同じように日本人は最も韓国を嫌っているという結果になるだろうと話した。(翻訳・編集/内山)
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